5歳ひまわり組保育日誌バックナンバー

5歳ひまわり組2019年度の2月の保育日誌

2月4日(火)晴れ 小野

郵便局から届いた「お手紙キット」を使い、郵便ごっこをする。初めに手紙にちなんだ紙芝居をみんなで見て、実際に宛名を書いたり切手を貼ったりして遊ぶ。自分で文章を考え、わからない字があると、自分で「あいうえお表」を確認しながら書く。また、保育者の手本を見ながら、手紙を送る相手のことを考えて書こうとする姿もみられる。郵便ごっこを通して、自然に文字に触れたり、相手の気持ちを考えて行動することの嬉しさを味わったりしていけるようにする。

2月14日(金)曇り 五十嵐

幼児3クラスで、港南台北公園へ遠足に行く。遠足に行くことを指折り数えて楽しみにし、当日を迎える。弁当や水筒の入ったリュックを重たそうにしながらも、張り切って歩く。公園では、「もうじゅう狩り」「ジャンケン列車」や異年齢児グループで「リレー」「宝探し」などのゲームをする。なじみのあるゲームだったので、子どもたちでルールを確認しながらゲームを楽しむ。異年齢児との関わりでは、相手のペースに合わせて歩いたり腰をかがめたりして話しかけている。自然に優しく接する姿がみられるので、その気持ちを大切にしていく。

2月20日(木)晴れ 小野

「卒園を祝う会」に向けた活動を行う。みんなで考えた「おくることば」を、声を合わせて言ったり、歌を歌ったりする。「おくることば」に関しては、不安そうにする子もいるので、保育室内に「おくることば」を掲示していつでも見られるようにする。歌の歌詞を覚えられてきたので、手話での表現を今後は繰り返し行う。その後、「卒園を祝う会」の全体の流れを話し、当日までの今後の予定を話す。人前に立つことに緊張すると話す子もいるが、本番と同じようにステージを作り、子どもたちと相談しながら、会を進めていくことで、安心て参加していけるようにする。

2月26日(水)雨 五十嵐

2月の誕生会に参加する。クラスに二人の誕生児がいたことで、いつもより張り切って参加する。誕生児に質問するコーナーになると、手を挙げる子が多い。実際に質問する時は、恥ずかしそうにうつむいたり小さな声になったりするが、立ち上がり最後まで質問することができる。また、誕生児に答えてもらったことで笑顔をみせる。人前に立つ経験を重ねることで、以前よりしっかりと発表することができている。今後も、このような機会を作り、自信を持ち活動していくようにする。

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5歳ひまわり組2019年度の1月の保育日誌

1月9日(木)晴れ 小野

幼児3クラスで,四ッ切公園に散歩に行く。年少児と手をつないで歩き、段差や坂道では、相手を気遣う様子が見られる。公園では大きな遊具で遊ぶ子が多く、縄を伝って上がったりボルダリングの所を登ったり雲梯に挑戦したりして体を動かす。公園では、危険がないよう傍で見守りながら、難しい遊具に挑戦する際は「自分の力でできるところまで」と声をかけながら簡単な援助を行う。今後も、異年齢児での活動を取り入れ相手の気持ちを考えながら遊びを進めていけるようにする。

 

1月15日(水)曇り 五十嵐

子ども新年会に参加する。第一部では、お正月についての話を聞き、第二部では、お正月遊び(コマ・カルタ・福笑い等)を楽しむ。司会の保育者の質問に答える姿が見られる。

獅子舞の登場にびっくりする子もいるが、笑顔で楽しむ子もいる。お正月遊びでは、自分で気に入った遊びのコーナーに行き、じっくり遊ぶ。今まで羽根つきやコマ回しをして遊んでいたが、けん玉や変わりゴマを見つけて試して遊ぶ姿が見られる。自分で目標を決めて楽しむ。しばらくは、今日使用した玩具を部屋に置き、自由に手にして遊べるようにする。その後の看護師による手洗い指導では、話を聞き終わると手洗いの仕方が書いてある表を見ながら洗い方を確認し取り組む。今後、手洗いだけでなく食事などでも風邪の予防につながることを伝え、意識していけるようにする。

