健康
熱中症警戒アラート発令に伴い室内で過ごす事が多くなるが、室内でサーキット遊びやダンスをして体を動かす事を楽しむ。涼しい室内で過ごす事もあり、水分補給を忘れやすいのでこまめに声掛けをしていき、熱中症対策をしていく。連日の暑さにより、食事量が低下している子がいる。感染症が流行っているので、体調の変化に気が付けるように様子を見ていく。活動と休息のバランスを取りながら健康に過ごす。
人間関係
自分の好きな事や得意な事が明確になり、周りの友達が認めたり褒めたり教え合ったりする姿が多く見られるようになり、自信に繋がっている。友達が困っていたり、分からなくなったりしていると自発的に声を掛けて手伝う姿が見られる。また、遊んでいる中での思い違いや些細な衝突によるトラブルがある。子ども同士で一旦は、解決するが納得していない表情や態度で気持ちを表現する子がいる。話し合っている様子を見守り、双方の気持ちを汲みとりながら必要に応じて仲立ちをしていく。
環境
夏野菜の栽培では、毎日水やりや観察などして違いや変化に気が付く。ゴーヤーの葉を触ったり鼻を近づけたりして、匂いを嗅いでみる。「くさい」「ゴーヤーの匂いがする」など、保育者や友達に知らせる。又、他クラスの夏野菜にも興味を示し、それぞれの特徴や違いなど発見する。ゴーヤーを収穫し、給食に出ると「自分達で育てた、採った」という気持ちから野菜が苦手な子も食べる姿が見られた。緑ゴーヤーと黄ゴーヤーの食べ比べをし、苦みの違いを知り新たな発見をする。子どもたちの食への興味を大切にして、今後も栽培活動を行っていく。
言葉
友達との話の中で、以前自分が経験したことをもとに話を進めたり、家庭での出来事を様々な言葉で説明しながら友達や保育者に一生懸命に伝えたりしようとする。話したい気持ちが強く友達の話が十分に聞けないこともあるので、相手の話にも耳を傾ける大切さを知らせていく。友達や保育者、家族に手紙を書いたり、長い物語をじっくりと読んだりする。一人一人の興味に合わせて、文字への興味が深まるようにしていく。物語のCDを流し、耳を傾け話を聞く習慣が身につくようにしていく。
表現
数人の集団で、レゴやラキューを使い、「おうち」や「駅」など興味のあるものを作り、ごっこ遊びをする。レゴの人形だけではなく、自分達で想像しながら人間や生き物、もの作りをして、名前を付けたり、進化させたりしながら、友達とのやりとりを楽しむ。「夏祭りと言えば」をテーマにして子ども達と話し合い、上った物を廃材や絵の具、クレヨン等で表現をし作っていく。
はじき絵やひっかき絵で花火を表現し好きなようにクレヨンやひっかきで花火を描き保育室に飾られ、他クラスの職員や子どもに「きれいだね」「花火だ」と言われると嬉しそうに笑顔を見せる。ペットボトルの蓋とカラーポリ袋を使い、金魚を作る。カラーポリ袋をねじってテープで止めると作業は難しい子もいたが、協力しながら作り上げる。引き続き、色々な表現方法を使いながら制作を楽しめるようにしていく。