5歳ひまわり組2021年度6月の保育日誌

6月3日(木) 晴れ  萩原

あさがお組と一緒に洋光台南公園へ散歩に出掛ける。真夏を感じさせるような強い日差しと、日陰に入った時の涼しさを感じ「本当に夏がきたね」と話している。公園では、あさがお組と一緒のかけっこや鬼ごっこ、大型遊具などで遊ぶ。ジャングルジムでは登れるように声を掛け合ったり、高い場所から見える景色や達成感を共有し一緒に喜んだりしている。日差しが強く温度も上がってきていて、熱中症予防を考慮すると、散歩に出られる機会も少なくなってきてしまうと思う。天候や気温を確認していき、週の活動を臨機応変に考えていけるようにする。また、ネイチャーゲームなど、異年齢児とも一緒に自然に関わっていけるゲームも取り入れ、遊びに満足感と好奇心が満たされるよう、活動を考えていく。

 

6月10日(木) 晴れ  萩原

昨日の歯科健診について聞くと「虫歯はなかった」「よく磨けてますねって言われた」と安心している児が多い。今日は歯科医院から借りた紙芝居を見てから、虫歯予防をテーマにした絵をクレヨン画で描く。歯の本数を意識する児、鏡で口の中を観察して描く児と、それぞれのイメージで描き進めていく。仕上げに画用紙を切り貼りして歯ブラシを作る。出来上がりに満足し、友達と見せ合っている。歯の健康の為に必要な習慣・約束を確認すると「甘いものを食べない」「バランスよく食事をする」「食べたらすぐに歯を磨く」などが挙がる。コロナウィルス感染予防の為、食後の歯磨きはしていない分、丁寧なうがいが意識づくよう見守っていく。

 

6月18日(金) 晴れ 萩原

芋ほりに期待をもち、「いい天気になってよかったね」「どんなおいもかな」と友達同士で楽しそうに話している。畑までの道のりでも、4歳児との会話が弾んでいる。畑では、茎が根本付近まで刈り取られており、それぞれじゃがいもが土から顔を出している状態で、喜んで取り組み始める。ビー玉大のものから10㎝を超える大きなサイズのものまであり、一つ一つ手に取り、大きさや形を確認し、収穫を喜んでいる。現場では、高校生によるクイズで、ジャガイモの花を見ることができる。準備として茎が刈り取られているのは、収穫しやすいとは思うが、年長児なので葉から茎、根っこまでの成り立ちを観察できると興味がさらに深まると思うので、4歳児は茎を除去しておき、5歳児はそのままの姿を観察してから収穫するなど、活動に差をつけてもよいかと思う。今回のジャガイモと秋のサツマイモでの比較も楽しみたい。

 

6月21日(月) 曇り  萩原

幼児3クラスでの泥んこ遊びに参加する。前回は日差しが強く、気温が高かった為、全身で水を浴びたり泥の感触を楽しんだりすることが遊びのメインだったが、今日は試す・作るといった遊びを友達と一緒に進めていく姿が増える。樋を鉄棒に立てかけ、水や玩具を流して遊んだり、泥や砂を使ってダムのようなものを作ったりしている。どちらも、少人数で遊んでいたものが徐々に人数が増え、意見を出し合ったり協力・役割分担をしたりして遊びが広がっている。次回は、水を流すだけでなく樋の角度による水の流れの速さや動きの変化などにも気付けるよう、関わってみたい。また、前回、泥遊びに消極的だった児も、泥の山作りからダム(プール)や川作りと遊びが発展させていく。さらに遊びが深められるような道具を準備していく。

育児あれこれ