 

1月23日(木)雨  五十嵐

鬼のお面を制作する。先週から鬼を折り紙で折ったり豆入れを作ったりして、節分に向けて準備する。そのため自分なりに作ってみたい鬼のイメージができてすぐに描き始める。ハサミを使用したので、4,5人のグループで取り組む。保育者から作り方を聞くと、自ら進んで取り組む子が多い。その後、イス取りゲームやじゃんけんゲームで遊ぶ。事前にみんなでゲームルールを確認することで、スムーズに遊びを進める。ゲームを決める時には意見が分かれたが、「それじゃあ、全部やってみようよ!」と問題を解決しようとする姿が見られる。子どもたち同士で相談し活動を進めていく楽しさを味わえるようにしていく。

 

1月29日(水)晴れ 小野

港南台第三小学校の体育館へ行き、港南台地区のなかよし交流会に参加する。就学に向けて保育園でも上履きを履き始めたので嬉しそうに上履きを履く。就学別グループに分かれ、自己紹介やゲームを行う。自分と同じ小学校へ行く子がわかり自然と笑顔になる。繰り返し参加してきた交流なので、リラックスして参加する。来週は、別の小学校へ見学に行く交流があるので、今日の交流を振り返って期待がもてるようにしていく。

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5歳ひまわり組2019年度12月の保育日誌

12月6日(金)曇り 小野

洋光台地区の保育園との交流会(6園交流)に参加する。交流会の内容と持ち物を確認してから出発する。道中、交通ルールについての話をして安全に気を付けながら歩く。他園と合流し緊張する子もいたが、保育者の話をよく聞いて行動する姿がみられる。自己紹介では、他園の園児に触発されて大きな声で名前を言おうとする。「なべなべそこぬけ」ゲームでは、全員で協力して楽しむ。今回の交流会から、就学先の小学校別のグループでの活動だったので、グループの友だちを「小学校で会える友だち」と意識して参加する子もいる。一人一人の期待感や不安感に寄り添いながら、今後も参加していく。

 

12月9日(月)晴れ 五十嵐

さつま芋のツルを使って作ったリースに、どんぐり、まつぼっくりや布などをボンドで張り付け装飾する。一台のテーブルにかごに入った装飾品を並べておくと、自分たちでイメージをしながら選ぶ。一人一人取り組む姿勢は異なるが、出来上がった作品を友達と見せ合い、楽しそうに制作をする。どうしてもうまくできないことは保育者に助けを求めるが、ほとんどの工程を自分たちで進めていく。子どもたちの興味に合わせて活動を進めていくことで集中し、楽しみながら取り組んでいけるようにする。

 

12月13日(金)晴れ 五十嵐

おたのしみ会で行う3歳児、4歳児の劇を鑑賞する。様々なキャラクターが出てくるたびに「かわいい」「次は、~が出てくるんだよね!」と友達と話す姿がみられる。言葉の掛け合いの場面では、一緒になり大きな声を出して楽しむ。その後、「オズの魔法使い」の劇をする。最初のナレーターの子が元気よくセリフを言うと、みんなが大きな声で楽しみながならセリフを言う。台詞や出番を忘れてしまう子がいても、そっと教えてあげたり手伝ってあげたりして、一体感が生まれている。この経験をこれからの活動に活かしていくとともに、明日のおたのしみ会をみんなで楽しんでいけるような環境作りをしていく。

 

12月25日(水)曇り 小野

宮田公園に散歩に行く。久しぶりに訪れる公園で、子どもたちも道を思い出すようにして歩く。クリスマスということで、クリスマスの飾りを数えながら散歩を楽しむ。公園に着くとリレー、「だるまさんがころんだ」や「ひょうたん鬼」などをして遊ぶ。保育園から距離のある公園だったが、以前より時間もかからず安全に歩くことができる。今後も体を十分に動かして遊べる公園選びをしていく。

