5歳ひまわり組2025年度7月のまとめ

健康

暑さが厳しくなるが、そのことを認識して過ごしている。時には遊びに夢中になり、汗をかいたら着替える、こまめに水分をとるといった事を忘れがちなので、遊びの妨げにならないように声を掛ける。身体や衣類を清潔にしたり、水分補給の大切さを引き続き伝えたりしていく。
水遊びでは、ダイナミックに水を掛け合ったり、玩具を使ってじっくり遊んだりする。職員間で役割を確認し、危険の無いようしっかりと見守っていく。活動と休息のバランスを取りながら健康に過ごせるようにしていく。

人間関係

日野まつりのお店屋さんでは、初めのうちは緊張や戸惑いの姿があったものの、目線に合わせて身をかがめながら優しく声を掛けたり、ゲームの遊び方を分かりやすい言葉で伝えたりして、相手に応じた対応ができるようになる。普段の生活や遊びの中でも、年下児を気遣ったり世話をしたりする姿が増えてきている。関わりの中で育まれる年長児としての意識やそこから繋がる自信を高めていけるよう援助していく。

環境

キアゲハの幼虫やセミなど、夏の昆虫に興味を示す。元気のない昆虫を見つけると「かわいそう」「逃がしてあげなきゃ」「飛べるかな?」と小さな虫の命を真剣に考える姿が見られる。自然について考える機会を作り、命について触れる。
観察した昆虫や好きなキャラクターの図鑑を作る。図鑑を完成させるために、ひらがな表を見て文字を書こうとする姿も多くなる。興味を示す瞬間や発見を見逃さず、深めていく。

言葉

ごっこ遊びの中で自分が経験したことを表現したり、休日の出来事を言葉で友達や保育者に伝えたりしようとする。話したい気持ちが強く友達の話が十分に聞けないことがあるので、相手の話にも耳を傾ける大切さを知らせていく。物語の音源を流したり、長い物語を読んだりして耳を傾けて、話を聞く習慣が身につくようにしていく。

表現

日野まつりの太鼓では、音楽に合わせて表現する楽しさや、友達と息を合わせて打つ心地よさを感じることができる。友達と一緒に表現する楽しさをさらに味わえるよう、運動会ごっこの遊戯に繋げていく。
絵具や食紅を使った活動を取り入れる。友達と話をしたり、じっくり考えたりしてイメージした物を形にする。筆やスポイトで色が混ざる変化に夢中になり、絵の具ならではの楽しさや不思議を味わうことができた。さまざまな遊びに展開していき、創造力や感性を育んでいく。

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