5歳ひまわり組2016年度1月の保育日誌

1月5日 (木):伊藤

・年始の挨拶をしてから絵本や画像から正月について話をしてそこから書初めの導入に入る。墨汁の漆黒さや香りを嗅ぎ、絵具とは異なる事に気づき、期待を高めていた。各自長い半紙に一文字ずつ平仮名で名前を書く。バランスや大きさが難しい子には紙を折って目印を付けて配慮し、筆の持ち方を援助しながら大きな文字をダイナミックに書いていた。

その後は近くの神社へ行き、手を清めて境内に入り初詣の様子を見る。正月の風物詩に興味や関心を持てた。こうした様々な経験を通して興味の幅を広げていきたい。

1月11日(水):守屋

・子供新年会に参加する。昨年の様子を覚えており、前日の話では見通しが持てており、やりたい事をそれぞれ期待を持って考えていた。獅子舞に対しては怖がる子もいたが、当日は園長の舞に見入り、とても興味津々に見ていた。正月遊びでは、あじさいクラブの方々からコマを教わり、出来なかった子も回るようになった事に喜びを表す。全員獅子舞に頭を噛んでもらい、最後の新年会が思い出深い物となった。卒園に向け、行事もあと少しだが、一つひとつ大切に楽しめるようにしていきたい。

1月20日(金):倉多

・おにぎり散歩で子供宇宙科学館へ行く。この日を心待ちにしていた子供たちは嬉しそうに登園をする。各自持ち物を確認し、おにぎりを大切にしまう様子がみられた。科学館に付き遊び始めると、様々なコーナーに触れ、宇宙や化学に関する事柄を楽しみながら知ることができた。フロアーごと、考えてじっくり遊んだり、身体をダイナミックに動かして遊べ、夢中になって楽しんでいた。おにぎりも嬉しそうに食べていた。園に帰ると子供たちから「楽しかった」「また行きたい」との声が多く聞こえて来たので、午睡の時間などを使ってまた行きたいと思う。

1月30日(月):守屋

・調理体験でピーラーを使って人参の皮むきをする。家庭の手伝いで使ったことのある子は慣れた手つきで皮をむいていく。初めて挑戦する子も手本を見たり、保育者が手を添えてやっていく中でコツを掴み、最終的には全員が一人でできるようになった。まだ皮が残っている所をよく見ながら細かく丁寧に行う子や、広い面を一気にピーラーを滑らせて剥いていく子など、それぞれ性格が表れていた。今後も体験できるので、次回へ続く楽しみが持てた。

育児あれこれ