2歳すみれ組2019年度4月のまとめ

食事

量についての調節を聞くと、自信を持って「食べる」と言う子もいるが、「いらない」「減らして」と言う子もいる。食べ始めると、規定量を完食することがある。体との関係を説明したり、食材に触れる機会を作り、食材に興味が持てるようにしていく。

睡眠

子ども達の大好きな絵本の読み聞かせをすると、自分の布団に入り安心して入眠している。気温に応じて室温の調節をし、リラックスして眠れるように布団間にも余裕を持つ。

排泄

積極的に便座に座り、習慣になってきている。排泄を知らせたり、オムツに出ていてもトイレで排泄する子が増える。時間に余裕を持って活動し、安心してトイレに行けるよう配慮する。1日を通してトイレで排泄が出来る子には、タイミングを把握し、無理なく誘っていく。

健康

風邪が長引く子もいて、疲れやすくなり、食欲が落ちる。負担をかけないように援助し、早めに入眠出来る様に時間の工夫をする。衣服の汚れに気づいた時は、着脱の仕方を知らせ、心地良く過ごすせるようにする。手洗いを丁寧に行うことを保育者と一緒に行い、感染症の予防について声をかける。

身体発達

散歩で、段差や傾斜のある場所をバランスを取りながら進み、距離を伸ばした場所にも期待感を持って歩く。段ボール滑りやしっぽ取りなど手や足を意識して動かす遊びも楽しむことが出来る。身支度から、着る、脱ぐ、履くなどの、手足、指先の使い方を知らせて出来た喜びも育んでいく。ダンスや体操では、保育者を真似して、難しい動きも楽しんでいるので、新しいものを取り入れていく。

情緒面

「自分で」と主張する反面、「出来ない」と助けを求める時もあるので、気づいたことやしてみたいことを探り、気持ちが表せるように関わり、体験できた喜びが持てるようにする。友達の様子を気にして優しく声をかけたり、助ける場面があるので、子ども同士のやりとりにも共感して思いやりの気持ちを持って関われるように時には仲立ちをしていく。

言葉

友達の名前を読んだり、見立て遊びを展開する姿が見られる。会話が繋がるように名詞や動詞を丁寧に使って語彙を増やせるようにする。楽しい雰囲気になるように会話をしながら声の出し方を伝えていく。気持ちをくみ取り、共感して「順番」や「貸し借り」ができるように時には代弁をし、わかりやすく優しい言葉で接することで、遊びが広がることを知らせる。

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