5歳ひまわり組保育日誌バックナンバー

5歳ひまわり組2019年度8月の保育日誌

8月5日(月)晴れ 五十嵐

プール遊びをする。準備体操をしてからプールに入り、体が水に慣れた後、子どもたちのリクエストでビート板やおふろマットを用意する。お風呂マットをビート板代わりにして泳ごうとしたり、マットの上に仰向けになり浮かぶことを楽しんだりする。ビート板やお風呂マットを使用するとプール内が狭くなってしまうため、枚数を調節する。それぞれに用具を工夫して使い遊ぶが、遊びに夢中になると危険な行動も見られるので、一対一で丁寧に話しをする。

 

8月15日(木)曇り 小野

2~5歳児で、「枝豆もぎ」の調理体験を行う。行う前に、茎に実をつけた状態のものを見せる。実際に保育者が手でもぎる様子を見せる。「難しそうだね」「たくさん実がついているね」と友達と会話する様子がある。大体年齢ごとにテーブルを分けて座り、もぎり体験を始める。十分な量があったので、夢中になって黙々と作業する。コツを掴むと、一人で出来る子もいる。今後同じ様な機会があったら、他クラスと混合で自由に座り、関わりが持てると良いかもしれない。終了後、コーナーを作り好きな玩具で自由に遊ぶ。

 

8月21日(水)曇り 小野

3,4歳児と手をつなぎ、西公園へ散歩に行く。公園に着き、簡単な説明をした後パラバルーンを行う。今年度初めて3クラスでバルーンを行うため、好きな持ち方で持ち、横に振る・持ち上げる・片手に持って歩く、の3つの動作のみを丁寧に行う。その後お茶を飲み、ゆっくり過ごしたあと帰園する。

暑さのため短めに行う。去年バルーン遊びをしている子はその時のことを思い出しながら行う様子がある。簡単な動きだった為、物足りなさを感じる子もいる。バルーンの様々な動きを、遊びながら増やしていきたい。それを3クラスで行えるように計画をたて、楽しんで遊べるようにしていく。

 

8月23日(金)雨 小野

3・4歳の部屋で過ごす。廃材を用意し3クラスで廃材を使って遊ぶ。発砲スチロールをちぎって飛ばして遊んだり、複数の箱を組み立ててみたりする姿がある。事前に何を作るか決めていた子たちは、たくさんの廃材を見ながら、作ることを進めていく。作っていく中で、作ろうとしていた物とは、別のアイデアが浮かび別の作業を始めたり、作ろうと決めたものを粘り強く試行錯誤して作り続けたりする姿がある。

3クラスで行うことにより活動の内容に幅をもたせることが出来た。昨日のひまわり組だけの廃材遊びの活動では、何を作るかを決め、そのために必要な物を探すだけだったが、他クラスが廃材を使ってのびのび遊ぶ姿に刺激され、廃材の使い方に対する視野がそれぞれ広がったように思う。

作りたい物がはっきりしている子は、そのイメージを形にしていくことに挑戦し、3・4歳が遊ぶ姿を見て、一緒に廃材に触れ、遊びを深めていく子も居る。この活動を繰り返しながら、それぞれに納得のいくものが作れるようにしたい。

 …

5歳ひまわり組2019年度7月の保育日誌

7月4日(木)雨 五十嵐

CDの音に合わせて、太鼓をたたくことには慣れて音も合うようになるが、歩きながら太鼓をたたくと音がずれてしまうことがある。みんなの太鼓のリズムが一つになり、そのことを伝えると嬉しそうにする。 今後は、他クラスの前で披露する機会を作り自信を持てるようにしていく。七夕の飾りつけでは、結ぶのが難しい子がいたが、満足そうな表情をみせる。自由遊びでは自分で考えて好きな遊びをするが、友達との気持ちの伝え合いがうまくいかず、トラブルになることがあるので、そばで見守っていく。

 

