4歳あさがお組2021年度3月の保育日誌

3月8日(火) 曇り  中野

プランターにチューリップの球根を植え付ける。水を掛けると土が沈み、球根が見えてしまうのに気付いて、予備に用意した土を追加で掛ける。開花する頃にはひまわり組に進級していることを伝えると楽しみにする様子を見せる。チューリップの栽培を通して植物の成長と自分自身の成長も感じられる機会ができたかと思う。当番制にして大切に世話をしていく。室内では、昨日ひまわり組に贈る模造紙に貼るメッセージを作る。写真を見て似顔絵を描き、文字を掛ける子は50音表や「こどもの世界」の歌詞を見ながらメッセージを書く。ペンや色鉛筆を使い工夫が見られる。丁寧に似顔絵を描き、「ありがとう」の気持ちが伝えられるように取り組む姿が印象的に感じられる。気持ちを膨らませ、お別れ会に臨んでいきたい。

 

3月15日(火) 曇りのち晴れ  中野

進級に向けて気持ちの高まりが見られるので、「なりたい自分」を想像して自分に対してメッセージを書く。男児は「LaQが上手になりたい」「足が速くなりたい」などの言葉が聞かれる。進級への期待を感じさせる。メッセージは花型を用意し、以前作成していた段ボールの木に貼り、しばらく室内に置き、進級への意識を高めていく。文字の書けない子は一緒に書いたり、見本を用意したりしてできるだけ自分で取り組めるように工夫する。その後、地震の避難訓練が行われる。テーブルにもぐり、ヘルメットで頭を守る。訓練は全体的に落ち着いているが、話す子につられてしまう子もいる。保育者は落ち着いた口調・態度で今は何をしているのか気付けるように働きかけていく。

 

3月17日(木) 晴れ  中野

汗ばむほどの陽気である。年長児と一緒に鬼ごっこが始まり、全力で走る男児の姿が目立つ。負けても悔しそうにする様子はなく、もう一度勝負を挑む姿が見られる。身体を大きく動かし、ダイナミックに遊ぶ様子が見られる。その場の状況に合わせて遊びを選んでいけるようにする。年少児の子も鬼ごっこに興味を示す子もいるので、一緒に遊びに入れるように仲立ちをし、どの子も満足して遊べるように配慮する。午睡中の時間に花屋で花壇に植える花を買いに行き、植え付けをする。どの色を選んだか友達と見せ合い、丁寧に扱おうとする。花屋での購入・植え付けを通して植物への関心や愛着心が育つように一緒に丁寧に世話を楽しんでいく。

 

3月25日(金) 晴れ  中野

お別れ会を楽しみに意気揚々と登園してくる。テーブルのセッティングや椅子並べなど行う。保育者のテーブルセッティングの段取りが明確になっていなかった為、子どもを待たせてしまったことに反省。子どもは同じテーブルの年長児の名前を確認して期待が膨らませている。準備段階から、子どもたちと行い、楽しさを保育者自身も感じることができた。園庭に移動して、体操・リレー・ドッジボールを幼児クラス合同で楽しむ。リレーは接戦となり、非常に盛り上がる。ドッジボールは残り5名ずつで時間となり、引き分けとなる。盛り上がり、とてもよかったように感じる。ゲームの中で悔しさを感じることもある子もいたようだが、次に挑戦していく意欲として伸ばしていきたい。入室して年長の将来の夢・歌のプレゼント・給食を一緒に食べ、異年齢の交流を楽む。年長児への感謝の気持ちを伝えられる機会が持てて良かった。自分たちの来年の姿に重ね合わせられるようにつなげていく。

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