4歳あさがお組2020年度9月の保育日誌

9月3日(木)晴れのち雨 松崎

ロウソクで白画用紙に描いた絵を見る。手品風に「何も書いてないよね」と話し、少しずつ絵が見えてくるように絵の具を塗っていく。「あれ?うさぎかな?」「どうして?」と面白がる。色をすべて塗ってみせると「やりたい!」と声が上がる。ロウソクを見せ、誕生日やお墓、お仏壇の話をする。祖父母や祖祖父母がいることでみんながいる事を伝える。自由にロウソクを手に持ち、描画し、好きに塗りたくる。浮き出た絵に「車が出てきたよ」「この色とこの色を混ぜたらこんな色になった!」などと楽しむ。

ロウソクで絵を描く経験がないので集中して描画していた。「どんな絵か見えない」と絵を描くこと自体には集中はできていなかったので、今回ははじくことで、見えていなかった絵が出てくる面白さを重点にしたが、次回はクレヨンではっきり描いた上で絵の具を使って遊ぶ。

 

9月4日(金)晴れ 松崎

朝から機嫌よく笑顔が見られる。「何時からお店に行けるの?」「全部買いたい!」と祭りに期待を持つ。朝の会で自分たちに役割を確認する。少し緊張した表情で買い物を始めるが、緊張が少しずつほぐれ楽しみ始める。終了後は、そのままお店屋さんになる。朝の会で練習した「いらっしゃいませ」の声を、保育者や年長さんを真似して言ったり、元気に声を出し、活気に溢れる。前日よりひのまつりをとても心待ちにしていたので、他クラスに移動する時も、片付けなどやる気満々の様子であった。お店屋さんを意欲的に取り組んでいたので遊びに取り入れながら、ひまわり組と一緒に行うなど、引き続き異年齢交流に繋げていく。

 

9月14日(月)雨のち晴れ 松崎

泥んこ遊びの服に着替え、保育者から片栗粉の話、遊び方、約束などを聞く。4つの洗面器で3~4人ずつ座り、粉の感触、水を入れた後の混ぜた感触、スライム状になった感触を味わう。「硬いけど、ドロドロになる!」「すごい面白い!」と一人ひとりの思いが言葉になる。絵の具を入れると「マーブル模様になった!」と話す。その後好きな色のものが片栗粉で思い思いに楽しむ。ブルーシートを敷くことで滑りやすくなるので走らないように、事前に十分に話し伝える。手が汚れることに違和感を感じる子は、無理に引き止めず、他の遊びが出来るように環境を整える。とても集中して遊び込んでいたので、泡遊びなど、他の感触遊びも行いたい。

 

9月28日(月)晴れ 松崎

園庭で体を動かして遊んだ後、室内に戻り、泥んこ遊びの服に着替え、朝の会で「ガンバリマンのうた」をうたっらり泡遊びの話を聴く。園庭で一人ひとり容器を手にし、予め削ってある石鹸とぬるま湯を入れて泡だて器で泡作りをする。うまくいくように石鹸を足したり、お湯の量を調節したりして、泡ができると達成感を感じ喜ぶ。一人ひとり作ったことで、泡の立ち方に差が出てしまったが、お互いに見比べながら、どうしたらふわふわになるか自分なりに考える姿も見られた。反省点としてまずは保育者が大きな容器に泡を作った後、個々で作る流れの方が、子どもたちも分かりやすかったように思えた。その後、絵の具を使い、色のついた泡遊びも楽しむ。あと5~10分遊べると子どもも満足したかもしれないと思う。

育児あれこれ