5歳ひまわり組2021年度8月のまとめ

健康

鼻水やくしゃみ、咳がでる児が増えている。毎日コロナウィルスの情報が飛び交っていることもあり、マスクの着用や咳エチケット、こまめな手指の消毒を意識し、友達同士で声を掛け合っている。健康に過ごすための清潔習慣が身につくよう、声掛けや見守りをしていく。

暑さが和らいだ時には、戸外にでて水遊びや身体を動かす遊びを楽しんでいる。今後、涼しくなってくると戸外での運動遊びが増えていくので、怪我の無いよう徐々に運動遊びを増やしていくともに大きく身体を動かすことに慣らしていく。

人間関係

お祭りごっこの屋台準備では、年長児として全クラスの児を招待したいという気持ちが強くあり、商品作りに意欲的に取り組んでいる。制作活動が進んでいくと、自然と役割分担や協力ができるようになり、それぞれの役割を果たすことで満足感や自信を得ている。さらに活動を深めていき、ごっこの中で年下児とやりとりをする中で達成感も味わえるように援助していく。

環境

身近な自然現象に関心を持つようになる。大雨や土砂崩れなどのニュースを見た翌日には、友達や保育者とその様子を伝え合ったり、それらが起こる原因など得た情報を知らせたりしている。オリンピック以降、『世界』に興味を持っているので、地球の温暖化や世界で起こっている自然現象や災害について話をすると、じっくりと聞いている。ゴミの分別や資源を大切にするなど、環境を守るために自分達でできることを考え、行動していけるよう保育者も一緒に考えていく。

言葉

日野祭りや運動会などの行事について、クラス全体で話し合いをする機会が多くなる。自分の思いや考えを適した言葉で伝えられる児もいれば、友達の意見を聞き同調して終えてしまう児もいる。それぞれの思いを引き出していけるよう、意見を発しやすいような雰囲気をつくったり、考えに合った言葉を伝えたりするなどの援助をし、相互に伝え合い・聞くことができるようにする。

表現

日野祭りの準備では、お祭りの屋台をイメージした制作や、花火を装飾した太鼓作りをする。廃材や身近にある素材を利用し、イメージに近くなるよう試行錯誤しながら作っている。イメージしたことを形にしたり友達と一緒に作りあげたりする楽しさを十分に味わえるようにする。

太鼓では、リズム打ちや音楽に合わせて叩く中で、友達とぴったりリズムが合う瞬間があり、その心地良さを感じている。さまざまな方法で自己のイメージや思いを表出できるよう、活動を考えていく。

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