5歳ひまわり組2019年度6月の保育日誌

6月10日(月)雨 五十嵐

育てている枝豆が実をつけたので、プランターを部屋に運び、自由画帳とクレヨンを用意して写生をする。枝豆のそのままの姿を観察しながら描く子、想像をめぐらせて描く子など一人一人が描きたいように描く。写生している間も保育者や友達に枝豆の生長を伝え楽しむ姿が見られた。その後「じゃんけん列車」をする。ゲームでは「勝ちたい」という気持ちが強く表れるがすぐに気持ちを切り替えている。

遊びや生活の中で自分の気持ちを相手に強く言ったり相手がいつもと違うことをしたりするとそのことを指摘することが多くなる。相手にも気持ちがあることに気付き、どう思うかを考えながら他児と関わりを持てるようにする。

 

6月12日(水)晴れ 五十嵐

地域の方の畑を借りてじゃがいも堀りの体験をさせてもらう。全体で挨拶をし、じゃがいもの種類のことや花や芽に毒があることを教わったあと、早速じゃがいも掘りを始める。始めはなかなか土の中のじゃがいもを見つけることが出来ず、「どうやってやるの?」と質問する子もいたが、じゃがいもを見つけると嬉しそうに伝え合い、積極的に掘り進める。じゃがいもの大きさを比べてみたり、土の中にいる虫に興味を示したりしながら、収穫することを楽しむ。

じゃがいもが土の中から顔を出すと歓声が上がり、積極的に掘り進める姿がみられる。発見したことを保育者や友達に伝えながら楽しんでいるので言葉で表現しようとしている時は丁寧に関わり、もっと話をしてみようという気持ちを育んでいく。

 

6月14日(金)晴れ 小野

室内で「時の記念日」にあわせて制作した時計を使って時刻合わせをして遊んでいると、非難訓練の放送が入る。自然と耳を傾けて、内容を理解しようとする。保育者の指示に従い落ち着いて、部屋の中央に集まり、ヘルメットをかぶったり、非難靴を履いたりする。慌てることなく園庭へ避難する。その後消火器の訓練を見たり、起震車乗って地震の体験をしたりする。はじめは、緊張を見せる子もいたが、友達の表情を見て和らぐ子もいる。

起震車では、友達と楽しく体験する様子が見られる。事前に起震車に乗る目的を理解できていたら、もう少し幅広く感じられるものがあったかもしれない。また、ヘルメットや避難靴の点検、室内で危険な箇所が無いか改めて確認していきたい。

 

6月19日(水)晴れ 小野

歯科健診を受ける。慣れない健診に緊張を見せ、涙を流す子もいる。終わった後、他クラスと年長の部屋で遊び(ダンス、歌、紙芝居)過ごす。衛生士による大型紙芝居で虫歯予防の話を聞く。終了後テーブルへ移動し、赤染め体験をする。話を聞きながら落ち着いて行う。歯が赤く染まる様子に驚く子もいるが、友達としている様子を見合いながら、その後の赤く染まったところをメモしたり、歯を磨いたりする作業をしていく。鏡を覗きながら熱心に歯ブラシで磨く姿がある。

今後の歯磨きの際に、今日の赤染め体験を思い出して、丁寧な歯磨きに取り組めるよう声をかけていきたい。

育児あれこれ