5歳ひまわり組2022年度11月の保育日誌

11月2日(火)晴れ 髙島

園庭に動物が到着すると「ポニーがいたよ。」「何て名前だろう」「ひよこに会えるのが楽しみだな」と期待を持つ。モルモットに野菜類をあげながら「二本の歯が大きいね」「爪が長いからちょっといたいかも」と夢中で観察をする。ポニーの乗車では、少し緊張した表情を見せていたが「たのしかった」と何度も乗る子もいる。「この子は、人参が好きなの」「これをあげるとよく食べるよ」と友達に教えてあげながら一緒に触れ合いを楽しみ、じっくり観察する姿に成長を感じる。また、モルモットなど自分で捕まえられない子に気づくと、声を掛けて手を差し出してあげる子が多い。動物の触れ合いを通して、思いやりや愛おしさを感じる良い機会になり、このような経験を増やしていくようにしていく。

 

11月9日(水)晴れ 髙島

鉄棒で前回りを楽しむ。前回りが出来るようになり、楽しさや心地良さを友達と共有する。「前回りできたから、次は逆上がりだね」「もうすぐ、逆上がりができそうだ」と次の段階の成功に期待を持って身体を動かす。鉄棒で身体を動かすこと、出来なかったことが出来るようになったことで気分が高揚し動きが大きくなる。本人はできると思い運動遊びをするので、子どもの動きが予想できないこともある。遊びが始める前に、危険な事がある事も伝えていく。

 

11月16日(水)晴れ 髙島

園の畑でサツマイモ掘りを楽しむ。生長したツルや葉を見て「すごいね」「どこに芋があるんだろう」と喜ぶ。友達が大きな芋を見つけると、自然に手伝いに行き力を合わせて土を掘る。大きな芋を手にして「すごいね」「やったね」と一緒に収穫を喜ぶ。自分たちで植えたサツマイモの生長を観察する良い経験になる。カブや大根を栽培しているので、引き続き世話をして収穫する楽しさを味わえるようにしていく。

 

11月29日(火)曇り 髙島

保育者がお楽しみ会ごっこの準備をしていると「今日は楽しみだな」と笑顔で登園をする。3、4歳児の発表を見ながら「どんな話し合いをしたんだろう」と各クラスの活動を気にする。自分たちの出番が近づくと表情が変わり、緊張している様子が見られる。合唱、合奏は自信を持ち堂々とした姿を見せる。劇は、緊張から台詞や動きを忘れてしまう子がいたが、楽しく参加をする。他クラスとの交流で見せ合いっこをする活動を取り入れ、見てもらう楽しさや嬉しさを感じ、自信へと繋げていく。子どもたちが伸び伸び表現し、一人一人の思いや考えが発揮できるよう寄り添っていく。

育児あれこれ