4歳あさがお組2022年度9月の保育日誌

9月7日(水) 曇り  中野

園庭で泡遊びをして遊ぶ。石鹸をおろし金で摺り、泡立て器で泡を作ってみる。家庭で料理の手伝いをしている子は、手慣れた様子で泡立てている。赤青黄色の食紅で着色した泡を透明カップに入れて混ぜたり、層になるように入れたりして、容器の横から配色の美しさに見入る子がいる。遊びなれてくると、手腕顔に泡を塗って、友だちと見せ合って楽しむ姿が見られる。作った「パフェ」等は保護者に見てもらおうと大切に2階テラスまで運ぶ。園庭で行ったので、砂が入らないように風呂マットを敷いたりして環境の工夫をする。石鹸を摺るところから子どもたちと用意して、泡作りを体験できた。複数作りたい子が多かったので、保護者にも透明容器の持参の協力を呼び掛け、多く用意しておいてよかった。事前準備の大切さを改めて感じる。最後は身体に塗りダイナミックに遊ぶ姿があり、夏ならではの解放感を味わいながら遊ぶことができた。今後も様々な経験を楽しんでいく。

 

9月12日(月) 晴れ  中野

遠足の思い出をみんなで話し合う。クラゲやイルカショーが印象深いと話す子がいる。また、「ダイオウグソクムシ」というダンゴムシに似たような深海の生き物を描く子も多い。周囲の子の絵に対して「かわいい」「それもいたね」など会話を楽しみながら印象画を楽しむ。導入として、イメージを膨らませるために会話を広げて何が楽しかったかみんなの前で一人一人発表してみる。指名されていない子が話し始める場面が多く、今誰が話す番なのかを話し、聞くことの大切さを伝えていく。画用紙は、白や数種類の色を用意して選択できるようにする。自由に表現を楽しむことができたが、気持ちが乗らず書きたくないという子は、別の機会で描けるようにする。その子に合わせて保育者や仲の良い友達と話をするなどして、穏やかな気持ちで取り組めるようにしていく。しばらく、みんなで遠足の余韻を楽しんでいく。

 

9月22日(木) 曇りのち雨  中野

1回目の運動会リハーサルを行う。かけっこ・障害物競争は初めてで戸惑う様子はあるが、遊んだことのある内容だったので喜んで参加する子が多い。障害物は後ろ走りのスペースが狭く、横走やそのまま走って通り抜ける子がいる。遊戯は室内では大きかった掛け声も戸外では小さめで、緊張が見られるなど様々な姿が見える。後ろ走りは普段から遊んでいたが、競争となると距離が短く、走りにくさを感じる。次回は距離を伸ばすなど、改善して挑戦していく。見られることへの不安を感じる子もいるので、出来ない時は友達や保育者が一緒に行い、安心感を持って運動会の楽しさを感じられるように工夫していく。子どもたちのやる気の足を引っ張ることがないように準備を進めていく。

 

9月30日(金) 晴れ  中野

育てているアサガオが種を付けたので採取する。緑色と茶色の種があることに気付き、種が茶色のみを採取し、「緑はまだ子どもだからだよね」と言いながら色が変化するのを待つ。他クラスと一緒に玉入れごっこをしたり、鉄棒で遊んだりする。ツバメのポーズができなかった子が何度も挑戦し、コツをつかむと20秒以上制止できるようになると周囲の保育者を呼び、見てもらって喜んでいる。開放感を感じながら自由に戸外遊びを楽しむことができた。色々な遊びに挑戦し、自由に遊べる時間を大切にしていく。玉入れは異年齢のやり取りを楽しんでいるように感じる。他クラスと連携し合いながら、異年齢での遊びを楽しみ、身体を動かす心地良さを味わっていく。

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