7月9日(火)くもり 五十嵐

プール開きに参加する。プールに入るのを楽しみにしている子が多く、約束事を真剣に聞く姿が見られる。その後夏まつりについての話をすると、太鼓をたたくことや制作することに意欲的に取り組む姿がある。制作で使う為の紙をみんなでちぎることを提案すると紙を様々な形に見立てて遊ぶ姿が見られる。

制作になると一人一人が集中して取り組む姿が見られるので、必要に応じて援助していく。太鼓をたたく時の隊形も自分達で並び行動している。夏まつりを楽しみにして、太鼓をたたくことに自信が持てるような声掛けをしていく。

 

7月16日(火)雨 小野

ちょうちん作りの仕上げとして、絵の具で色付けをする。5~6人ずつ行い、子どもたちが使いたいと言った8色の絵の具を用意する。和紙を使用して絵の具がにじむようにした。薄く溶いた絵の具を使ったので、扱うのが難しい様子もあるが、塗っていきながらイメージを組み立てたり、元々のイメージを変化させたりして、塗るのを楽しむ姿がある。ちょうちん作りは繰り返し紙を貼っていく手間のかかる作業だったため、色付けという最後の行程に達成感を感じる様子がある。その後、英語で遊ぼうに参加する。

 

7月18日(木)晴れ 小野

裸足になって、プールの中を雑巾で拭いて掃除をする。2グループに分けて行い、待っているグループは応援をする。普段、食事後に雑巾がけを行っている為、それを思い出しながら行う姿があったり、砂がまとまっていることに気付いて、汚れを落とすように拭いたりする姿がある。

掃除の最中に、他クラスが散歩から帰園し、「年長さんありがとう」と声をかけてもらい、嬉しそうな表情を見せる。プールの中での約束が思い出せるように声をかけ、危険が無いよう知らせながら行う。終了後、使っていた雑巾を自分達でしぼり、終了とする。来週からプールを楽しみにしていきたい。

 …

5歳ひまわり組2019年度6月の保育日誌

6月10日(月)雨 五十嵐

育てている枝豆が実をつけたので、プランターを部屋に運び、自由画帳とクレヨンを用意して写生をする。枝豆のそのままの姿を観察しながら描く子、想像をめぐらせて描く子など一人一人が描きたいように描く。写生している間も保育者や友達に枝豆の生長を伝え楽しむ姿が見られた。その後「じゃんけん列車」をする。ゲームでは「勝ちたい」という気持ちが強く表れるがすぐに気持ちを切り替えている。

遊びや生活の中で自分の気持ちを相手に強く言ったり相手がいつもと違うことをしたりするとそのことを指摘することが多くなる。相手にも気持ちがあることに気付き、どう思うかを考えながら他児と関わりを持てるようにする。

 

6月12日(水)晴れ 五十嵐

地域の方の畑を借りてじゃがいも堀りの体験をさせてもらう。全体で挨拶をし、じゃがいもの種類のことや花や芽に毒があることを教わったあと、早速じゃがいも掘りを始める。始めはなかなか土の中のじゃがいもを見つけることが出来ず、「どうやってやるの?」と質問する子もいたが、じゃがいもを見つけると嬉しそうに伝え合い、積極的に掘り進める。じゃがいもの大きさを比べてみたり、土の中にいる虫に興味を示したりしながら、収穫することを楽しむ。

じゃがいもが土の中から顔を出すと歓声が上がり、積極的に掘り進める姿がみられる。発見したことを保育者や友達に伝えながら楽しんでいるので言葉で表現しようとしている時は丁寧に関わり、もっと話をしてみようという気持ちを育んでいく。

 

6月14日(金)晴れ 小野

室内で「時の記念日」にあわせて制作した時計を使って時刻合わせをして遊んでいると、非難訓練の放送が入る。自然と耳を傾けて、内容を理解しようとする。保育者の指示に従い落ち着いて、部屋の中央に集まり、ヘルメットをかぶったり、非難靴を履いたりする。慌てることなく園庭へ避難する。その後消火器の訓練を見たり、起震車乗って地震の体験をしたりする。はじめは、緊張を見せる子もいたが、友達の表情を見て和らぐ子もいる。