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5歳ひまわり組2019年度11月の保育日誌

11月6日(水)晴れ 五十嵐

夏から廃材を使っておみせやさんごっこの準備を進め、それぞれのお店を開店する。事前にカレンダーに、開店する日を書いておくと子どもたちはその日を楽しみにして準備を進める。「たくさんお客さんが来たら、どうしよう」「まだ、オープン出来ない」と心配する子もいたが、お客さんがたくさん来てくれる様子に笑顔が見られる。「ぜんぶ、なくなっちゃった(売り切れ)」と嬉しそうに話す。準備していなかったストローを「ありますか?」と聞かれ、廃材の中から見立てられるものをすぐに探して遊びに取り入れる。この体験からまた「こんなものも作ってみたい」や「こんなことをしてみたい」という気持ちを持てるような環境を作っていく。

 

11月12日(火)晴れ 五十嵐

西公園に散歩にいく。以前どんぐりを集めて楽しんでいたので、ビニール袋を用意し、みんなで集める。どんぐりの大きさや形に様々な種類があることに気付き、子どもたち同士伝え合う。坂を見つけて、どんぐりを転がせて競争を始める子もいる。林の中に入って遊んでいるうちに、周囲の自然を見つけて木登りをしたり見立て遊びをしたりして遊ぶ。芝生が雨で湿っていることや地面の中から木の実を見つけ、多くの発見も見られた。子どもたちの発見やつぶやきを見逃さず、好奇心を大切にて活動を楽しんでいけるようにする。

 

11月21日(木)晴れ 小野

園庭で自由遊びをする。子どもたちからドッチボールをしたいというリクエストがあり、2回戦行う。チームや外野の決め方も子どもたちが率先して行動する。トラブルになることもあるので近くで見守りながらも子どもたちが活動を進めていく姿を大切にしていく。その後、室内で楽器遊びをする。前日保育者がお楽しみ会で演奏する曲を披露したことで、イメージしながらピアノに合わせてリズムを打つ。気に入った楽器が出来て、選ぶ子もいる。楽器を変えて、数回ピアノに合わせ演奏する。音の重なる面白さに気付けるように他児の演奏を聞く場面を作っていく。

 

11月28日(木)雨 小野

中学生が一日職業体験に来る。中学生に興味を持ち、質問したり遊んだりして関わりを持つ。就学前健診に行った子が多く、「小学生の時、何して遊んだの?」などと質問し、小学校への関心が見られる。その後、自分たちが繰り返し取り組んでいる劇遊びを披露する。堂々と声を出したり身振りをしたりする子がいる。お楽しみ会に向けて、自信を持ち発表出来るように、皆の前で披露する機会を増やしていく。…

5歳ひまわり組2019年度10月の保育日誌

10月1日(火)晴れ 小野

運動会で行うパラバルーンやボール送りなどのゲームをする。動きに慣れてきている競技では、大きな声を出し張り切って参加し、笑顔が溢れる。ボール送りでは、ルールが変更になり戸惑う子もいた。保育者が見本を見せながらわかりやすいように説明をし、子どもたちの動きを見ながらルールの見直しを再度行う。運動会へ向けての活動が多くなり、たくさん体を動かしているので、水分補給や休憩をして体や心を休める時間を作っていく。

 

10月9日(水)晴れ 五十嵐

運動会が近づき、進んで活動に参加する子とそうではない子と反応が分かれてくる。観客がいることで顔つきが変わりソーラン節を踊り始める。運動会に向けた活動とそれ以外の活動のバランスを取りながら、運動会に期待を持ち取り組めるようにする。その後、秋に咲くひまわりの植え替えをする。種から育てたひまわりが、徐々に生長していく姿をみんなで喜びながら、プランターに植え替える。小さなポットから苗を出すと、根がたくさん張っていて、その様子に驚く。自分で植えたひまわりを確認しながら、水やりをする。興味を示しているので、生長の様子を確認しながら生長日誌をつけていく。

