3歳さくら組2020年度11月のまとめ

健康

戸外遊びの後の手洗いに加えて、うがいを行う習慣が少しづつ身に付いてくる。一人一人と丁寧に向き合い、鼻のかみ方や拭き方、防寒着の着脱を確認し、自分でしようとする意欲を認め励ましていく。マラソンごっこやかくれんぼ、長繩など友達や保育者と積極的に身体を動かし遊ぶ。寒い日が続くが、一緒に遊びながら身体を動かす心地よさを味わえるようにする。

人間関係

レゴブロックやカプラなど友達と共通の目的をもって組み立てたり、同じものを作ったりして見せ合う姿が多くなってくる。自分の思いを伝えながら遊んでいるが、一方的に思いを通そうとしてトラブルになることもある。葛藤する経験をする中で少しづつ自分の気持ちを抑えたり我慢したりする姿を見守り、子どもの気持ちの変化に気をくばる。

環境

散歩先で落ち葉や木の実を見つけたり、風に吹かれて落ちてくる葉を追いかけたり楽しむ。地域のさつま芋掘りに参加する。土から現れるサツマイモに喜び、友達や保育者に満面の笑みを見せ達成感を味わう。この季節ならではの自然に触れ親しむことが出来た。季節を感じ、気付いた事や疑問を一緒に調べるなど興味や関心が深まるようにする。行事に向けて活動する時間が多くなってきているので、時間の過ごし方に工夫をしていく。

言葉

友達同士で遊ぶ時間も増え、会話も多くなってきて自分の気持ちを言葉で表現できるようになる。活動や遊びの中で保育者や友達に「こうすればいいよ。」「○○はどうかな?」など、保育者や友達に提案をしてお互いの思いや気持ちが通じると、嬉しそうな表情を見せる。一人一人の言葉に耳を傾け、子どもの思いや伝えたいことを受け止め、共感し合う。

表現

さつま芋掘りの絵を描く。掘ってきた芋の色や大きさをじっくり観察し画面いっぱいにのびのびと、多色のクレヨンで表現する。劇遊びでは、役になりきり台詞や表情に変化をつけ友達同士で楽しさを味わう。繰り返し、見たり動いたりして子どもの表現や発想を大切にし、友達や保育者と一緒に表現する楽しさを味わえるようにする。

育児あれこれ