食事
その日の献立を知らせると、楽しみにする子が多い。「おなかだすいた」と言って席に座り、スプーンとフォークを使い食べる。ひじきや煮豆、色の濃い野菜の残食はあるが、友達と同じものを食べことを喜び、「みて、ぴかりーん」と食器を見せ合う姿がある。食べたい食材が増えていくような言葉掛けを心掛けていく。
睡眠
年長児が数名来て、話し掛けてくれたり身体を擦ってくれたりすることを喜ぶ。好きな絵本や玩具を持ちしばらくスキンシップをとってから、それぞれのペースでゆったり入眠する。
排泄
尿意を感じて知らせたり、オムツに排便すると不快そうにしたりする。遊びを続けたくてオムツ替えを拒む子もいるが、友達の誘いでトイレに向かう姿がある。トイレで排泄した時には共に喜びを共感して次への意欲へ繋げていく。
健康
鼻水や咳が出る子が増えてくる。発熱などで体調を崩す子も増えているので、家庭との連絡を取り合いながら、丁寧に健康観察をしていく。週明けや週末は疲れが見られ、食後すぐに眠くなる子もいるので、朝の視診や保護者との連絡を丁寧に行い一人一人の体調に気を付けていく。
身体発達
散歩を喜び友達と手を繋いで、景色や商店の様子、地域の方の声掛けに笑顔を見せる姿がある。園庭でも、タイヤの山や運動遊具を並べて楽しみながら身体を動かす。身体発達には個人差があるので、怪我には十分注意していく。
情緒面
音楽が聞こえてくると牛乳パック積木を持って来て、ステージに見立てて歌ったり踊ったりする。家で見聞きしてきた音楽を、身振り手振りで表現し友達に伝えようとする。子どもたちの自由な発想を見逃さず、表現できる環境を作っていく。
言葉
高月齢児は言葉数が増えて思いを言葉で伝えながらやり取りをする。テレビなどで聞いた言葉を使い保育者の反応を楽しんだり、乱暴な言葉を口にしてみたりすることもある。低月齢児は保育者の言葉に頷いたり身振り手振りで気持ちを表したり語尾を伝えたりする。月齢や発達に応じた対応をして保育者が仲立ちや代弁をしていく。