5歳ひまわり組2018年度1月の保育日誌

1月9日(水)晴れ 江口

4歳児と一緒に春日神社へ行く前に、なぜ初詣に行く。保育者が参拝後にクラスごとに分かれて神社の周りを探検する。おみくじがあることや3歳児の時にきたことを思い出しながら見て回る。

出発前から“さくら組の時に行った”“ここで焼いてたよね”等と思い出しながら歩く。神社を出ると見たことを4歳児と話合いながら日野中央公園へ行く。写真を見せるだけでなく興味を持ったものを実際に目で見て経験できるよう工夫する。

 

1月11日(金)晴れ 江口

カレンダーを見て“子ども新年会”を指折り数えて楽しみにしていた。お正月遊びの由来や地域の方と園長による“羽根つき”の昔の遊び方について真剣に見ている。二部が始まると各コーナーに分かれて遊び、2,3歳児にコマまわしをして見せる。“羽根つき”で顔に「×」を描いてほしいと話す。

伝統のある遊びに興味を持ち「なぜ遊ぶのか」と尋ねる姿もあり、由来について知らせると「凧揚げしたい」「おもちたべたい」と話している。異年齢で共通の遊びをすることで互いの距離が縮まっているように感じるので、お正月遊びを通して楽しめる場を増やしていく。

 

1月17日(木)晴れ 江口

洋光台第4小学校へ行く途中で髙橋母が勤めているケアプラザを通ると子どもたちに気づき、見学をする。利用者の方やケアプラザの方に挨拶をすると「何歳?」と声を掛けられコミュニケーションをとる。小学校の外観を見ながら「何しているのかな?」「何があるかな?」と興味を持ち、近隣に遊び慣れている南公園があることを知り、「小学校に行っても遊べるね」と楽しみにする。

年明けから就学のことを耳にすることが増え、“楽しみ”と口にしたり“保育園が良い”“さみしい”と不安な気持ちを言葉にすることも多くなってきているので、学校めぐりと共に近隣の公園で遊ぶ時間を作り就学先も視野に入れながら期待が持てるように言葉だけでなく視覚からも伝えていく。

 

1月25日(金)晴れ 江口

1月生まれの誕生会、クラスに誕生児がいることもあり、拍手で温かく祝福をしたり、タングラム「レモンの木」を見る。パズルのように並び変え、形が変わる様子を見て楽しむ。誕生会後は、園庭、室内に分かれて遊ぶ。氷鬼をしている時に、鬼の友達が勢いよくタッチするため「優しくタッチして」「足ブレーキして」と声を掛ける。鬼が変わると全員が分かるように声を掛け合い知らせる。

遊びや生活の中で友達に対して労わる気持ちが感じられる。友達に対しての声の掛け方や行動にも思いやりが見られる。トラブルに発展した時には、保育者にも知らせるが、友達の話を聞き思いを引き出そうとしているので、気持ちを受け止めたり、見守りながら必要に応じて助言する。

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