4歳あさがお組2022年度6月の保育日誌

6月8日(水) 曇り  中野

紙芝居で七夕の由来を知り、七夕飾りの話をする。去年の飾りを思い出して、今年も作ってみようという話になる。染め紙の仕方を話すと「すぐにやりたい」と意欲を見せる。障子紙を折り、好きな色を選び、絵の具に丁寧に付けてみる。紙を広げて模様を見ると「きれい」と歓声が上がり、仕上がりに満足する。七夕制作は制作することが目的にならないように、由来を知ったり、工程を楽しんだりしてやってみようとする気持ちを大切に進めていく。絵の具の付け方の調整を一緒に行い、偶然からできる模様を楽しめるようにしていく。今回は障子紙だけだったが普通紙を使い、紙の性質の違いを体験してみてもいいと感じた。制作とは別に、自由遊びの時に障子紙・普通紙を用意して試してみたい。

 

6月13日(月) 晴れ  中野

幼児合同で泥んこ遊びをする。鉄棒に雨どいを繋ぎ合わせて、水を流して遊ぶコーナーにする。水・泥を流してどちらが早く流れるか試したり、水たまりに尻をつけて座ったりして、「あったかい」「気持ちいい」と心地よさそうにしている。ホースで水を掛けると積極的に近寄ってくる子や逃げる子など、様々な姿を見せる。汚れを気にせずに全身泥だらけになって夢中で遊ぶ様子が印象的である。大きくスペースを使い、今季初めての泥んこ遊びを思う存分楽しめたかと思う。使った玩具の片付けは皆が協力して最後までできた。気付いたことは担任間で伝え合い、他クラスと連携を取りながら今後も水・泥んこ遊びを楽しんでいく。

 

6月16日(木) 曇り  中野

地域じゃがいも掘りに参加する。前日、雨が降っていたので長靴で現地まで歩く。長靴でも歩く速度に大きな差はなく、軽快に歩く。畑に付き、地域の方への挨拶や養護学校の生徒さんからのクイズに答えたりして交流を楽しむ。芋堀は3・5歳児の後、少し遅れて掘り始める。待つ間に5歳児の掘る様子を見て、どのように掘るか友達と会話が弾む。茎を引っ張ったり手で掘ったりして芋を手に取り喜ぶ。土中から出てきたトカゲやミミズなどを捕まえて自然を感じて楽しんでいる。虫を怖がり現地に着くと泣く子もいる。フリー職員が丁寧に対応してくれたおかげで、担任はその他の子を見ることができ、全員が楽しめた。地域の方が芋を栽培してくれたことを話し、一緒に芋掘りをしたり、感謝の気持ちを伝えたりして、地域の中での自分達を意識できるようにしていく。今後、発展として描画や食育に繫げていきたい。

 

6月20日(月) 晴れ  中野

園庭で自由遊びをした後に、興味のある子を中心に鉄棒で遊ぶ。体操教室に通っている子は率先して楽しんでいる。前回りができる子や出来なくても挑戦しようと頑張る姿がある。途中で手を放してしまい、驚いて恐怖を感じる子がいるが、保育者がそばにいることで落ち着いてもう一度挑戦し、成功する。周囲の子も出来たことに拍手を送り、皆で気持ちを共有する。鉄棒はやってみようとする子を増やし、成功体験を重ねられるようにしていきたい。危険が伴うので、前回りをする時は保育者がそばにいるときに限定して遊ぶようにする。楽しみながらも徹底して安全を確保したいと思う。鉄棒以外の遊びの中でも自分の身体を支えるような動きなど身体楽しみながら動かしす遊びを取り入れてみたい。

育児あれこれ