3歳さくら組2020年度10月のまとめ

健康

朝夕と日中の温暖差から、鼻水や咳が出る子が増えたが大きく体調を崩すことなく過ごす。うがいは、習慣になっていない面があるので、様子を見ながら一人で出来るように、その都度丁寧に知らせて感染症に気をつけていく。距離のある公園に友達と手を繋ぎ散歩へ行き、園庭では運動会ごっこで見たリレーに興味を持ち、バトンを持ってトラックを夢中に走る。子どもの興味や発達にあった歩行距離や題材、動きを取り入れ、繰り返し運動遊びが楽しめるようにしていく。

人間関係

運動会ごっこを通して、異年齢児に親しみを持ち、憧れのまなざしで触れ合いを喜ぶ。気の合う友達を誘い、恐竜の人形やパズル、虫探しやままごとなど好きな遊びをじっくりと楽しむ。遊びに加わったり、必要に応じて思いを代弁したりそれぞれのイメージや発想を受け止めながら、友達と同じイメージで遊ぶ楽しさが感じられるようにする。

環境

天気の良い日は、自分で装飾した散歩バックを肩にかけ、秋の自然を探しながら散歩へ行く。ドングリや落ち葉を集め、自然に触れる事を楽しむ。見つけた物、興味を持ったものをバックやポケットいっぱいにする。ドングリの大きさや、形の違いに気付き並べて遊ぶ。花の名前を保育者に聞き、覚え、花の香りを感じる。自然物に触れて遊ぶ子どもの発見を受け止め、共感し関心が広がるようにする。

言葉

テレビや大人の言葉を真似て、友達と会話を楽しんでいる。その中で、いろいろな事を知っている子が中心となり、子ども同士で新しい言葉を聞き真似をして楽しむ。相手が不快な言葉の時は、相手の気持ちに気付けるように伝えていく。絵本や、紙芝居を見終わると「なかよくなって、よかったね」「たのしかったね」など感想を伝え合う。子どもたちの成長に合った絵本、紙芝居を準備し、一人一人が感じた事や思いを伝えられる雰囲気を大切にし、発言する楽しさ、伝わる喜びを沢山経験できるようにする。

表現

運動会ごっこの活動を通して、皆の前での遊戯やかけっこ、自分が作った万国旗を見てもらう事で自信につながる。友達と一つの事をやり切った喜びを味わえるように、保育者も共に体を動かし楽しさを共有していく。今後、おたのしみ会に向けて友達と一緒に演じ表現する事が楽しいと思えるように工夫していく。楽器を使用し音を出す経験を通して、楽器が奏でる楽しさを味わえるようにする。

育児あれこれ