3歳さくら組2023年度5月のまとめ

健康

食事では、味付けが苦手なおかずや野菜などは先に減らすなどして調整をしたり、一口食べてみようとする姿がある。食べられた時は大いに褒めるなどして次への自信に繋げると共に、色々な味付けを少しずつ知っていけるようにする。気温が上がってきて、シャワーや水遊びの準備等も始まるので、新しい生活の流れに戸惑わないように一つひとつ丁寧に伝えていく。トイレに誘った際、紙パンツが濡れていない子が少し増えているので、タイミングを見て誘い成功体験を増やせるようにしていく。

人間関係

気の合う友達を誘い、ごっこ遊びやブロック等で遊ぶ。遊んでいる中で、玩具の取り合いや気持ちが上手く伝わらないことで、衝突することもある。必要に応じて仲立ちしてお互いの気持ちを伝えたり、子どもたち同士で話し合えるようにしていく。困っている子や泣いている子に「○○するんだよ」「大丈夫?」等、優しく声を掛ける姿がある。相手を思う気持ちを大切にしていく。

環境

園庭でダンゴムシやアリを見つけて、観察したり捕まえたりして戸外で過ごすことを楽しむ。散歩の際に、石や木の実などを「ママにみせる」と言って持ち帰りたいという子がいるので、摘んだものや木の実を入れられるカゴを作り、季節ならではの自然物に触れながら戸外活動を楽しめるようにする。ナスの栽培では、葉が大きくなったことに気付き、触ったり観察したりする姿がある。引き続き水やり当番表を使いながら、皆で育てる意識を持てるようにしていく。

言葉

感じたこと、思ったことを保育者や友達に伝える。また、休日の出来事を思い出しながら楽しそうに話す姿があり、会話が広がっている。時に、言葉で上手く伝わらない時は大きな声を出して気持ちを表現する子もいるので、思いを汲み取りながら伝え方を知らせていく。

表現

ごっこ遊びでは、イメージを共有し役割を決めたり、複数人で集まって会話をしながら同じ遊びを楽しむ姿が増える。また、色鉛筆を使って塗り絵やお絵描き、ステンシルなどにも興味を示し挑戦する子もいる。気持ちが高揚し動きが大きくなったり、道具の扱いが未熟な部分もあるので、保育者も一緒に遊び、安全に配慮しながら楽しめるようにしていく。

育児あれこれ