4歳あさがお組月のまとめバックナンバー

4歳あさがお組2024年度5月のまとめ

健康

自ら手洗い、うがい、排泄等取り組む姿が見られる。衣服が汚れたり、汗をかいたりしたら、「先生、着替える?」と確認しながら自分で着替える姿が見られる。食事では、食器に付いたご飯粒が綺麗に取れると「先生、見て!」と伝える姿がある。苦手物も一口食べてみようとする姿もあり、色々な食材にも興味が持てるようにしていきたい。

人間関係

「一緒に遊ぼうよ」「一紙にやらない?」と友達に声を掛け好きな事や思いを相手に伝えながら関わりを楽しむ。ルールのある遊びをすることも増えてきて、ルールの確認をしながら遊びを楽しむ。難しい時には、友達同士で伝え合う姿がもあり、様子を見守りつつ、友達同士で解決ができるようにしていきたい。

環境

友達と一緒に遊びたい環境を作りながら楽しむ姿がある。「ここはこうしない?」「こっちの方がいいよ」等、どのようにしたら気持ち良く遊ぶことができるか考えながらじっくりと遊ぶ。落ち着いた空間で遊べるように、机や棚の位置など変えていくように環境を設定していきたい。

言葉

自分の気持ちを言葉で伝えることがある程度できるようになるが、気持ちが上手く相手に伝わらないと、保育者に伝えてくることがある。状況に応じて保育者が仲立ちしつつ、相手の気持ちも理解できるようにその都度言葉を添えて伝えていきたい。

表現

自分が体験したことをや見たことを描画や立体物に自分の力で創りだすことで、その子らしい表現を楽しんでいる。折り紙にも興味を持ち、「どうやって折るの?」「先生、合ってる?」と保育者に聞きながら作ることを楽しむ。完成した作品を友達と見せ合ったり、遊びの中に取り入れて楽しむ。指先を使って遊ぶ楽しさを伝えていきたい。…

4歳あさがお組2024年度4月のまとめ

健康

園生活の流れに慣れ、基本的な生活習慣が身につく。手洗い、うがい、排泄等、保育者に確認をしつつ、自分で取り組む姿が見られる。衣服が汚れたり、汗をかいたりしたら、「先生、着替える?」と聞きながら自分で着替える姿がある。食事面においては、全体的に食事の量が増え、苦手な物でも食べてみようとする姿がある。自分の体調や身体の事にも関心を示し、整えていけるように声を掛けていきたい。

人間関係

友達と一緒に過ごすことを喜ぶ。自分の好きな事や思いを相手に様々な方法で発信しながら、関わりを楽しむ。自分の気持ちが相手に伝わらない事があると保育者が仲立ちしつつ、今後どのようにしていけば気持ちよいやり取りが出来るか言葉を添えたり、具体的なやり取りの中で援助していきたい。

環境

身近な自然物や季節の変化に気づき、親しみを持って関わる事ができるようになる。じっくりと物事を観察する姿がある。自分の体をある程度自在に動かせるようになったことで、よりダイナミックな動きができるようになる。また、遊びにおいては、自分でより遊び易い環境を作り、場を整えようとする意識も出てきた。

言葉

自分の気持ちを言葉で伝えることがある程度できるようになるが、気持ちが上手く相手に伝わらないと状況に対して、向き合いつつ、言葉も表現の一部として発信していけるようにするのが課題である。絵本や紙芝居は好きで、繰り返して楽しむ姿がある。
表現 廃材を使って自分のイメージする物を創造する姿が出てきた。自分が体験したことを、描画や立体物に自分の力で創りだすことで、その子らしい表現を楽しんでいる。制作活動においては、ハサミを使うことが難しい子もいるが保育者と一緒に持ち方や切り方を聞きながら制作を楽しむ。体を動かすことも好み、ダンスやごっこ遊びも気の合う友だちを誘いつつ、一緒に楽しもうとする姿が出てきた。

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4歳あさがお組2023年度3月のまとめ

健康

身体を動かして遊ぶことを好み、さまざまな遊びに取り組んでいる。ドッジボールではボールを投げたり避けたりすることで、身体の動かし方を意識するようになり、長距離散歩や氷鬼では長く身体を動かし続けることで、身体をつくる栄養について考える機会となっている。身体をのびのびと動かす心地よさを味わいながら、健康な身体づくりにも関心をもてるよう関わっていく。