起震車では、友達と楽しく体験する様子が見られる。事前に起震車に乗る目的を理解できていたら、もう少し幅広く感じられるものがあったかもしれない。また、ヘルメットや避難靴の点検、室内で危険な箇所が無いか改めて確認していきたい。

 

6月19日(水)晴れ 小野

歯科健診を受ける。慣れない健診に緊張を見せ、涙を流す子もいる。終わった後、他クラスと年長の部屋で遊び(ダンス、歌、紙芝居)過ごす。衛生士による大型紙芝居で虫歯予防の話を聞く。終了後テーブルへ移動し、赤染め体験をする。話を聞きながら落ち着いて行う。歯が赤く染まる様子に驚く子もいるが、友達としている様子を見合いながら、その後の赤く染まったところをメモしたり、歯を磨いたりする作業をしていく。鏡を覗きながら熱心に歯ブラシで磨く姿がある。

今後の歯磨きの際に、今日の赤染め体験を思い出して、丁寧な歯磨きに取り組めるよう声をかけていきたい。…

5歳ひまわり組2019年度5月の保育日誌

5月13日(月)晴れ 五十嵐

駅前公園へ散歩に行く。出発前に交通ルールを伝えたり、確認したりすることで、子どもたち自身で安全を確認しながら歩く姿が見られる。広場にカラーコーンを置いてリレーを行う。初めて行う形でのリレーだったため、参加せずに様子を見ている子が数人いる。その後、範囲を決めて自由に探索活動を行うと虫やリスを見つけて追いかけたり、図鑑で調べたりして遊ぶ。

決まりを守ろうとする姿勢が見られるので、一緒に確認しながら交通ルール等は習慣づけていけるようにする。春の自然の中で発見したものや驚いたことなどを皆に伝え、共有しようとする姿が見られる。保育者が仲立ちをしながら、みんなで活動を楽しんでいけるようにする。

 

5月16日(木)晴れ 五十嵐

異年齢でのグループに分かれて触れ合い遊びをすると、積極的にスキンシップをとる子、恥ずかしがる子等様々な反応が見られる。リズム遊びでは友達と一緒に体を動かすことを楽しんでいる。

交流会活動後、テラスで給食を食べると、お互いに緊張感もとけて、会話を楽しんでいる。少しずつ交流活動を取り入れながら、年長児としての嬉しさや楽しさを経験していくようにする。

 

5月24日(金)晴れ 小野

東急ストアへ園外活動時のおやつを買いに行く。お店に入ってからの約束(小さな声でお話する、お店のものは見るだけにする)を確認して出発する。東急ストアに到着し、再度約束を確認してから店内へ入る。おやつコーナーで、「外で食べられるおかし」と条件を伝え、おやつを選ぶ。友達と「こんなものがあるね」と話す姿がある。約束を覚えていて確認する姿もある。

東急ストアへ向かう途中、車道を横切る際に、車が曲がってくることに子どもが気づき、「車が曲がってくる」と知らせることがあった。気付けたことを褒め、自信を持って確認できるようにしていく。

 

5月30日(木)晴れ 小野

園外活動で、さくら組、あさがお組とおやつを持って駅前公園へ行く。さくら組と手を繋いで歩く。緊張感を持って歩き、車に注意を向ける様子がある。公園に着き、トイレや写真撮影を済ませた後、異年齢グループを作りリレーや「もうじゅうがり」のゲームをする。その後、おやつを食べ帰園し、シャワーをする。

ゲームでは、リレーの時小さいクラスと一緒にバトンを持つため、相手を気にしながら走る姿がある。「もうじゅうがり」では同じクラスの友達とペアを作りたがる様子がある。前回交流会で行っていたが、もう少しルールの浸透しているゲームの方が楽しめたかもしれない。

