健康
コロナウイルスについて、家庭や保育園で話をする機会が増え、「どうしたらウイルスから身を守れるか」を考えたり話したりしている。これから感染症が増える時期にもなるので、健康に過ごす為の習慣をしっかりと身につけていけるようにする。
長距離の散歩に出る機会が増え、公園ではリレーやサッカーなどでのびのびと身体を動かして遊ぶ。時には汗をかくこともあるので、水分補給や着替えをして快適にすごせるようにする。
人間関係
コロナウイルス感染予防による登園自粛の為、日々の登園児数が少なくなり、大きな集団でのゲームなどは取り組みにくくなる。しかし、子ども同士で『人数に応じた遊び方やルール』を話し合い、状況に合わせた遊びを楽しんでいる。登園自粛期間は、小さな集団ならでは遊びを充実させ、登園人数が増えた時には人数に応じたダイナミックな遊びを楽しめるよう、活動の提供のしかたを考えていく。
環境
夏野菜の苗や種を植える。触ってみたりにおいをかいでみたりしながら、それぞれの野菜の違いや特徴に気付く。トウモロコシでは、種から発芽する様子も直接見ることができ、土に植えると予想以上に早く生長していくことに驚いている。これからどれだけ生長していくかを考えることで、高さや長さに興味をもち、定規やメジャーを使った「比べる」遊びにも繋がっていく。生長への関心を継続してもっていけるような活動を考えていく。
言葉
意見や思いのぶつかり合いの時に、これまでは泣く・怒るといった思いの表出が先行されていたが、「まずは言葉で伝える」ことを約束すると、思いにあった言葉を探しながら相手に伝えるようになる。相手に伝わりやすくなることで、感情の起伏も小さくなっていく。自分たちで解決できることで、年長児であることの意識も高まっているように感じるので、やりとりを見守りながら場面に合った援助をしていく。
表現
室内遊びや制作遊びの中で、自分のイメージに合った玩具や道具を作ろうとする姿が増える。その為に必要な素材を自分達で探し試しながら形にしていく過程も楽しんでいる。時には思い通りにいかず考え込むこともあるが、友達や保育者にアドバイスを求めながらイメージを表現していく。共同して表現する楽しさも味わえるよう、保育者が仲立ちしたり一緒に活動を楽しんだりして、遊びを深めていく。