健康
こまめに水分補給をするが、あまり水分を取らない子には個別で声を掛ける。なぜ水分補給が必要なのかを伝えると意識的に飲むようになる。暑さから体調を崩す子も多いので活動と休息のバランスを取りながら健康に過ごせるように気をつけていく。バイキングや収穫物を使って調理体験をし、体と食べ物の繋がりを知り、自分たちで食べられる量を考えながら食事する。様々な食材に触れて、興味・関心が持てるようにする。
人間関係
地域交流会に参加し、近隣の園だけでなく地域の方とコミュニケーションを取りながら楽しく参加する。廃材やブロックで作った物を保育者や友達に見せたり、会話を聞いて遊びに加わったり、遊びに取り入れたりする。自分の思いを受け入れてもらえた喜びを大切にしながら関係を深められるように、じっくりと相手の思いを聞く場面を作っていく。
環境
七夕の壁面でカラーセロハンを使い踊り場に飾る。作った時には気づかなかったが、踊り場を通った時に保育者が床に反射して色が付いていることに気が付き、子どもたちに投げかけると少しの間考え、太陽の光が反射して色が付いていることに気がつく。保育室にも戻り、ビニール袋に油性ペンで絵を描き空に透かす姿が見られる。疑問を抱いたことに共感することで想像力が広がったので一人一人の思いを傾聴し、探究心を育めるようにする。
言葉
育てている夏野菜や飼育しているカブトムシの経過を文字や絵、写真を使って掲示したり、調理体験で作ったおやつの作り方や材料をひらがなで書いたりして保育室に掲示する。自分たちが経験したことを目にすることで文字に触れる機会が増えて、画用紙に文字を書く子が増える。日々の生活の中で文字に親しみが持てるようにする。
表現
ジュースパックや発泡スチロールを使って水遊び用の玩具を作る。保育者が作っていると興味を持ち作り始める。初めは、保育者の真似をして作っていたが、海の生き物をイメージしながら作る。タコやイカなどは、足の本数を意識しながらハサミを使って切る。廃材遊びが好きな子が多いので、色々な種類の廃材を用意して作ったものを継続して楽しめるようにする。