 …

5歳ひまわり組2019年度4月の保育日誌

4月3日(水)晴れ 小野

「ダンボールで剣を作りたい」とリクエストがあり、子どもたちに相談するとダンボールを集めてダンボールを使った制作をしようということになる。まず、ダンボールを探しに行くと、子どもたちの方から「ここにあるかもしれない」と探し始める。気に入ったダンボールなどの素材が見つかると、色鉛筆、カラーペン、はさみやテープを使って制作を始める。自分のイメージを言葉にして友達に伝え、イメージをより膨らませる姿が見られた。子どもたちが集中して取り組んでいたので、今後も子どもたち同士で話し合い活動を進める時間を大切にしていく。また、必要な素材や道具も普段から自由に触れられるようにして、自分で素材や道具を選びとれるようにする。

4月8日(月)雨 小野

ゲームをしたい子が集まり、「なんでもバスケット」をする。保育者がルールを説明してから、ゲームを始める。回数を重ねると、鬼をやりたい子とやりたくない子で遊び方が変わってくる。鬼をやりたい子は、椅子に座らずに最後まで残れることを楽しみ、鬼をやりたくない子は早く椅子に座れることを楽しもうとする。徐々にルールや内容に独自の変化が見られる。まだ、子どもたち同士でルールを決めて進めていくには難しい面が見られるので、保育者が思いを受け止めて子どもたちの意見をまとめ、ゲームを進めていくようにする。

4月18日(木)晴れ 小野

数冊図鑑を持って、駅前公園に散歩に行く。探索出来そうな林に行くと、順番で図鑑を使いながら読んだり調べ物をしたりする姿や斜面を行き来する姿が見られる。その後、時間を区切って遊具のある広場で遊ぶ。探索活動をじっくり楽しんでいたので、時間で区切るのではなくて、子どもたちと相談して次の活動を考えていけば良かった。

4月24日(水)くもりのち雨 五十嵐

あさがお組の時から育てていた玉ねぎの収穫と皮むきをする。当日突然の雨で、ゆったりと収穫をすることが出来なかったが、収穫した玉ねぎを手にして友達と見せ合い喜んでいる。水洗いをして皮むきをすると、保育者にやり方を聞きながら、丁寧に取り組む。部屋中に玉ねぎの匂いを感じ、「においがする」と友達と話をする。一人一人が興味を示す場面が異なり、それぞれの発見を保育者や友達に伝える姿が見られる。今後、夏野菜の栽培や収穫を通して様々な発見や経験を積んでいく。

 …

5歳ひまわり組2018年度3月の保育日誌

3月4日(月)雨 江口

祝う会の活動に入る前に卒園までの日数をカレンダーで数え、数日の間に“やりたいこと、行きたいところ”を話し合う。その後は、先週行った祝う会の流れを確認する。動きは昨年度の流れを見て覚えている子もいるので友達同士で教え合う。退場の時に使う「タッタ」を流すと歌を口ずさみ旗を取り出して踊り始める。

一年間を振り返ることで一人一人の成長や力を入れていたことなどが伝わり嬉しく思う。運動会やお楽しみ会など一つのことを協力してやり遂げられた喜びを味わえるように、言葉や仕草で伝え、当日までに気持ちを盛り上げられるようにする。

 

3月8日(金)晴れ 小野

朝、持ち物を確認したり、友達と見合ったりする。出発し南公園に到着する。他園が到着し始めると緊張が見られる。就学別に分かれると友達と移動する姿や、周りの様子を見て自ら動く姿がある。ドッチボールでは、内容を理解しボールに触ろうと意欲的に動く子が多くいる。結果に満足する子や、悔しさを感じる子がいる。

早めに到着し、実際に行う場所を見て雰囲気を感じられて良かった。1回目のドッチボール大会から子ども達の意欲が高まり今まで楽しんでドッチボールをすることができた。その結果を今回の大会で残すことができ、それぞれに思いがうまれたのを感じた。喜びや悔しさに寄り添い、分かち合って思いが深まるようにする。

 

3月15日(金)晴れ 江口

4歳児がお別れ会の準備をしている様子を見てきたので、どのような会になっているのか楽しみに登園する。会が始まると拍手で温かく迎えられて恥ずかしそうにしているが、インタビューを受けたり、異年齢で遊びながら笑顔が見られるようになる。プレゼントを渡されるときには、名前を呼ばれて喜ぶ。

