健康
園や家庭で嘔吐する子が数名いたが、大きく拡がることはなかった。流行性の病気が増える時期なので、予防の為の清潔を心掛ける。
看護師による手洗い指導を受け、健康にすごす為の手洗いの大切さや丁寧な手の洗い方を知る。指導後は手洗いの度に意識して丁寧に取り組もうとしているので、継続していけるよう声掛けや見守りをしていく。
人間関係
ごっこ遊びやゲームなど、気に入った遊びに友達を誘い集団を広げている。自分の考えや思いを伝えようとするもののうまく伝わらず、場を離れようとすることもある。子どもたち自身で解決できるよう見守り、必要な時には仲立ちをしていく。
環境
冬らしい寒さを感じられるようになり、戸外遊びの中で日なたと日陰での温度差を感じたり、散歩先での周囲の自然の変化に気づく。子どもたちの気付きを大切にしながら、更に深まっていく冬の自然現象に気づき、遊びに取り入れられるよう工夫する。
栽培物のラディッシュや小松菜ではそれぞれの特徴が少しずつ見て取れるようになる。水やりなど積極的に関わろうとする子と、関心の薄い子がいるので、皆で関心をもち食に繋げていけるよう援助していく。
言葉
好きな絵本をじっくりと読んでみたり、友達や保育者と一緒に読む中で、文字への興味が高まっている。また、友達やおうちの人に手紙を書いて思いを伝えようとする子も増えている。その中で分からない文字や書きにくい文字があると、友達や保育者に尋ねたり、五十音表を見て確かめたりしている。「読めるようになりたい」「書けるようになりたい」という欲求を大切にしつつ、無理なく興味を膨らませていけるよう配慮する。
表現
お楽しみ会の活動では物語の世界を一緒に演じたり、道具を作ったりして、友達とのイメージの共有を楽しむ。お楽しみ会終了後も引き続き楽しんでいるので、気持ちを持続させつつ更に活動が広がっていくよう援助していく。
廃材を使った制作に興味をもちはじめる。見通しをもって作りあげていくことはまだ難しく、ハサミで細かく切った物を貼り合わせて見立てている。保育者も一緒に取り組みながら、イメージした物を形にする楽しさや達成感を味わえるようにする。