人間関係

お別れ会の準備では、卒園する年長児とのこれまでの思い出を振り返りながら、会の内容やプレゼントなどを考えている。当日は緊張の様子も見られたが、年長児が喜び、3歳児が楽しんで会に参加している様子を見て達成感を得ている。自分たちで成し遂げたことが大きな自信となっているので、進級への期待や年長児としての意識に繫げていけるようにする。

環境

育ててきた小松菜やほうれん草、ラディッシュの間引き、収穫をする。普段食事をしている時には小松菜とほうれん草の区別がつきにくいが、栽培したものをじっくりと観察することで、違いに気づくことができる。その後の給食では、葉物野菜が苦手な児も関心をもって口にしてみようとする姿が見られる。栽培したことで得られる興味や関心を食育に繫げていけるよう、工夫していく。

言葉

文字や数字への興味が強くなってきている。五十音表を見ながら、友達や家族に手紙を書こうとする児も増えている。さまざまな方法の中から、自分に合った気持ちの表し方を選択できるようにする。遊びや活動の中で、自分の思いや考えを適した言葉で伝えることができる。時には感情が先行して言葉で伝えることが難しくなってしまう場面もあるので、思いを確認してそれに合った言葉を知らせていく。

表現

少人数で始めたごっこ遊びが、大きな集団での活動に繋がっていく。徐々に人数が増えていく中で、イメージを伝達したり役割分担したりして、皆でお話の世界を共有できるようにしている。また、遊びが深まっていき、イメージに合った道具類を身近な物や廃材を使って作っている。自分たちで自由に遊びを広げていく楽しさを十分に味わえるよう、必要な場面で援助していく。…

4歳あさがお組2023年度2月のまとめ

健康

2月に入り寒さが増すが、戸外で積極的に身体を動かして遊ぶ。鬼ごっこやマラソンごっこの他、5歳児が取り組んでいるドッジボールにも興味をもち参加している。また、円海山への散歩では往復5㎞の道のりを歩き切り、「次回は更に山の奥まで歩きたい」と意欲をもっている。身体を動かす心地良さや充足感を得られるよう活動を考えていきたい。
給食では日々の献立で使われている食材を栄養表『げんきっず』に分けて確認する活動を始める。「足が速くなりたいから、赤色げんきっずの魚やお肉を食べよう」など、栄養を意識して苦手な物も食べてみようとする姿も見られるようになる。食べ物と身体の関係を理解し、食べることに意欲をもてるよう関わっていく。

人間関係

友達と誘い合いながら、自分たちで遊びを進めていく姿が増える。友達同士で楽しく過ごせる時があれば、思いが相手に通じず悔しさや悲しさを抱く時もある。自分とは違った考えや思いがあることに気付き、受け入れることもできるよう、場面に応じては仲立ちもしながら丁寧に関わっていく。

環境

暖冬の為、2月に入りようやく寒さを感じられるようになる。雪が降った時にはその景色を喜び、 雪の粒をじっと観察したり、冷たさや感触を味わったりしている。また、円海山の散歩では、早咲きの桜や菜の花を見て、訪れる春を感じることもできる。その季節ならではの自然現象に触れ、好奇心や探求心を育むことができるよう、貴重な機会を逃さずに保育に取り組んでいく。

言葉

これまでの5歳児クラスとの関わりを振り返りつつ、「どんな内容にしたら皆で楽しむことができるのか」「どんなプレゼントなら保育園の思い出となるか」など、卒園する年長児の気持ちを考えながら、お別れ会の内容や準備を話し合いで進めていくことができる。中にはイメージを言葉にすることが難しい児もいるが、そのイメージを汲みとった児が代弁する姿もある。今後も、クラスで自分の思いや考えを伝え合う話し合いの場を積極的にもっていきたい。

表現

卒園児へのプレゼント作りでは、年長児への感謝や卒園・入学を祝う気持ちをもち、丁寧に作っている。「きっと、ひまわりさんは喜んでくれる」とお別れ会にも期待を膨らませ、これまでの制作遊びをもとに室内装飾について考える姿もある。思いに合わせた表現ができるよう援助していく。…