今までは、5歳児から誘う事が多かったが、名前を呼ばれたり、ゲームやダンスに誘われて嬉しそうにする。卒園を祝う会まで数日なので成長したところや思い出を振り返り、思いきり楽しめるようにする。

 

3月22日(金)晴れ 江口

卒園を祝う会の前日ということを分かっているので、朝の支度後に心臓の音を確認して「ドキドキしているね」「緊張していないね」などと話す。祝う会の流れを最終確認すると以前よりも緊張しているようだが言葉を忘れると友達同士で教え合い、進めていく。

今までの行事前とは違う雰囲気を感じているようで緊張が見られる。緊張の中でも流れが分かり、助け合う姿に成長が見られる。緊張から達成感を味わっての姿だと思うので成長や緊張を受けとめ、安心して当日を迎えられるようにする。…

5歳ひまわり組2018年度2月の保育日誌

2月1日(金)晴れ 江口

自分たちが“年長鬼”として異年齢児の前に立つことを“恥ずかしい”と話す子もいるが年長児としての役割ということを自覚しながら「豆まき」に参加する。前日に豆まきの由来について絵本を読んでいたこともあり、紙芝居や保育者の話に興味深く聞く。会終了後には、0,1歳児室へ行き、「赤鬼と青鬼のタンゴ」を踊り楽しむ。 年長鬼として幼児クラスの友達の前へ立つときには表情や仕草も鬼になりきっているが、0,1歳児の前では怖がらない様に静かに入室する姿が見られ、親しみの気持ちをこめて日々関わる様子が垣間見えた。年長児としての意欲を認め自信を持って生活できるようにする。

 

2月12日(火)晴れ 江口

休み明けだが、園外活動で本郷台にある「アースプラザ」に行くことを楽しみにし、友達同士で持ち物の確認をし、電車に乗ることを楽しみにしている。事前に駅まで切符を買いにいくと利用する方を見たり、保育者が切符を買う様子を見たり、園外活動に期待を持つ。電車に乗り遅れないようにと給食の配膳前に椅子に座って待ち、給食も普段より早く食べ終える。電車でのルールやアースプラザでの約束事は、子どもたち同士で声を掛け合い、注意を呼びかける。

電車では、約束を思い出しながら守ろうとする姿があり、小さな声で話したり、他の乗客を意識して道を開けたりする姿がある。館内では、他国の文化や戦争の歴史に触れ、興味を示す姿がある。他にも、体を動かして遊べるスペースや、映画を鑑賞できるスペースがあり、時間を区切りながら移動する。帰り道では今日のことを振り返りながら、こんなことがおもしろかった、楽しかったと感想を話す。

 

2月19日(火)曇り 小野

園庭で過ごす。一人の子が氷鬼をしようと声を挙げ、友達を集め遊ぶ。徐々に他クラスが園庭に出てきて、一緒に遊ぶことになるが、ルールが伝わらないことに葛藤が見られる。また、ドッチボールをしたい子もいて、各クラスが園庭を出入りする隙をみて一度だけ行う。ボール投げの得意な子、不得意な子がいて、それを理解してチームを作ろうとする子、それを指摘する子がいる。

それぞれに集団でしたい遊びがあり、それをのびのび行うために園外に出ても良かったのかもしれない。ドッチボールでは、終わった後に「得意な子がいるからそのチームがずるい」と口論になる。チーム作りを工夫しようと言ってその場はおさまったが、悔しい気持ちや協力したい気持ちがあることを受け止めながら、向上心に繋がるよう声をかけていきたい。

 

2月25日(月)晴れ 江口

卒園プレゼントで作る物や誕生ケーキの必要な材料について話し合ったことを、再度確認をしてから出発する。お店に着くと友達同士で“大きな声を出さないこと”商品を触らないこと“など声を掛け合う。紙粘土の種類によって重さが異なる事を知る。3種類ある粘土を左右に持ち、重さ比べをする。

