5歳ひまわり組2025年度4月のクラスだより
おたよりが読み込まれるまで時間がかかる場合があります
3月4日(火)曇り 本多
保育室に掲示されたおわかれの言葉を一緒に読み上げる。文字が読める子は、一人でゆっくりと読んでいく。読むことが難しい子は、保育者の後を復唱していく。全員が言う所はゆっくりではあるが、少しバラつきある。証書の受け取り方は、殆どの子が上手に受け取るが上段で座っている子は落ち着きなく常に身体を動いている。英語で遊ぼうでは、数人の子は、気持ちが高まり動きや声が多くなり寝そべって話を聞く子がいる。おわかれの言葉では、殆どの児が文字を読めるのでゆっくりと順番に読んでいく事が出来た。文字が読めない子は、一人で言う部分については、保育者の後に復唱をして覚えていくようにする。全員で読む所は、友達の声を聞いて覚えられるようにしていく。
3月11日(火)曇り 本多
園庭で大繩跳びやお風呂マットを長く並べその上を歩いて移動やボール鬼ごっこをしてから、英語で遊ぼうに参加をする。講師の言葉を聞いて、動くゲームでは、殆どの児が視覚優位で動くが、しっかりと、英単語を聞いて動こうとする姿勢が見られる。新しいゲームでは、バランスを取りながらチーム内の言葉を聞くなどゲームをしながら簡単な英単語ややり取りを楽しむことができた。園生活で最後の英語で遊ぼうは、最後と伝えると寂しそうにする姿、表情も見られたが最後まで楽しみながら外国人講師や英語に触れることが出来て良かった。全体的に楽しくなると声の大きさや動きに制御を掛ける事が難しいと感じる。就学への気持ちも膨らましている部分も受け止めながら、落ち着いて過ごせるようにしていく。
3月18日(火)晴れ 本多
最後の卒園式リハ③を行う。回数を重ね少しずつ緊張が解れ笑顔を見せて入場する姿が多く見られる。証書授与後の将来の夢、保護者への言葉は小さく後ろまで聞こえない。自身の証書授与後は気が抜けて姿勢が崩れやすく友達と話す子もいる。歌、お別れの言葉は大きな声で言うが、普段と比べると小さいように感じる。「大きく」と身振りで伝えると全員の声が大きくなり後ろまで聞こえやすくなる。その後、園庭でボール遊びや鬼ごっこをして身体を動かして気分転換して過ごす。卒園式の流れは覚え、少しずつ緊張感が解れ笑顔を見せる子が増えるが、式の最中、隣通しで手を出し合ったり、衣類の中に手を入れたり姿勢が崩れたりと全体を通してじっとして座る事が難しく集中力も続かない。また、卒園式で声が小さくなりやすいので緊張を受け入れつつ普段と同じように大きな声が出るようにしていきたい。
3月31日(月)曇り 本多
先日、雨で中止になった花見を最終日にひまわり組単独でお菓子を持って港南台北公園へ向かう。最終日ということもあり「さみしいな」「今日で最後か」と寂しがる姿もあるが、公園でお菓子を食べながら花見を楽しみにする姿が多い。行く途中に桜の木を見つけ、春の訪れを感じながらも今日の気温に驚く。公園に着くと固定遊具や広場で鬼ごっこをして思い思いに遊ぶ。その後、念願の花見をする。最後みんなでお菓子を食べながら桜を見られたことに喜びを感じる。帰園時は、進行方向を子ども達が選び、探検をしながら帰園する。卒園式から1週間が過ぎ、あっという間に最終日を迎える。子ども達は少し気持ちがハイになり地に足が付いていない様子もあったが、怪我なく過ごすことが出来て良かった。小学校に向けて期待を引き続き持ちながら新しい小学校生活を楽しく送って欲しいと願う。
健康
就学に向けて、自分達で身の回りを整えていくことを目標に時計を見ながら生活したり、子どもたちが自分で行うことを増やしたりしていく。遊びに夢中になり時計を気にしながら遊ぶ子は少ない。引き続き、自分達で考えて行動していく姿を見守りながら、自信を持ち過ごしていく。
人間関係
正月遊びやドッジボールなど競い合う楽しさを知り、友達と協力して自分たちで遊びを進めようとする。遊んでいる中での意見の違いや遊びの好みの違いなど様々な要因で、トラブルが生じることがある。子どもたちで解決出来るよう見守りながら、必要に応じて仲立ちをしていく。
環境
お楽しみ会で使用した、段ボールを使い空間に仕切りを作り、ごっこ遊びを展開している。イメージしたものを自分なりに工夫し、遊びに取り入れている。カルタやすごろく、手紙のやり取りなどを通して、文字や数字への興味が広がっている。あいうえお表の他に、生活の中で様々な文字や標識などにも関心が持てるようにしていく。
言葉
友達同士のやり取りの仲立ちをしようとしたり、自分の意見をはっきりと相手に伝えたりする。また、友達の話に共感して答え、相手の気持ちを意識する姿が見られる。当番活動の1日の振り返りや正月休みの思い出など、5W1Hで順序立てて発表することに慣れてきたように感じる。引き続きこの活動をしていく。
表現
節分に向けて好きな素材、大きさ、形を選び、お面や豆入れをイメージしながら作っていく。毛糸を鬼の髪の毛に見立てる子やお面の帯や豆入れの紐に見立てるなど同じ材料でも使用方法が異なり、一人一人が考えながらお面、豆入れ作りを楽しんでいた。LaQやレゴブロックなど、構成遊びを友達とイメージを共有しながら作り上げる事を楽しんでいる。