11月2日(火)晴れ 五十嵐
移動動物園があることを知らせ、動物園からの手紙を掲示すると子ども同士での会話が弾む。朝から「まだかな?」と動物達が来るのを楽しみにする。始めは、やぎやヒツジの元気な姿に驚く子もいるが、えさを食べる様子を見ると「わたしも」と餌やりに参加する。保育者と一緒に餌やりをしたり、友達の楽しそうな様子を見たりすることで、徐々に自分から餌をあげるようになる。小動物の背中を撫でたり、ポニーに笑顔で乗ったりして楽しむ姿も見られる。ポニーに乗れなかった子も、モルモットの背中を優しく撫でて、触れ合いを楽しむ。子どもの様子に合わせて、保育者の援助の仕方を変えることで、興味を持ち触れ合う姿が見られる。
11月11日(木)晴れ 五十嵐
ユニ棒や平均台で、サーキットを作る。まず、興味を持った子、数名が遊び始める。始めは、平均台を前に「こわい」という子もいたが、保育者が手を繋いで一緒にゆっくり歩くことで、一人で渡れるようになる。二本の平均台を跨いで歩く子、一本を慎重に歩き進める子、カニ歩きをする子がいる。他の遊びを楽しんでいた子も、他児の様子を見て試してみる姿が見られる。少しずつ自信をつけて、一人で平均台を渡ろうと頑張る子もいる。出来る様になったことで達成感を感じ、自信をつけている。このような経験を積んでいけるように、子どもたちの成長発達を把握して、環境を整えていくようにする。
11月19日(金)晴れ 五十嵐
火災の避難訓練に参加する。園庭で自由遊びをしている時間だったが、放送が聞こえづらく戸惑う子もいた。職員が声掛けをしに行くことで、避難訓練だということに気付き、行動する。火事だとわかると、口元を抑えて煙を吸わないようにしている。西公園への避難になり、始めは話をする子もいたが、徐々に状況がわかり、真剣な表情を見せる。今回は火災の避難訓練だったが、いつどこで起こるかわからないので、絵本などを使い、保育者の話を聞いて行動していけるようにする。保育者も真剣に参加していくことで、訓練の大切さがわかるようにしていく。
11月25日(木)晴れ 五十嵐
お楽しみ会に向けて、動物になりきった表現遊びをする。自分がやってみたい役が決まり、遊びの中で保育者に質問されること(「好きな食べ物は?」「どんな泣き声なの?」)に答えることを楽しんでいる。答えがわからなくても、他の子も一緒に考えて答えることで回を重ねるごとに自信を見せる。その姿を褒めていくことで、お楽しみ会への期待を持てるようにしていく。表現遊びの中で行うダンスや楽器遊び、サーキット遊びなども張り切って参加している。一人で発表することに緊張感を見せている子もみんなが傍にいることで、笑顔が見られる。友達と一緒に活動する楽しさを味わい、遊びを広げていくようにする。