3歳さくら組2021年度10月の保育日誌

10月7日(木)くもり 五十嵐

期待を持ちながら、「運動会ごっこ」に参加する。手作りベルトなどを進んで着用する一方、緊張感も見られる。遊戯の曲が流れてきてもすぐには動けない子もいたが、周りの子が歌を歌いながら踊っている姿を見て、少しずつ体を動かし始める。曲の終わりには、みんなが笑顔になり、楽しむ様子が見られる。かけっこでは、不安がる子もいたが安心できる友達と一緒に走ることで、笑顔でゴールする。運動会ごっこに向けて、様々な活動をしてきたが、ポンポンや自分で作ったベルトを身に付けて楽しんで参加している。今後も今日の経験を活かしていけるように運動遊びを楽しみ、みんなの前で発表することを楽しんでいけるようにしていく。また、子どもたちの頑張りを十分に褒めて、自信に繋げていく。

 

10月11日(月)晴れ 五十嵐

4歳児と手を繋ぎ、洋光台駅前まで散歩に行く。保育園を出てすぐに、「かりん」や「ゆず」の木を見つけて観察する。公園では、「りす、いるかな?」と探したり、「木の葉っぱ、(風に吹かれて)なくなっちゃうよ」と言ったりして、自然に目を向ける子もいる。周りにある気になるものを観察しているので、前にいる子との距離が空いたり、車道側に近づいたりする子がいる。周りのものに興味を持ち、探している時は立ち止まったり、横断歩道に差し掛かった時には注意が向くような話をしたりして、その時に応じて臨機応変に対応していく。今後は、子どもたちの体力を見ながら様々な公園に行き、発見を共に楽しめるようにしていく。

 

10月22日(金)雨 五十嵐

新聞紙を使って、遊ぶ。ガムテープを用意し、保育者がガムテープをちぎって渡していると、自分で行うにはどうすればいいのかと聞きにくる子がいる。新聞紙でボールを作ったことで、玉入れを始めて友達と楽しむ。また、制作をしたいという子がいたので、新聞紙遊びをする中でコーナーを作り、マジックやはさみを用意する。ハサミを使う際には、保育者がそばにいるようにする。自分の作りたいものを形にしようと友達と話しながら制作する姿が見られ、保育者に見せたり持ち帰りたいと言ったりする。制作での目的をどの作品を作るかではなく、素材を用意して想像しながら作ることを楽しめるようにしていく。子どものやってみたいという気持ちを大切にして、活動を進めていく。

 

10月29日(金)晴れ 五十嵐

4名の誕生児がいたので、誕生会を楽しみにする姿が見られる。皆の前に立つことを恥ずかしがる子はいるが、緊張した様子もなく、嬉しそうな表情を見せる。今後は、みんなの前で自分の気持ちを表現していける機会を作っていく。楽器遊びでは、カスタネット、鈴、タンブリンを用意する。ピアノを弾くと、その音に合わせてリズムを取ったり、歌ったりする子もいる。自由に音を鳴らしたり、ピアノのリズムに合わせたりながら楽器遊びを楽しめるようにしていく。

育児あれこれ