1歳たんぽぽ組2023年度11月の保育日誌

11月1日(木)  晴れ 齊木
砂場で遊んだり、マット山を上り下りしたりして遊ぶ。保育者がジョーロで描いた円の上を走る児もいる。行動範囲が広がり、動きも活発になってきたので、保育者も体を動かすことを一緒に楽しみながら、危険がないように見守る。早めに室内に入り、新聞紙を使い芋ほりごっこで遊ぶ。指先でビリビリ破いて集め、その中に先日幼児組が芋ほりで採ってきた芋を入れて、芋ほりごっこを楽しむ。芋を見つけ「あった」と保育者に見せる。本物の芋を使うことで、より芋ほりの雰囲気を味わうことができた。これからも子どもがじっくりと興味の対象に関わることのできる環境を整える。

11月8日(水) 晴れ 菊池
立ち乗りバギーや歩きで、途中交代しながら行く。歩きながら民家の果実を見たり、空を見上げたりして季節を感じることが出来る。公園に着くと、元気に走り回る児が多い。しゃぼん玉を飛ばすと、嬉しそうに追いかけるが飛ぶスピードが速くて追いつけない。15分程遊んだ後、バスやパトカーが見える通りに移動すると、好きな車両をみつけて嬉しそうに手を振る姿がある。これからも、身近な環境に関わって、見たり、触れたり、嗅いだりする子どもの感覚に心を傾け、感動や発見に寄り添いながら、感性が豊かに育つよう働きかけていく。

11月16日(木) 晴れ 城間
机上遊びをする。型はめパズル・洗濯バサミ遊び・おえかき・チェーン遊びを楽しむ。パズルでは「ここだよ」と友達に教えたり、チェーンを食べ物に見立ててままごとに発展したりする姿が見られる。机上遊びをしていく中で、下に落ちた玩具に気が付いて拾ったり、他児に優しく伝えたりする。好きな遊びを選び、集中することが出来ていた。指先を使った遊びを取り入れていく事で、指先の発達を促すことができるようになるため、様々なことに挑戦して、ひとりひとりが達成感を味わう経験を増やしていけるようにしていく。

11月22日(水)晴れ 齊木
園庭に出ると、砂場の道具を取りに行ったり、フープを取りに置き場に行ったり、好きな場所で好きな遊びを始める。しばらく経ったところで保育者の声かけにより地震が発生した事を知る。保育者が集合するよう伝えると、遊んでいた玩具を持ったままの児もいたが、スムーズに集まる。避難するための立ち乗りバギーを用意すると、散歩だと思い乗りたがる児がいる。避難訓練では、1歳児なり活動に見通しをもてるようになり、混乱や戸惑いもなく落ち着いて参加することが出来ていたので成長を感じる。どんな状況で起こるか分からない災害に対して、保育者が冷静に判断し、指示できるよう備えていきたい。

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