8月4日(月) 晴れ 高島
「先生、サナギが大変なことになっているよ」とサナギが透明になっている様子を保育者に報告し、羽化したキアゲハがタンスの裏にいることを知り「今日は、キアゲハの誕生日だね」と誕生を喜ぶ。図鑑や実際のキアゲハをじっくり観察して、形、色、模様などの特徴を捉え描画をする。絵の具で塗る際に色が混ざってしまうと戸惑っていたが、完成した物を見ると満足そうな表情を見せてくれた。絵を描いた後「かわいそうだね」という気持ちになり、テラスから逃がし元気に飛び出す蝶の姿を見て安心する。さまざまな技法で作品を作る難しさの中に達成感が感じられるよう組み入れていく。
8月12日(火) 曇り 高島
4歳児と合同で過ごす。園庭では、氷鬼で体を動かしたり、虫探しをしたりして楽しむ。セミの抜け殻を見つけ、玩具を使って抜け殻の家を作る。遊んでいる途中に「なんだか、今日は友達が少ないね」と登園児が少ないことに気がつく。普段一緒に遊んでいる友達が休みの時は何をして遊んでよいのか戸惑っている姿も見られたが、自分から「いれて」と氷鬼をしているグループに声を掛ける姿に成長を感じる。他クラスや交流の少ない児と遊ぶ事ができ良い機会だったと思う。各クラスでの活動も大切だが、他クラスとの交流で年下児に対して愛おしさやさまざまな人との交流の楽しさを伝えていきたい。
8月22日(金) 晴れ 高島
準備していると道具を見て「色水遊びだ」と喜び、保育者が頼む前に食紅を入れたペットボトルを振り、4色の色水作りを手伝う。水で戻す前の春雨に触れ「かたいね」「なんだか、くすぐったいね」と感触を確かめながら色水をゆっくり入れ、解していく。15分後、30分後に触れると「ちょっと柔らかくなってきたな」と柔らかさの違いを感じる。全体が戻ると「気持ちいいね」と繰り返し触れて楽しんだり、プラコップに入れ色合いを楽しんだりする。プラコップに移して遊ぶ際に、色合いや他児も使うことも考えながら調節して春雨を使うことが出来た。遊びを通して相手の事やイメージを考えられるようにしていく。
8月26日(火) 晴れ 中村
作品展にさくら組が来ると聞き、「えー、どうしよう!」「なんかドキドキする」と嬉しそうな声が聞こえる。さくら組が来ると少し緊張した様子ではあったが、保育者が「作品の名前や作り方を教えてあげて」と声を掛けると、名札や手作り図鑑の文字を読んだり、どうやって作ったのかを説明したりする。紹介後は半分に分かれたひまわり組対さくら組全員でダンシングスターオセロをし、健闘する。スターオセロでは準備や集計をお願いしていたが、初手のオセロの色をさくら組が多くなるように相談して配置する姿もがあり、年下児への優しさが見え成長を感じた。今後もその優しさを育んでいけるよう気遣いを褒めたり、交流の機会を設けたりしていく。