 

10月25日(金)雨 五十嵐

調理体験で、きのこ(エリンギ、しめじ)の房とりをする。きのこが苦手な子もそうではない子もきのこのにおいに気が付いて、顔を背けたり「おいしそうだね」と友達と話したりする。給食でカレーの具になり食べることがわかると、「おなか、すいちゃった」と給食を楽しみにする。毎日の給食のメニューも楽しみにしているので、体と栄養についての話を今後取り入れていく。その後の廃材遊びでは、お店屋さんごっこをする中で自分たちが必要なものを考えて制作する様子が見られる。援助が必要な時は、子どもの思いを受けとめたアドバイスを行い、活動を楽しめるようにしていく。

 

10月28日(月)晴れ 小野

保育室を囲うように色々な種類の楽器を並べ、自由に音を鳴らしてみる。一人一人の興味のある楽器に自由に触れると、ハンドベルに複数の音があることやウットブロックの左右の音の違いに気づく子もいる。自由に音を鳴らしながら、楽器それぞれの扱い方があることや音の混ざる美しさに気づけるような活動を取り入れていく。

 

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5歳ひまわり組2019年度9月の保育日誌

9月4日(水)曇り 小野

園庭に集合し、「プールじまい」に参加する。プールでのそれぞれの思い出を聞くと、手を挙げて話す姿がある。楽しかったプール遊びが終わることを、季節の移り変わりを含めて話をすると空を見たり風を感じたりとする子がいる。その後浮き輪を使ったリレーゲームでは、初めて行うゲームに戸惑いが見られた。ルールを変えて再度行うことで、楽しんで参加する。

 

9月10日(火)晴れ 五十嵐

暑い一日だったので、ホースでシャワーのように水をまくと、その場所に集まり水を浴び、心地良さそうな表情を見せる。水たまりを作ると、その上を飛び跳ねて、友達と笑い合う。年下児が砂山を作っていると、進んで手伝いをする。それぞれの楽しい遊びを見つけて遊び始めるが、遊び始めるまでのプロセスは一人一人違うのでゆったり見守っていく。

 

9月17日(火)晴れ 小野

おやつで食べていたぶどうの皮を集めて、染めもの遊びをする。以前おしろい花やあさがおの花を使って色水遊びをしたことを話しながら、作業工程を大きな紙に書いたものを見せる。実際に染めたものを見せると興味を示し、話を聞く。ガーゼを輪ゴムでとめて、模様を作る。コンロを用意し、ぶどうを煮出すと、強いにおいが出る。その匂いに、「ぶどうの匂いと違うね。何のにおいかな?」と話して、匂いを嗅ぐ子、鼻をそむける子がいる。ガーゼを鍋の中に入れ、交代で菜箸でかき混ぜ、染色する。色がつくと「すごい!」と言って、驚く。自分たちでつけた輪ゴムを外すと模様が出来ていて、再び歓声が響く。色や形の変化に驚きを感じながら、完成したものを見て子ども同士が「これは、○○がつくったものかな?」と話し合う。様々な経験を通して、一人一人の発見を大切にしていく。

 

9月24日(火)晴れ 五十嵐

運動会で披露する「ソーラン節」を踊ろうと誘うと、「ヤッター!」と言いながら、自然に列に並ぶ。「どっこいしょ!どっこいしょ!」や「ソーラン!ソーラン!」の掛け声も日に日に大きくなる。「リレー」では、勝ち負けを喜んでいたり落胆したりするが「次は負けないぞ!!」と気持ちを切り替えて、次の勝負を楽しみにする姿が見られる。運動会への期待も大きくなっているので、その気持ちを大切にしながら、活動を進めていく。また、運動会以外の活動とのバランスを考えて、子どもたちが満足して一日を過ごせるようにする。

