1歳たんぽぽ組2023年度12月の保育日誌

12月 8日(金) 晴れ  城間
園庭で保育者がタイヤにお風呂マットを乗せた物を用意するとそこに横になってくつろぐ児、トランポリンのように飛び跳ねて遊ぶ児、様々な姿が見られる。その中で場所の取り合いが起こるが保育者が仲介することで「かして」「まっててね」など言葉で伝える姿がある。年上児の遊びに興味をもって後ろから付いていく児も見られる。
お風呂マットとタイヤのように保育者が一つ工夫していく事で様々な遊びに繋げることが出来ている。その中で、言葉掛けを工夫して行っていく事でさらに子どもの視野を広げたり遊び方を知らせたりしていく。
年上児に対しての興味関心が増えてきていて、兄弟児中心に関わることが増えてきている。年上児の遊びを出来る範囲で活動に組み込んでいく。
12月 12日(火) 雨  齊木
身体測定を行う。身長計を用意すると、自ら服を脱いで準備をしようとする姿が見られる。「大きくなったね」と伝えると嬉しそうな表情を見せる。身体測定を行う時の準備方法を覚えて自ら動こうとする姿がみられ、褒めたりさり気なく手伝ったりすることで自信に繋げていけるようする。その後段ボールで作ったテーブルを用意すると、積み木の椅子を持ってきて友達とままごとを始める。お皿に食べ物を入れ、コップで乾杯する。メニュ―表を持って遊ぶ児もいる。玩具の取り合いなどトラブルもあるが、「貸して」「どうぞ」など友達に簡単な言葉で思いを伝えることがある。ままごと道具やブロック・お絵かきの用具などを用意し、コーナーに分けて好きな遊びを選んで遊ぶことが出来るように環境を整える。保育者も一緒に遊びを楽しみながら、やり取りがうまくいかない時は気持ちを受け止めながら、相手の気持ちに気づけたりするような関わり方を知らせる。

12月 21日(木) 晴れ  菊池
クラスを2グループに分けて、初めて園の周りを歩いて散歩する。友達と繋いだことが嬉しいようで笑顔が見られ、途中で手が離れた時は「繋ごうね」と手を添えるとすぐに繋ぐ。落ち葉や飛行機を見ながらゆっくり歩き帰園後は園庭でままごとやフープでの電車ごっこをして遊ぶ。低月齢児は保育者のみで手を繋ごうと考えていたが、友達と繋ぎたがり、時々手の離れる場面が見られたものの援助する事で繋ぎなおせていたので、成長を感じた。今後も歩き散歩を取り入れ歩き方を知らせながら距離を延ばしていきたい。園庭での遊びでは高月齢児が言葉でのやり取りが増えており低月齢児も、片言で伝えようとすることが増えている。保育者も場面に応じて一緒に遊びやりとりを楽しめる会話に繋げられるようにする。

12月25日(月) 晴れ 齊木
クリスマス会に参加する。『森のクリスマス』のパネルシアターを見た後、『きらきら星』の曲に合わせ、鈴・太鼓・カスタネットを自由に鳴らして遊び、『あわてんぼうのサンタクロース』を演奏している途中で、サンタクロースが登場する。喜んだり驚いたり様々な反応を見せるが、一人一人サンタさんからプレゼントをもらい笑顔になる。12月に入ってから、クリスマスツリーを作ってお部屋に飾ったり、クリスマスソングをかけたりしていたので、クリスマスに興味をもって参加する児が多かった。パネルシアターは集中して見ていて、「もう一回!」と言う声も聞かれたので良かった。初めて見るサンタクロースに戸惑う児もいたが、保育者がそばで見守り、触れ合いを楽しめるように手助けをする。これからも季節の行事を楽しみ、友達と嬉しい気持ちを共有できる活動を取り入れていく。

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