5歳ひまわり組2022年度6月のまとめ

健康

歯科健診や内科健診を通して、自分の身体に興味をもつようになる。歯科健診では、歯科衛生士が歯の模型を使っての歯磨きの仕方や紙芝居で歯の大切さについて話しをすると関心を持って聞く。赤染体験では、鏡を見て確認をしながら歯磨きの仕方を知る。戸外では、こおり鬼やのぼり棒などで意欲的に身体を動かして遊ぶ。休息や水分を摂る時間を作り、汗をかいたり衣服が汚れたりした後は、着替えやシャワーをして心地良く過ごせるようにする。

人間関係

遊びや生活の中で、強い言葉が出ることがあるが、困った場面で声を掛け合ったり助け合ったりする姿が多く見られるようになる。子どもたちの様子を見守りながら、必要なときはお互いの気持ちに寄り添い、相手を思いやる気持ちを育んでいけるよう援助していく。じゃがいも掘りや七夕を通して、地域の方との交流をもつ。緊張した様子も見られたが、元気に挨拶をする。さまざまな人との触れ合いを楽しみ、親しみを感じながら関わる体験をもてるようにする。

環境

じゃがいも掘りの参加、茄子の収穫の喜びから栽培している夏野菜や花への関心や世話への意欲が膨らみ、水やりや観察を積極的に行うようになる。虫がついていたり、枯れていたりするのは何故かを自分で調べたり、気付いたことを皆に知らせたり、新たな発見や気付きにつなげる。子どもの興味や関心を引き出すことができるように工夫していく。

言葉

友達との関わりが深まる中で、言葉で相手に気持ちを伝えるが、思い違いをしてうまく伝わらないことがあるが、仲立ちする友達の言葉で解決することがある。自分の思いを伝えられているか、必要に応じた援助を行っていく。しりとりや長めの絵本を、じっくり声を出して読む姿が見られる。絵本や物語に親しみ、言葉遊びなどをしたりしていろいろな言葉に親しむ機会を作っていく。

表現

じゃがいも掘りの思い出画を描く。葉や実の大きさや、土の中のじゃがいもを思い出しながら描く。友達と見せ合い、会話をして楽しみながら伸び伸びと描き進めていく。地域の七夕飾りでは、花紙や折り紙で切り紙を作る。紙質や大きさによって折にくさや切りにくさを感じるが、繰り返し折っていくことで力加減や、ハサミの動かし方が分かり、自分で考えて指先を動かしていく。地域の七夕飾りを見に行くと、自分たちの作品が飾られていた事を喜び感じる。さまざまな素材に関わる体験を増やし、表現の幅を広げていく。

育児あれこれ