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5歳ひまわり組2019年度8月の保育日誌

8月5日(月)晴れ 五十嵐

プール遊びをする。準備体操をしてからプールに入り、体が水に慣れた後、子どもたちのリクエストでビート板やおふろマットを用意する。お風呂マットをビート板代わりにして泳ごうとしたり、マットの上に仰向けになり浮かぶことを楽しんだりする。ビート板やお風呂マットを使用するとプール内が狭くなってしまうため、枚数を調節する。それぞれに用具を工夫して使い遊ぶが、遊びに夢中になると危険な行動も見られるので、一対一で丁寧に話しをする。

 

8月15日(木)曇り 小野

2~5歳児で、「枝豆もぎ」の調理体験を行う。行う前に、茎に実をつけた状態のものを見せる。実際に保育者が手でもぎる様子を見せる。「難しそうだね」「たくさん実がついているね」と友達と会話する様子がある。大体年齢ごとにテーブルを分けて座り、もぎり体験を始める。十分な量があったので、夢中になって黙々と作業する。コツを掴むと、一人で出来る子もいる。今後同じ様な機会があったら、他クラスと混合で自由に座り、関わりが持てると良いかもしれない。終了後、コーナーを作り好きな玩具で自由に遊ぶ。

 

8月21日(水)曇り 小野

3,4歳児と手をつなぎ、西公園へ散歩に行く。公園に着き、簡単な説明をした後パラバルーンを行う。今年度初めて3クラスでバルーンを行うため、好きな持ち方で持ち、横に振る・持ち上げる・片手に持って歩く、の3つの動作のみを丁寧に行う。その後お茶を飲み、ゆっくり過ごしたあと帰園する。

暑さのため短めに行う。去年バルーン遊びをしている子はその時のことを思い出しながら行う様子がある。簡単な動きだった為、物足りなさを感じる子もいる。バルーンの様々な動きを、遊びながら増やしていきたい。それを3クラスで行えるように計画をたて、楽しんで遊べるようにしていく。

 

8月23日(金)雨 小野

3・4歳の部屋で過ごす。廃材を用意し3クラスで廃材を使って遊ぶ。発砲スチロールをちぎって飛ばして遊んだり、複数の箱を組み立ててみたりする姿がある。事前に何を作るか決めていた子たちは、たくさんの廃材を見ながら、作ることを進めていく。作っていく中で、作ろうとしていた物とは、別のアイデアが浮かび別の作業を始めたり、作ろうと決めたものを粘り強く試行錯誤して作り続けたりする姿がある。

3クラスで行うことにより活動の内容に幅をもたせることが出来た。昨日のひまわり組だけの廃材遊びの活動では、何を作るかを決め、そのために必要な物を探すだけだったが、他クラスが廃材を使ってのびのび遊ぶ姿に刺激され、廃材の使い方に対する視野がそれぞれ広がったように思う。

作りたい物がはっきりしている子は、そのイメージを形にしていくことに挑戦し、3・4歳が遊ぶ姿を見て、一緒に廃材に触れ、遊びを深めていく子も居る。この活動を繰り返しながら、それぞれに納得のいくものが作れるようにしたい。

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5歳ひまわり組2019年度7月の保育日誌

7月4日(木)雨 五十嵐

CDの音に合わせて、太鼓をたたくことには慣れて音も合うようになるが、歩きながら太鼓をたたくと音がずれてしまうことがある。みんなの太鼓のリズムが一つになり、そのことを伝えると嬉しそうにする。 今後は、他クラスの前で披露する機会を作り自信を持てるようにしていく。七夕の飾りつけでは、結ぶのが難しい子がいたが、満足そうな表情をみせる。自由遊びでは自分で考えて好きな遊びをするが、友達との気持ちの伝え合いがうまくいかず、トラブルになることがあるので、そばで見守っていく。

 

