5歳ひまわり組2022年度4月の保育日誌

4月1日(金) 曇りのち曇り 髙島

登園時に担任が声を掛けたり、挨拶をしたりすると期待や緊張の表情が見られるが、年長児になったことを喜び、「今日からひまわりさんだよ」と嬉しそうに伝えに来る。一人一人の気持ちを丁寧に受けとめながら、子どもたちとの信頼関係を築いていく。「どんな、ひまわり組になりたいか」と聞くと「ドッチボールが上手になりたい」「小さい子に優しくする」などさまざまな意見が出たり、「小さい子だけじゃなく、皆に優しく。世界の人も。」と自分の考えに自信をもって話す子もいる。これからの1年間が楽しい活動となるよう、子どもたちと一緒に考えていく。

 

4月5日(火) 晴れ 髙島

あさがお組と手をつなぎ、野菜の苗を見に行く。イチゴやトマトの苗に夢中になり「この色のトマトもあるんだね」とトマトにもいろいろな種類があることに気付く。セロリの苗を見つけると「セロリってなんだろう」「どんなやさいだろう」と興味を示す。帰園後、見てきた苗の種類を出し合い、意見を聞きながら夏野菜を決める。夏野菜にどんな種類があるか、自分達で苗を見に行くことで、栽培に期待を持つ事ができ、一つの野菜でも形や色が違う種類があることを知る。夏野菜を決める際、自分の意見と友だちの意見が違い納得いかない様子を見せていたが、折り合いをつけて譲る姿もみられる。自分と違った考えもあることに気付き、必要な時は仲立ちをしていく。

 

4月14日(木) 曇り 中村

乳児クラスが入室した後、園庭へ出てドッジボールをする。1試合目の時に「せんせい、チームどうするの?」「ぼく、しろチームにして」と保育者に相談に来る姿があったので、自分たちでチームの人数や外野、先攻後攻を決めてみるよう話をする。1試合目では外野を決める際、「○○くんやってよ」と言い、なかなか決まらないチームもあったが、その様子を見て「じゃあ、ぼくがいってくるよ」と外野へ回ってくれる子がいる。2試合目では、人数が少ない外野の方が沢山投げられることに気付いた子が立候補しスムーズに始められたり、短時間で状況を把握し行動する姿も見られた。子どもたちだけで話し合いをすると時間を要することもあるが、自分たちで決め、進行していく事を楽しんでいる。今後も話し合いの様子を見守っていく。

 

4月22日(木) 晴れ 髙島

プランターに、何を植えたか分かるようにプレートを作る。へちまや、セロリは絵本や図鑑で探して描く。「太陽も描いていい?」「人は?」「何で書こうか?」と意見が出る。鯉のぼり制作の時にはじき絵をした事を思い出すと「いいね」「かっこいいね」とはじき絵の技法を使いプレートの完成に期待を持つ。野菜に顔を描いたり、水をあげる自分の姿を描いたりして成長に期待を持つ。描きながら「土も大切なんだよ」など話をしながら楽しくプレート作りが出来た。世話をしようとする気持ちや、成長を楽しめるようプランターを置く場所を考えいつでも観察できるようにしていく。

育児あれこれ