5月1日(月) 曇り時々晴れ・髙島
園庭で円形ドッジボールをする。ボールを取れない児や、ボールに当たってしまった児等で、涙を見せる様子の児もいたが、繰り返し参加して伸び伸びと身体を動かす。繰り返し遊ぶことで、ルールが共通に認識され、友だちと確認しあいながら遊びを自分たちで進めている。保育者も一緒に楽しむ事で、より興味を持って参加する姿があった。涙を見せる児や不安な表情を見せる児、ルールの理解が難しい児には、多く声を掛け、自信を持って参加できるように心がける。ルールのある遊びを楽しむことの経験を積み重ねていき、友だちとの関わりを深めていけるように今後も活動を工夫していく。
5月11日(木) 晴れ・細矢
野菜(パプリカ)の苗を皆で植える。昨日、植えることや苗を紹介していたので、楽しみに活動に取り組む。保育者が植え方や育て方を伝えていくと、真剣な表情で話を聞く。皆で大切に育てていくことを確認しつつ、順番に土を掘ったり、水をかけたりして作業を進める。作業を進めながら、大きくたくさんの実がなること想像して期待を膨らませている様子が見られた。植物や生き物をよく観察する姿が出てきた。細かい部分にも良く気づき、保育者や友だちと見合い確認しあう姿がある。実際に手で触れたり、見たり、匂いをかいだりする生の体験を今後も大切にしたい。
5月15日(月) 雨・細矢
朝から雨が降っており、室内で過ごす。折り紙をする児、文字盤を見ながら友だちと相談して手紙を書く児、粘土でパンやピザ、ケーキを作る児等、思い思いに自分の好きな遊びを見つけて、落ち着いて過ごす。自分の遊びのイメージを相手に伝えて、やり取りする姿があり、友だちのしていることにも関心を持ちながら遊ぶ。遊びが途切れることなく、落ち着いて過ごす。雨の日の過ごし方については、安全に過ごせるように事前に、皆で確認しあっている。子どもたち自身が意識して動き方や遊び方を考えて過ごせるようになる。
5月26日(金)晴れ・細矢
子どもたちから「先生、大縄跳びしたい!」と言う。園庭の端に縄を結び、保育者が縄を動かす。すでに跳べる児がいて、その姿を見て「○○ちゃんすごいね!」と友だちの姿をじっと見つめる。保育者が、跳び方のコツや動きを伝えると、それを意識して動こうとしている。子どもたちが自分で考えて遊びや遊びの場を作り、遊びを進めようとする姿が出てきた。子どもたち自身が試行錯誤を繰り返し、遊びの体験を通して、友だちとやり取りの経験を積んでいけることを、今の大きなねらいとして、安全に注意しながら見守っていきたい。