4歳あさがお組2024年度10月のクラスだより
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9月5日(金) 晴れ 岡田
日野まつりで終わりの言葉を練習した後、さくら組と一緒に「ラーメン体操」「かえるのたいそう」「昆虫太極拳」「エビカニクス」を踊る。「新聞島ゲームをしたい」とのリクエストがあったのでそれぞれ新聞紙を取りゲームをするが、ジャンケンのルールがまだ理解が難しい子もいる。「ジャンケンであいこと負けたら新聞紙を1回折ってね」とその都度伝えているようにしているが、自分の出した手を保育者に聞いてくる姿が多く見られる。保育者が何を出しているのか自分たちで確認をしつつ、少しずつジャンケンのルールを理解出来るようにしていきたい。
9月11日(水) 晴れ 中村
氷を使って不思議なことをすると保育者から聞き「なにするんだろうね」と目を輝かせる。食べ物をテーマにし、水性ペンで自由画帳に自分の好きな食べ物を描いていく。ある程度描けたところで各テーブルに氷が入った皿を用意し、自分が描いた絵の上に氷を滑らせ色が滲んでいく様子を楽しむ。線から色を伸ばして色塗りをする子や複数色で描き色の混ざりを観察する子など、それぞれ楽しみ方を見つけて遊ぶ。月曜日に色水遊びをしていたこともあり、ペンと氷を使うとにじんだ部分が混ざって色が変わることに気付く子もいた。単発でも楽しむことができる遊びではあるが、前後の活動に絡めたり、関連性を持たせたりして子どもたちの気付きを引きだしていけるようにしたい。
9月18日(水) 晴れ 中村
ひまわり組と手を繋いで小学校まで歩き、到着後、二つのグループに分かれてそれぞれ小学生に案内され、ボールを使ったゲームをいくつか用意してくれているエリアと図書室で絵本や紙芝居の読み聞かせをしてくれるエリアをそれぞれ20分くらいで交代して楽しむ。初めは緊張した表情だったが、ゲームで褒められたり、知っている手遊びをしたりして笑顔が見られるようになる。兄弟がいる子は、来たことあると嬉しそうに話したり、帰り際に卒園児が声を掛けてくれたりと交流時以外でも楽しめていた。年長になる前に小学校との交流の機会を得られることはなかなかないので、良い経験になったと思う。
9月27日(金) 雨 中村
ひまわり組に店番のやり方を教わったり、一緒に準備をしたりしてひのまつりの支度をする。頭にねじり鉢巻きを付けると「かっこいいね」と嬉しそうにし気合が入り、練習した時よりも元気な声で呼び込みをしたり、自分で考えた台詞でさくら組に接客をし、景品がなくなると「やったー」と喜ぶ。お面をつけてお客の番になると、「どこにいこうかな…」と嬉しそうに迷う様子もある。当初の開催日よりもかなりの日数が経ってしまったが、子どもたちは楽しみに待ち期待感に目を輝かせて当日を迎える。店番もそれぞれがしっかりとこなし、自分の役割に責任感をもって取り組んでいる様子が伺える。真剣に取り組む店番と思いきり楽しむお客役のメリハリがあった事で一時間近く行っていたが、最後まで集中することができていたので良かった。
健康
朝夕の気温差や夏の疲れにより、鼻水・咳などで体調を崩す子がいる。丁寧に手洗い、うがいが出来るように声をかけた。日中の暑さは続いているので、こまめに水分補給を行うようにし、汗をかいたらシャワーをしてスッキリして過ごせるようにした。
人間関係
異年齢児との関わりも増え、一緒にゲームをして楽しんでいる。ゲームのルールが難しい時には、小さいクラスの子たちに優しく教えてあげる様子や「一緒にやろ」と声をかける姿がある。年上のクラスから玩具を借りる時には「おもちゃ借りてもいい?」と自分たちから声をかけて遊びを楽しむ。
環境
暑さが続いていることもあり、室内遊びが増えているが3・4歳児クラスの部屋を広くし、マットやトンネル、ラバーリングを使ってサーキット遊びを楽しむ。思いきり体を動かすことを喜んでいる。戸外で遊べる機会が増えてきたら、戸外で遊べるルールのあるゲームを取り入れていく。
言葉
自分の思いや考えを相手に伝えるが、相手の気持ちを理解することが難しい場面が見られる。一方的に思いを伝える姿も見られるので、状況に応じて保育者が仲立ちしつつ、相手の気持ちも受け入れていけるようにしていく。自分の気持ちを強く伝えたい子が多く、全体に話している時に自分の話を始める子が見られるので相手の声に耳を傾けられるように伝えていく。
表現
「何を踊りたい?」と聞くと、踊りたい曲をリクエストし楽しそうに踊る姿が見られる。保育者の真似をして前に立って踊っている子もいる。廃材遊びでは、作りたい物を考えながら作るようになる。ハサミの持ち方も上手になり、保育者に見守られながら切りたい形にを作り嬉しそうに保育者に見せている。