健康
発熱や体調不良の子が数名いた。新しい環境になり、疲れも出ていると思われるので、家庭と連携を取りながら元気に過ごせるようにする。汗ばむ気候になってきたので、家庭で調節しやすい衣服を用意してもらい、その都度自分で衣服の調節していけるようにする。戸外から戻った時には、うがいや手洗いが疎かになることがあるので、伝え方を工夫し、うがいや手洗いの大切さを再確認する。
人間関係
気の合う友だちと少人数の集団遊びを楽しむ。自分の意見を相手に伝え、相手の言葉に耳を傾けるが、自分の思いばかりが強くなる場面が見られるので、出来る限り遊びを見守りながらも、その都度保育者が仲立ちをしながら子どもと一緒に相手の気持ちについて考えていけるようにする。
環境
新しい環境に少しずつ慣れ、年長になった喜びや期待を感じながら生活する。春の自然があふれる中、図鑑を持って公園へ行くと、友達と話しながら図鑑で調べて比べる姿が見られる。その後の散歩では、「なんて名前のちょうちょかな?」と興味深く観察する。様々なものへの興味を大切にし、じっくりと向き合える時間を作っていく。ダンボール、はさみ、テープやマジックなどを使い自由に制作する。事前に安全な道具の使い方や決まりを伝え、自由に素材を選べる環境を作る。
言葉
新しい担任に対して、自分の気持ちを言葉にすることに緊張感が見られる子もいたが、担任との関係性が築かれてくると自分の気持ちを言葉にして安心して過ごす。自分の思いを相手に伝える時に口調が強くなることもあるが、伝え方を一緒に考えながら自己表現することを大切にする。
表現
CDを流して体操をすることを好み、子どもたちが曲をリクエストすることもある。リズム遊びも含めて、音楽に合わせて体を動かす機会を増やしていく。子どもの発想を大切にし、自由に素材や道具を選び、制作をする。想像を膨らませながら、次の制作へと取り組んでいけるような環境作りをする。