食事
高月齢児は3~4人で一つのテーブル席で保育者一人と向かい合って食べる。家庭での食事の様子を聞きながら離乳食を開始したり段階を上げるなどし、ほとんどの子が完食する。
睡眠
低月齢児は、うつ伏せ寝で入眠し様子を見ながら保育者が仰向け寝にする。一人ひとりの睡眠時間がそれぞれ安定し入眠するが音に敏感な子が多く、泣き声に反応して連鎖して起きる子がいる。再眠できないときは、保育室以外の場所で過ごす。
排泄
高月齢児はおむつ替えの声掛けをすると、喜んでトイレへ移動する。歩ける子は椅子に座る。幼児用の便器や他児が使用する様子に興味を持ってよく見る。
健康
寒暖差があり不安定な気候で風邪のような症状が見られる子がいるが、受診後登園できる状態や一日休むと登園できる。衣類や室温を調節し快適な環境で過ごす。
身体発達
歩ける子は走れるようになるなど、一人ひとりのペースで動きが発展する。それぞれの子の移動する速さも早くなる。危険のないように環境を整え、見守る。
情緒面
友達への興味が強くなり関わりが増える。物の取り合いや体に強く触れることなどが目立つ。思い通りにならないと大の字になって泣き叫ぶことや、高い声で叫び気持ちを表す。それぞれの気持ちに寄り添い言葉を添えて共感を伝える。登降園時間帯に不安な気持ちになる子は抱っこや興味のある遊びで気持ちを落ち着かせる。
言語
高月齢児は保育者の真似をして「ごめんね」「すごい」などと話す子がいる。○○したいのかな?と問いかけると「うん」と言って頷き、反対の時は首を横に振り意思と動作が一致する。低月齢児は玩具で一人遊びをしながら喃語を発する。丁寧に応えて共感していく。