0歳ちゅーりっぷ組2019年度11月のまとめ

食事

スプーンや手掴みで、自分で食べる。一人一人、味や舌触りの好みが出てきて首を振る姿が見られる事がある。自分で食べたい気持ちが強く、保育者の介助を拒む子もいるので、様子を見ながらさりげなく介助をし自分で食べられた喜びが味わえるようにしていく。

睡眠

自分の布団が分かるようになり、保育者が布団を敷くと布団へ行き横になる。鼻づまりや咳で、眠りが浅くなり起きる子がいる。体調や睡眠時間を考え、一人一人に合った関わり方でゆったりと身体を休めていく。

排泄

遊びに夢中になる子もいるが、便器に座ろうとする子が増える。保育者の声掛けに合わせて手足を動かして着脱しようとする。低月齢児は、トイレに行くことを伝えドアを開けると自分から行くようになる。時間に余裕をもって自分で行こう、やってみようという気持ちを育んでいく。

健康

咳や鼻水がよく出ている。食事のペースがゆっくりだったり、寝転ぶ姿が多く普段と違う様子があれば担任同士で声を掛け合い、体調の変化にすぐに気付けるようにしていく。引き続き、検温、視診を細かく行うほか、家庭との連絡を密にして一人一人の健康状態をしっかり把握できるようにする。

身体発達

一人歩きする子が増え、歩行を楽しむ。トンネルでは身体を小さくし手足を使い這い這いで出入りをして自分の体の動かし方を意識し保育者と出来たことを喜ぶ。低月齢児は、動きが安定せず棚などに掴み損ねて転倒する姿が多く見られる。月齢や運動発達に合わせて、安全に体をうごかせるよう環境を整えていく。

情緒面

周囲への興味が広がり、友だちとの関わりが多く見られる。友だちが持っている玩具を欲しがる時は、保育者が仲立ちとなり同じ玩具を用意する。「かして」と言葉にして伝え、思いを代弁していく。一人でじっくり遊ぶ時間もあるので、場所など環境を整え見守っていく。

言葉

絵本のフレーズや、簡単な歌の歌詞など保育者を真似て声に出すことが増える。保育者が伝えていることを理解し指を差したり、うなずいたりする子もいる。保育者との受容的や共感的な関わりの中で喃語や一語文を発しながら伝える姿も見られる。「○○○だね。」と物と言葉が結び付き、伝えることが楽しく感じられるようにしていく。

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