話し合う場面を作ったことで一人一人が“卒園”感謝“の気持ちを形で現したいという気持ちが一つになり、喜んでもらえるようにと意識しながら制作する。重さ、大きさも考えながら創意工夫していたので作る時にも一人一人の意見を取り入れられるように話し合う場を持つ。…

5歳ひまわり組2018年度1月の保育日誌

1月9日(水)晴れ 江口

4歳児と一緒に春日神社へ行く前に、なぜ初詣に行く。保育者が参拝後にクラスごとに分かれて神社の周りを探検する。おみくじがあることや3歳児の時にきたことを思い出しながら見て回る。

出発前から“さくら組の時に行った”“ここで焼いてたよね”等と思い出しながら歩く。神社を出ると見たことを4歳児と話合いながら日野中央公園へ行く。写真を見せるだけでなく興味を持ったものを実際に目で見て経験できるよう工夫する。

 

1月11日(金)晴れ 江口

カレンダーを見て“子ども新年会”を指折り数えて楽しみにしていた。お正月遊びの由来や地域の方と園長による“羽根つき”の昔の遊び方について真剣に見ている。二部が始まると各コーナーに分かれて遊び、2,3歳児にコマまわしをして見せる。“羽根つき”で顔に「×」を描いてほしいと話す。

伝統のある遊びに興味を持ち「なぜ遊ぶのか」と尋ねる姿もあり、由来について知らせると「凧揚げしたい」「おもちたべたい」と話している。異年齢で共通の遊びをすることで互いの距離が縮まっているように感じるので、お正月遊びを通して楽しめる場を増やしていく。

 

1月17日(木)晴れ 江口

洋光台第4小学校へ行く途中で髙橋母が勤めているケアプラザを通ると子どもたちに気づき、見学をする。利用者の方やケアプラザの方に挨拶をすると「何歳?」と声を掛けられコミュニケーションをとる。小学校の外観を見ながら「何しているのかな?」「何があるかな?」と興味を持ち、近隣に遊び慣れている南公園があることを知り、「小学校に行っても遊べるね」と楽しみにする。

年明けから就学のことを耳にすることが増え、“楽しみ”と口にしたり“保育園が良い”“さみしい”と不安な気持ちを言葉にすることも多くなってきているので、学校めぐりと共に近隣の公園で遊ぶ時間を作り就学先も視野に入れながら期待が持てるように言葉だけでなく視覚からも伝えていく。

 

1月25日(金)晴れ 江口

1月生まれの誕生会、クラスに誕生児がいることもあり、拍手で温かく祝福をしたり、タングラム「レモンの木」を見る。パズルのように並び変え、形が変わる様子を見て楽しむ。誕生会後は、園庭、室内に分かれて遊ぶ。氷鬼をしている時に、鬼の友達が勢いよくタッチするため「優しくタッチして」「足ブレーキして」と声を掛ける。鬼が変わると全員が分かるように声を掛け合い知らせる。

遊びや生活の中で友達に対して労わる気持ちが感じられる。友達に対しての声の掛け方や行動にも思いやりが見られる。トラブルに発展した時には、保育者にも知らせるが、友達の話を聞き思いを引き出そうとしているので、気持ちを受け止めたり、見守りながら必要に応じて助言する。…

5歳ひまわり組2018年度12月の保育日誌

12月5日(水)晴れ 江口

前日から本日の天気のことを心配していたが天気も良く暖かかったので園庭へ出て動物が来るのを待ちわびている。牧場の方から動物との触れ合い方について説明を受け、実際に触れる時に子ども同士で確認をし合ったり、教え合ったりしている。動物によって好む食べ物を知り、保育者や友達に知らせ、動物が食べている様子をじっくり観察したり、餌のあげ方や触り方もとても優しく触れていた。給食の時にも“まだいるかな?”と話し、食後に覗きに行く姿もある。今日の体験や、感じたことを自分なりに表現できるように様々な材料や必要に応じて準備する。

 

