5歳ひまわり組2025年度5月のクラスだより
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4月1日(火) 雨時々曇り 高島
年長児になった事に期待を持ち、登園をする。クラス内で進級を祝う会を開き、メダルを首にかけると恥ずかしそうな、嬉しそうな表情を見せる。その後、室内で好きな遊びを楽しむ中で、「先生」と大きな声で呼び、興味の持った遊びや好きな遊びの話を嬉しそうにする。新しい担任に戸惑いを感じた児もいたが、好きな遊びを保育室でゆったりと遊び、安心した雰囲気で過ごすことが出来て良かった。引き続き、ゆったりと過ごす時間を大切にして子どもたちとの信頼関係を作っていくようにしたい。また、さまざまな経験や体験が出来るよう、ひとりひとりの遊びを把握し環境を作っていく。
4月7日(月) 晴れ 高島
気の合う友達と好きな遊びを楽しむ。園庭の隅で深めの穴を掘り、イルカや貝類の玩具を並べて、江ノ島水族館を作る児もいる。「ここは、壁になっているんだよ」「部屋になっているんだ」と水族館を思い出し生き物のコーナーを形にしていく。昨年度の経験や体験した事を形にしたり、担任に見せたりする。出来た事など担任に見てもらい認められたり、一緒に喜んだりして信頼関係を築いていくようにする。また、達成感を感じ、一人一人の自信に繋げていけるよう行動や発語など見逃さないようにしていく。
4月14日(月) 晴れ 中村
年長児だけ早めに園庭へ出て、昨日の雨でできた大きな水たまりの水抜きをする園庭整備を行う。「今までのひまわりさんたちもこうやってみんなの為にやってくれたんだよ」と声を掛けると、「そうなの!?しらなかった!」「よーし、がんばるぞー!」と約一時間集中して作業を行う。整備後はそのまま裸足で鬼ごっこや羽根つき、鉄棒などで体を動かして遊ぶ。始めは泥んこ遊びの延長線のような感じで水抜き作業に取り組んでいたが、今までの年長児もやっていた事や綺麗にすると小さいクラスの子達が遊べるようになることを聞くとやる気を出す。お互い声をかけ合いながら協力し、最後までやり遂げる姿が見られ良かった。
4月21日(月) 晴れ 高島
砂場で落とし穴を作っていると「穴はどこまで行くのだろう」「きっと、海の真ん中だ」と落とし穴から海へとイメージを広げていく。その後、綺麗な石を見つけると「宝石だ」と発掘ごっこに展開していく。入室後はデカルコマニーに挑戦する。絵具を塗った紙を半分に折って押さえて広げ、色の滲みや混ざり、対象になった形を見て「おー!」「綺麗な色になったよ」と変化を楽しむ。絵の具遊びでは、デカルコマニーの紙の半分にだけ絵の具を付け、折るといった工程に戸惑う児もいた。さまざまな技法を繰り返していき、表現方法を育んでいく。
健康
気候の変化で風邪や、花粉症で(くしゃみや目の痒み)などの症状がある。
一人一人に合わせた対応をし、保護者と連携を取りながら健康に過ごせるようにしていく。急激に気温が高くなったり、低くなったり寒暖差が大きい日があったが、子ども自らが衣類の調整をしたり、汗ばんだ服を着替えたりしていた。体調を大きく崩す子はいなく、保育園最終日まで、元気に登園する事ができてよかった。
人間関係
幼児クラス間で声を掛け合いながら、一緒に散歩に行く機会が多くなり、自然と関わりながら遊ぶ姿が見られた。お別れ会では、幼児クラスでゲームをしたり、一緒に給食を食べたりして、関わりが深まっていく。卒園間近だが、些細なトラブルが生じる事もあったが、解決しながら見立て遊びやカードゲームなど、共通の好きなものを通して遊ぶ。
環境
卒園、就学に向かう環境の中、期待を膨らましながら友達と話ながら過ごす。保育室に卒園を祝う会で歌う歌詞やお別れの言葉などが掲示されると、少しずつ実感していく子もいる。最終週は、ちゅーりっぷ組保育室で過ごす。午睡時には、遊ぶ玩具や道具などを自分たちで考えながら静かに過ごしていた。
言葉
卒園を祝う会の準備では、『お別れの言葉』の内容を皆で考えていく。それぞれがお世話になった人のことを思い返し、楽しかった思い出を懐かしみながら話し合う。皆の思いをまとめ、『お別れの言葉』として、卒園を祝う会で感謝を伝える。
表現
卒園を祝う会では、緊張しながらも期待感を持って式に臨む。保育園生活が少なくなってくると寂しさを訴えるが、手紙交換をしたり、小学生になったらなどを話したりして期待感が見られる。卒園制作では、写真たて月カレンダーを作る。好きな色、柄を描いたり塗ったりする。