3歳さくら組2021年度2月のまとめ

健康

咳、鼻水などが出る子がいる。引き続き、家庭と連携を取りながら元気に過ごせるようにしていく。手洗い表を見ながら手を洗い、うがいを丁寧にする姿が見られるので、その姿を褒めて、清潔を保つ大切さを伝えていく。中当てなど簡単なルールのある遊びに興味が出てきているので、保育者も一緒に体を動かし、繰り返し楽しむ。

人間関係

年上児の遊びを見て興味を持ち、大胆な遊びをしたり、簡単なルールのある遊びをしたりして遊ぶ。保育者の行動をよく見ていて、進んで手伝いをする。感謝の気持ちを伝えると、「次は、何のお手伝いする?」とより意欲を示す。また、困っている友達がいたら「助けてあげよう」という行動も見られる。人の役に立つ喜びをたくさん経験していく。

環境

一本一本の木に、紅白やピンクなど色とりどりの梅の花を見つけて、匂いを嗅いでみる。「ここ、いいにおい」と周りの子と発見を共有する姿が見られる。今後も季節の移り変わりを感じられるような散歩ルートを選んだり、自然を体全体で感じ取れるような体験をしたりしていく。

言葉

ひらがなに興味を持ち始めている。歌の歌詞をひらがなで書いて掲示すると目で追ったり歌ったりする姿が見られる。興味の度合いに合わせて、ひらがなに触れる機会を作っていく。自分の思いを友達に言葉で伝える姿が多く見られる様になり、お互い気持ちが高揚する場面が見られる。気持ちの行き違いがあっても、自分達で解決しようとする姿も見られるので、様子に合わせて仲立ちをしていく。

表現

ひな飾りの制作では、屏風に見立てた画用紙に、お雛様、お内裏様の顔を色鉛筆で描く。目やまゆげなどは表情豊かに仕上がり、着物は自分達の好きな色で塗る。金銀色の折り紙をちぎって飾り付けをしたり、桃の花に見立てたものをはさみで切ったりして様々な工程を楽しみ、表現する喜びを十分に味わえるようにする。

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