7月9日(火)くもり 五十嵐

プール開きに参加する。プールに入るのを楽しみにしている子が多く、約束事を真剣に聞く姿が見られる。その後夏まつりについての話をすると、太鼓をたたくことや制作することに意欲的に取り組む姿がある。制作で使う為の紙をみんなでちぎることを提案すると紙を様々な形に見立てて遊ぶ姿が見られる。

制作になると一人一人が集中して取り組む姿が見られるので、必要に応じて援助していく。太鼓をたたく時の隊形も自分達で並び行動している。夏まつりを楽しみにして、太鼓をたたくことに自信が持てるような声掛けをしていく。

 

7月16日(火)雨 小野

ちょうちん作りの仕上げとして、絵の具で色付けをする。5~6人ずつ行い、子どもたちが使いたいと言った8色の絵の具を用意する。和紙を使用して絵の具がにじむようにした。薄く溶いた絵の具を使ったので、扱うのが難しい様子もあるが、塗っていきながらイメージを組み立てたり、元々のイメージを変化させたりして、塗るのを楽しむ姿がある。ちょうちん作りは繰り返し紙を貼っていく手間のかかる作業だったため、色付けという最後の行程に達成感を感じる様子がある。その後、英語で遊ぼうに参加する。

 

7月18日(木)晴れ 小野

裸足になって、プールの中を雑巾で拭いて掃除をする。2グループに分けて行い、待っているグループは応援をする。普段、食事後に雑巾がけを行っている為、それを思い出しながら行う姿があったり、砂がまとまっていることに気付いて、汚れを落とすように拭いたりする姿がある。

掃除の最中に、他クラスが散歩から帰園し、「年長さんありがとう」と声をかけてもらい、嬉しそうな表情を見せる。プールの中での約束が思い出せるように声をかけ、危険が無いよう知らせながら行う。終了後、使っていた雑巾を自分達でしぼり、終了とする。来週からプールを楽しみにしていきたい。

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5歳ひまわり組2019年度6月の保育日誌

6月10日(月)雨 五十嵐

育てている枝豆が実をつけたので、プランターを部屋に運び、自由画帳とクレヨンを用意して写生をする。枝豆のそのままの姿を観察しながら描く子、想像をめぐらせて描く子など一人一人が描きたいように描く。写生している間も保育者や友達に枝豆の生長を伝え楽しむ姿が見られた。その後「じゃんけん列車」をする。ゲームでは「勝ちたい」という気持ちが強く表れるがすぐに気持ちを切り替えている。

遊びや生活の中で自分の気持ちを相手に強く言ったり相手がいつもと違うことをしたりするとそのことを指摘することが多くなる。相手にも気持ちがあることに気付き、どう思うかを考えながら他児と関わりを持てるようにする。

 

6月12日(水)晴れ 五十嵐

地域の方の畑を借りてじゃがいも堀りの体験をさせてもらう。全体で挨拶をし、じゃがいもの種類のことや花や芽に毒があることを教わったあと、早速じゃがいも掘りを始める。始めはなかなか土の中のじゃがいもを見つけることが出来ず、「どうやってやるの?」と質問する子もいたが、じゃがいもを見つけると嬉しそうに伝え合い、積極的に掘り進める。じゃがいもの大きさを比べてみたり、土の中にいる虫に興味を示したりしながら、収穫することを楽しむ。

じゃがいもが土の中から顔を出すと歓声が上がり、積極的に掘り進める姿がみられる。発見したことを保育者や友達に伝えながら楽しんでいるので言葉で表現しようとしている時は丁寧に関わり、もっと話をしてみようという気持ちを育んでいく。

 

6月14日(金)晴れ 小野

室内で「時の記念日」にあわせて制作した時計を使って時刻合わせをして遊んでいると、非難訓練の放送が入る。自然と耳を傾けて、内容を理解しようとする。保育者の指示に従い落ち着いて、部屋の中央に集まり、ヘルメットをかぶったり、非難靴を履いたりする。慌てることなく園庭へ避難する。その後消火器の訓練を見たり、起震車乗って地震の体験をしたりする。はじめは、緊張を見せる子もいたが、友達の表情を見て和らぐ子もいる。

