9月4日(水)曇り 小野
園庭に集合し、「プールじまい」に参加する。プールでのそれぞれの思い出を聞くと、手を挙げて話す姿がある。楽しかったプール遊びが終わることを、季節の移り変わりを含めて話をすると空を見たり風を感じたりとする子がいる。その後浮き輪を使ったリレーゲームでは、初めて行うゲームに戸惑いが見られた。ルールを変えて再度行うことで、楽しんで参加する。
9月10日(火)晴れ 五十嵐
暑い一日だったので、ホースでシャワーのように水をまくと、その場所に集まり水を浴び、心地良さそうな表情を見せる。水たまりを作ると、その上を飛び跳ねて、友達と笑い合う。年下児が砂山を作っていると、進んで手伝いをする。それぞれの楽しい遊びを見つけて遊び始めるが、遊び始めるまでのプロセスは一人一人違うのでゆったり見守っていく。
9月17日(火)晴れ 小野
おやつで食べていたぶどうの皮を集めて、染めもの遊びをする。以前おしろい花やあさがおの花を使って色水遊びをしたことを話しながら、作業工程を大きな紙に書いたものを見せる。実際に染めたものを見せると興味を示し、話を聞く。ガーゼを輪ゴムでとめて、模様を作る。コンロを用意し、ぶどうを煮出すと、強いにおいが出る。その匂いに、「ぶどうの匂いと違うね。何のにおいかな?」と話して、匂いを嗅ぐ子、鼻をそむける子がいる。ガーゼを鍋の中に入れ、交代で菜箸でかき混ぜ、染色する。色がつくと「すごい!」と言って、驚く。自分たちでつけた輪ゴムを外すと模様が出来ていて、再び歓声が響く。色や形の変化に驚きを感じながら、完成したものを見て子ども同士が「これは、○○がつくったものかな?」と話し合う。様々な経験を通して、一人一人の発見を大切にしていく。
9月24日(火)晴れ 五十嵐
運動会で披露する「ソーラン節」を踊ろうと誘うと、「ヤッター!」と言いながら、自然に列に並ぶ。「どっこいしょ!どっこいしょ!」や「ソーラン!ソーラン!」の掛け声も日に日に大きくなる。「リレー」では、勝ち負けを喜んでいたり落胆したりするが「次は負けないぞ!!」と気持ちを切り替えて、次の勝負を楽しみにする姿が見られる。運動会への期待も大きくなっているので、その気持ちを大切にしながら、活動を進めていく。また、運動会以外の活動とのバランスを考えて、子どもたちが満足して一日を過ごせるようにする。