4歳あさがお組2022年度3月のまとめ

健康

友達と誘い合ってボール遊びや鬼ごっこを積極的に楽しんでいる。今までできなかった子も積極的に上り棒や鉄棒に挑戦するようになり、成功すると繰り返し保育者に見せて喜んでいる。次に挑戦したい技のやり方を聞き、やってみようとする。やってみようとする気持ちを大切にして、出来た喜びを共有して次の頑張りに繋げていく。

歯の生え変わりの時期を迎えた子が少しずつ増え、友達や保育者に見せる。抜けていない子も興味深く見ている。歯磨きの大切さを絵本などで分かりやすく伝えていき、清潔で健康な生活を送れるように援助する。

人間関係

集団での遊びがより活発になり、ルールに関して友達と意見をぶつけ合い、よりよい遊び方を自分たちで見つけ出そうとする。5歳児保育室に移動すると、ボードゲームやカードゲームに関心のある子が保育者や友達と一緒に遊んで楽しむ。ルールを分かる子が分からない子に丁寧に知らせてあげる姿が見られる。話し合う姿を見守り、言葉を補足したりして関わりを応援していく。

お別れ会を通して、年長児への親しみや感謝の気持ちを伝えるために、積極的に準備に取り組む。年長児や年少児との関り合いを楽しんでゲームに参加する。

子どもたちの頑張りを労ったり応援したりして、進級への期待へと繋げていく。

環境

あやとりや複雑な折り方の折り紙に興味を持つ子が増えている。分からない子がいると教えてあげようとする。手に取りやすい場所に道具を置き、遊びの広がりや深まりに期待しつつ、保育者も一緒に遊びを取り組む。

桜の花などの春の自然を感じて散歩を楽しんでいる。自然に触れて不思議に思ったことを図鑑などで一緒に調べて知らないことを知っていく楽しさを伝えていく。

言葉

卒園児の似顔絵を利用したメッセージカードを作る。自分の考えた文章を50音表を見ながら書き、平仮名を書けない子は保育者が書いた文字の上をなぞって書いて感謝の気持ちを文章で表す。書けた文章を読み返して満足したり、保護者に書いたことを報告したりする子がいる。

個々に合わせた援助の仕方を心掛け、興味や関心を引き出していく。

表現

お別れ会や卒園児に送るカード作り等、「してあげる」ことに喜びを感じて取り組む。ビー玉転がしやタンポ押しの技法も一人で何枚も行い楽しんでいる。作品帳の表紙作りでは、自分の顔を色画用紙で切り貼りする。顔の周りにはハートやリボン、電車など自分の好きな物を考えて貼っている。友達の作品を見て、「かわいい」「じょうずだね」と褒め合う姿がある。

様々な技法に親しみ、満足いくまで取り組めるように画材を用意して形作る楽しさを味わえるようにする。

育児あれこれ