2歳すみれ組2021年度8月の保育日誌

8月3日(火) 晴れ時々曇り 斎木

園庭で水遊びをする。噴水マットを見つけると駆け寄り、勢いよく出ている水を見て歓声を上げる。タライの水をすくったり、ジョウロを使って遊んだりする。「もっと遊びたかった」と話す子がいる。気温が高い日だったので、水分補給と活動の時間に配慮する。また、裸足で階段が日に当たって熱いため、水を撒いてから上り下りをする。初めての噴水マットの中に入るのをためらう子もいたが、その子のペースで遊びに参加できるように見守る。友だちの遊ぶ様子をしばらくながめていたが、自ら入って遊ぶ。今後も、熱中症対策をしながら夏ならではの遊びを楽しみたい。

 

8月10日(火) 晴れ 中村

粘土遊びでは、ボールを作ったり、アイス屋の店員になりきって、ごっこ遊びしたりする。最初はちぎったり、ヘラで切ったりすることが多かったが、粘土の遊び方に慣れてくると、イメージしたものを保育者と一緒に作る。今回は保育者が提案したものを作ろうと誘う。ボールを3個作ってみるという内容だったが、「ボール」という部分だけを聞き取って1つのボールを作る子もいれば、3個作る子もいて、様々である。子どもたちの好きな遊びを通して発達の様子を把握し、次の遊びへ発展できるようにする。

 

8月18日(水) 晴れ 平本

片栗粉を袋に入った状態で触ってみたり、色を確かめたりする。保育者が透明の大きなボールに片栗粉と水を混ぜ、粉の状態から液状になる様子をみると、不思議そうに見つめたり、とろとろと溶けて、落ちる様子を見たりする。指先で強く触ると硬く、優しく触ると柔らかいという感触を楽しむ。一人一人がじっくり遊べるよう、人数分の皿を用意し、テーブルを用意して遊ぶ。片栗粉の感触が苦手な子や粘土のように形を作ることが好きな子はあまり興味を示さずにいる。片栗粉の独特な感触(触った強弱で硬さが変わる)が好きな子は1時間弱程遊んでいる。苦手な子もいるため、様々な素材や材料に興味が持てるように、食紅で色を付けたり、コップやスプーンなどを用意して遊びがより楽しめるような内容を考える。

 

8月24日(火) 曇り 中村

3,4歳の保育室へ行き「クワガタ音頭」を踊ってから園庭へ出て泥んこ遊びをする。先に1歳児クラスが遊んでいたため「いれて」「いっしょにあそぼ」と声を掛けて遊びに行く。タライから海の生き物の玩具を掬ったり、水鉄砲で遊んだりする。片付けでは自分たちで玩具を集め、「ぴかぴかになったよ」と言って、タライの中で綺麗に洗ったことを喜んで見せる。園庭に出る前に1歳児と一緒に遊ぶことを伝えていたので、遊びの中でタライや玩具などを譲ったり、片付けの時も「すみれぐみのおにいさんおねえさんだもん」と言って張り切って玩具を集めて洗ったりする。年上児の意識があるようで成長を感じる。やってみようという意欲を受け止めながら、子どもたちの意欲を引き出していかれる言葉掛けや関わりをしていく。

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