12月12日(水)雨のち曇り 江口

お楽しみ会活動で印象に残っている出来事をクレヨンで描く。「合奏のことを描こうかな」「まんじゅうこわいにしようかな?」「両方描きたい」など思い出しながら描く。友達同士で描いた絵を見せ合い自分が描かれていることに気がつき喜ぶ。

 

1月14日(金)晴れ 小野

洋光台4丁目公園に行く。2園欠席の為、就学別グループに分かれると人数が少なく調整される。デカパン競争をする。2人組になる為距離が近く、気をつかう姿があったり、会話が弾んだりする。やべのファミリールームへ移動し、見学をする。回数を重ねる毎に見学も慣れてくる様子がある。公園では、カラーカードが用意されたり、分かりやすく移動できていた。説明を聞くときに注意散漫になることがあるので、声をかけ工夫する。交流は普段の日常から比べると特別なことだと思うので事前の準備や、子どもや保護者への伝え方をもう一度見直したい。

 

12月28日(金)晴れ 小野

部屋で過ごす。それぞれに好きな遊びを見つける。一人が椅子取りゲームがしたいと言い、友達を集めて始める。一回一回椅子が減るたび、言い合いになるが話し合いながら解決する。園庭に出て、玩具の片づけをする。全員が夢中になって片づけがスムーズに終わる。すっきりした園庭を見て、ドッチボールがやりたいと声があがり、1ゲームだけ行い部屋に戻る。

椅子取りゲームでは“負ける悔しさ”の発散のさせ方が分からなくなる姿もあったが、何回か遊ぶうちに全員が悔しさを感じ、自制しようとする姿がある。園庭の片づけでは、終わった後、感謝の言葉を言われ笑顔を見せる。…

5歳ひまわり組2018年度11月の保育日誌

11月1日(木)晴れ 江口

東急ストア横の降園に1歳児と手を繋いで行く。保育者に見守られながら車道側は5歳児が歩いたり、公園では安全に滑り台で遊べるように着地点で待ったり、手で踏切をして1歳児を喜ばせようとする。日頃から園内では関わる姿が見られ、公園までの道中も5歳児単独で行く時よりも交通ルールを意識しているので互いに良い刺激となった。遊び方も自分たちで工夫していたので、小さい子と関わる中で思いやりが更に育めるようにする。

 

11月2日(金)晴れ 江口

前日に絵本“まんじゅうこわい”の話を読み、登場人物になりきり自分たちの“こわいもの”をクレヨンで描く。クレヨンで“おばけ”“こうもり”“くも”“タコ”などを描き、絵の具で色塗りをする。友達が描いた絵を見て「上手だね。怖いね。」と“怖いもの”を共有する。一人一人が怖いと感じるものを絵にし、何故怖いのか絵を見て話し合い、相手の気持ちを知ろうとする姿を見られる。今回は絵にしたが、様々な材料を用意して立体の物も作れるようにし、見て楽しむだけでなく使って遊べるよう工夫する。

 

11月7日(水)曇り 江口

前日にさつま芋の型抜きをすることを伝えていたので「爪を切ってきたよ」「どんな型があるのかな?」と楽しみにする。栄養士が下ごしらえしたさつま芋を持って来ると一つ一つ大きさや厚さが違うことに気付き、大きいさつまいもは型の大きさを変えながら一個につき4つ程型を抜く。さつま芋の大きさに合わせて型を変えたり、一個でいくつ型を抜けるのか考えながら型抜きをする。大きさや形の違いに気付き、友だちと比べる姿もみられる。抜いたさつま芋を写真に残し視覚からも比べやすいようにする。

 

11月16日(金)晴れ 江口

“まんじゅうこわい”の役を選出して順番で好きな役を演じる。台詞を少しずつ覚え子どもたち同士で教え合う。絵本を見ながら立ち位置を教える子や台詞一つ一つを聞いて覚えようとする子がいる。話の内容は覚えているので「〇〇の時は〇〇…」「〇〇の時は…」とイメージしながら取り組む。劇に必要な用具を使ったり、言葉を覚えやすいように工夫したり、楽しく伸び伸びと役になりきって演じられるようにしていく。…