1歳たんぽぽ組2022年度11月の保育日誌

11月 2日(水) 晴れ 尾崎

園庭で移動動物園の準備が進んでいく様子を期待をもって見ている。動物のシルエットクイズをしたり、抱っこの仕方やエサのやりかたを簡単に説明したりすると、さらに期待が高まっていく。園庭に出ると進んで動物に近づき、積極的にエサやりをしている。ポニーも、緊張が見られたが、支えられながら乗って楽しむことができる。中には動物を怖がる児もいたが保育者と一緒に安心してエサをあげたり、近くで見学したりすることができ、徐々に慣れていく。衛生面にも気を付けながら安全に楽しく触れ合うことができてよかった。この経験を遊びに繋げていきたい。

 

11月 8日(火) 晴れ 萩原

制作遊びの声掛けをすると、高月齢児から興味をもち、取り組み始める。花紙を使うのは初めてということもあり、じっと観察し、花紙の薄い・柔らかいといった特性に気付く。ちぎったり丸めたりする他、ままごと容器にふんわりとかけてみるなど、さまざまな動きを楽しんでいる。ちぎったものをふりかけるようにして貼り、上から水溶き糊を塗ると、染みて色が変化する様子に気付く児もいる。これまでの制作遊びでは絵の具を使ったものが多かったので、さまざまな素材・技法に触れてみるねらいもあり、花紙を使った制作遊びを試みる。これからも特性の異なるさまざまな素材を取り入れ、子どもたちの気付きや発見を促していきたい。

 

11月 17日(木) 晴れ 末﨑

公園遊具に遊びに行く。往復の道を、歩調や気の合う友達と手を繋ぎ歩き、紅葉した落ち葉を踏んで音を感じたり、手にして感触を味わったりして楽しむ。遊ぶ前には約束事や保育者による安全点検を行ってから遊具遊びを始める。遊具にも慣れてきて、さまざまな遊具に積極的に取り組もうとする。滑り台やシーソー、鉄棒で繰り返し遊んだり、追いかけっこで思いきり身体を動かしたりして楽しむ児もいる。落ち葉を拾い持ち帰り、保育室の木の壁面に付けることを楽しみにする姿もある。散歩から次への楽しみにも繋げるような活動を取り入れていきたい。

 

11月 30日(水) 晴れのち曇り 萩原

昨日の雨で大小さまざまな水溜りができている。園庭に出ると水溜りを眺めたり、入ってしぶきがあがるのを楽しんだりしている。ままごとが好きな児は、おたまと容器を持ち出し、泥水を掬って「スープです、どうぞ」と料理に見立ててやりとりを楽しんでいる。秋以降、見立て遊びやままごと遊びが活発になったこともあり、泥水を遊びの材料として扱う姿に成長を感じる。また、昨日雨が降っている間、雲や雨の降り方、風の強さに興味をもって見る姿があった。季節だけでなく、気象などさまざまな自然に目を向け、興味関心を持てるよう援助していきたい。

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