起震車では、友達と楽しく体験する様子が見られる。事前に起震車に乗る目的を理解できていたら、もう少し幅広く感じられるものがあったかもしれない。また、ヘルメットや避難靴の点検、室内で危険な箇所が無いか改めて確認していきたい。

 

6月19日(水)晴れ 小野

歯科健診を受ける。慣れない健診に緊張を見せ、涙を流す子もいる。終わった後、他クラスと年長の部屋で遊び(ダンス、歌、紙芝居)過ごす。衛生士による大型紙芝居で虫歯予防の話を聞く。終了後テーブルへ移動し、赤染め体験をする。話を聞きながら落ち着いて行う。歯が赤く染まる様子に驚く子もいるが、友達としている様子を見合いながら、その後の赤く染まったところをメモしたり、歯を磨いたりする作業をしていく。鏡を覗きながら熱心に歯ブラシで磨く姿がある。

今後の歯磨きの際に、今日の赤染め体験を思い出して、丁寧な歯磨きに取り組めるよう声をかけていきたい。…

5歳ひまわり組2019年度5月の保育日誌

5月13日(月)晴れ 五十嵐

駅前公園へ散歩に行く。出発前に交通ルールを伝えたり、確認したりすることで、子どもたち自身で安全を確認しながら歩く姿が見られる。広場にカラーコーンを置いてリレーを行う。初めて行う形でのリレーだったため、参加せずに様子を見ている子が数人いる。その後、範囲を決めて自由に探索活動を行うと虫やリスを見つけて追いかけたり、図鑑で調べたりして遊ぶ。

決まりを守ろうとする姿勢が見られるので、一緒に確認しながら交通ルール等は習慣づけていけるようにする。春の自然の中で発見したものや驚いたことなどを皆に伝え、共有しようとする姿が見られる。保育者が仲立ちをしながら、みんなで活動を楽しんでいけるようにする。

 

5月16日(木)晴れ 五十嵐

異年齢でのグループに分かれて触れ合い遊びをすると、積極的にスキンシップをとる子、恥ずかしがる子等様々な反応が見られる。リズム遊びでは友達と一緒に体を動かすことを楽しんでいる。

交流会活動後、テラスで給食を食べると、お互いに緊張感もとけて、会話を楽しんでいる。少しずつ交流活動を取り入れながら、年長児としての嬉しさや楽しさを経験していくようにする。

 

5月24日(金)晴れ 小野

東急ストアへ園外活動時のおやつを買いに行く。お店に入ってからの約束(小さな声でお話する、お店のものは見るだけにする)を確認して出発する。東急ストアに到着し、再度約束を確認してから店内へ入る。おやつコーナーで、「外で食べられるおかし」と条件を伝え、おやつを選ぶ。友達と「こんなものがあるね」と話す姿がある。約束を覚えていて確認する姿もある。

東急ストアへ向かう途中、車道を横切る際に、車が曲がってくることに子どもが気づき、「車が曲がってくる」と知らせることがあった。気付けたことを褒め、自信を持って確認できるようにしていく。

 

5月30日(木)晴れ 小野

園外活動で、さくら組、あさがお組とおやつを持って駅前公園へ行く。さくら組と手を繋いで歩く。緊張感を持って歩き、車に注意を向ける様子がある。公園に着き、トイレや写真撮影を済ませた後、異年齢グループを作りリレーや「もうじゅうがり」のゲームをする。その後、おやつを食べ帰園し、シャワーをする。

ゲームでは、リレーの時小さいクラスと一緒にバトンを持つため、相手を気にしながら走る姿がある。「もうじゅうがり」では同じクラスの友達とペアを作りたがる様子がある。前回交流会で行っていたが、もう少しルールの浸透しているゲームの方が楽しめたかもしれない。

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