4歳ぱんだ組2020年度6月のまとめ

健康

自粛解除が進み、徐々に出席人数が増える。自粛のストレスもあるのかと感じることもあるが、皆体調的には良好。汗ばむ陽気になり、水分も自分で「のどかわいたー」と飲みに行く。間隔があく子には声を掛け、十分に水分補給している。汗を掻いたり、よごれたりした時には、自ら「きがえる!」と言いにくる子もいる。手洗いや歯磨きは遊びモードになりがちなので、清潔にする理由を考え、話し合いながら見守り、見落とし箇所などは声を掛ける。気温、湿度を調節して清潔に心地よく過ごせるようにすると共に、暑さ対策をしっかりして戸外遊びも楽しみたい。また、疲れを残さない、午後の過ごし方も工夫する。

人間関係

人数が増えると、楽しい反面、主張し合うことももだんだん強くなる。いまだ手が出ることもあるが、互いの気持ちを知り、譲れない気持ち、でも、自分の悪い所もわかっていて譲歩してみたりと、良い喧嘩をしていることがある。そんな時が育ちの時と思い大切な時間を保育士も一緒に感じ、ゆっくり見守っていこうと思う。

環境

好きな遊び、得意な事を存分に個々の力を発揮できるよう、戸外に出る時には虫取りセットや、のんびり遊ぶミニ写生の準備をして行った。それぞれの遊びを、自分たちで満足いくやり方で交替しながら遊ぶ姿が頼もしい。梅雨に入り、室内では、ルールのある遊びやわらべ歌遊びを興味を持った子から一緒に遊び、面白さがわかると友だちが加わり、みんなで守り合って楽しめた。少しずつルールが変わっていったり、新しいゲームを用意し、一緒に楽しんでいきたい。

言葉

久しぶりに会う友達とのやり取りが楽しみだったようで、登園するとすぐにおしゃべりの花が咲き、嬉しそうだ。遊び、生活の中で、友だちの気持ちを推し量ったり、言葉を探し困っている子の代弁するような姿もある。喧嘩もあり、言い分を主張したり、保育士の介入なく仲直りをする運びとなる時もあり、子どもだけのやり取りを時間を取って見守っている。また、どんな時も、自分の気持ちをためらわずに言い出せる雰囲気づくりに気をつけ子どもを見ていく。

表現

身近な道具や材料・廃材を使って何かを作ることが楽しいようで、無言で一点に瞳を凝らし、はさみを使った製作では、おぼつかない手つきながらも、意欲的に取り組んでいるので近くで見守り、手の動かし方がうまくいかないと訴えてくる時にはコツを知らせている。自分の作品に見入る姿が次への挑戦意欲をかきたてているようだ。身体表現では音楽に合わせた動き、ゲームで雨天時などでも数人ずつ集い、自由でリラックスした雰囲気で楽しんでいる。

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