4歳あさがお組2023年度1月のまとめ

健康

感染症が多い時期ではあったが、鼻水や軽い咳が出る以外は体調を崩すことなく元気に過ごしている。健康を意識するようになると、食べ物の栄養にも関心をもつようになる。給食の献立表を見ながら、それぞれの食材の栄養を確認し、「風邪をひかないように野菜を食べる」「速く走れるようにお肉や魚を食べる」と、苦手な食べ物も食べようとする姿がある。食べる楽しさと大切さを感じられるよう援助していく。
朝夕は寒さを感じるようになるが、戸外でも上着を着ずに遊んでいる。これから寒さが強まっていくが、身体の温まりを感じられるような運動遊びを積極的に取り入れ、保育者も一緒に楽しんでいく。

人間関係

年明けから「もうすぐ保育園で一番大きいお兄さん・お姉さんになるんだ」という思いが強くなり、乳児クラスの手伝いや世話を意欲的に行っている。時には思うように対応できなかったり言葉が通じない難しさを感じたりして戸惑う様子もあるが、保育者や友達が関わる様子を見て相手の思いを汲み取ろうとしている。4歳児らしい優しさや思いやりを大切に育み、進級への期待に繫げていく。

環境

こま回しや羽根つき、竹馬などの伝統遊びに興味をもって取り組んでいる。難しさはあるものの、友達同士で教え合ったり試行錯誤したりして、できるようになる喜びを感じている。遊びから、日本の伝統文化を知り、関心をもつことができるよう関わっていく。

言葉

当番活動やクラスでの話し合いなどで、友達の前で自分の考えや思いを発表したり友達の気持ちを聞いたりする場面が増えてきている。恥ずかしがりながらも自分の思いを主張し、周囲から認められた時には喜びを感じている。中には、自己の主張をし終えると満足して、他者の言葉を聞くことが苦手な児もいるので、思いの発信と受信がバランスよくできるよう関わっていく。

表現

鬼のお面や豆入れ作りでは、材料や道具、作り方をそれぞれ自由に考える。初めのうちは用意されているものから材料を選ぶ児が多かったが、制作が進んでいくと自分のイメージに合った材料を保育者に要求するようになる。イメージを形にする楽しさや達成感を十分に味わえるよう、材料や素材を豊かに用意しておく。…

4歳あさがお組2023年度12月のまとめ

健康

咳や鼻水がでる児が多く、体調良く登園してきた児でも夕方や降園後に急に高い熱をだし、その後1~2日欠席することが続く。健康に過ごす為に『うがい・手洗い・食事・睡眠』を約束すると、友達同士で声を掛け合い、意識して行なう姿が見られるようになる。これから感染症が増える時期となるので、雑になりがちなうがいや手洗いを丁寧にするよう見守りや声掛けをしていきたい。食事では、野菜が苦手な児が多くいるが、友達が少量ずつ口にするのを見て自分も食べてみようとしたり、食べられたことを友達同士で褒め合ったりすることで苦手意識が薄くなってきている。さまざまな食材を知り、楽しんで食事できるよう援助していく。

人間関係

お楽しみ会の活動を通じて、仲間意識が芽生えたり、友達が頑張っている姿を捉えて褒め、認めたりしている。時には、思いや主張がぶつかることもあるが、少しずつ相手の言葉に耳を傾けたり思いを推察したりすることができるようになってきている。子どもたちの心の成長に期待し、関わりを見守りながら必要な場面で援助する。

環境

皆で話し合い、ほうれん草・小松菜・ラディッシュ・スナップエンドウを栽培することに決まり、種まきをする。種を手に取って観察し、気付いたことを話し合っている。発芽するまでは関心が薄かったが、生長がすすんでいくと積極的に観察や世話をするようになる。栽培への関心が食への興味・関心に繋がっていくよう関わっていく。

言葉

カルタやすごろく、トランプ、UNOなどのゲーム遊びを好み、遊びの中から文字や数、数字への関心が高まってきている。また、友達と一緒に絵本を読みながら文字を教え合ったり、一文字ずつ指で追いながらゆっくりと読んだりと、それぞれのペースで楽しんでいる。遊びを通して無理なく文字や数字に触れていけるようにする。

表現

お楽しみ会の劇遊びでは、役にあった表現を考え、友達と一緒に演じることを楽しむ。時には個の表現が強くなる場面もあるが、イメージを表現する楽しさを味わうことができている。これから、さまざまな表現遊びに取り組んでいき、好きな事や得意な事を増やして豊かに自己表現できるよう、遊びや活動を考えていきたい。…

4歳あさがお組2023年度11月のまとめ

健康

内科健診や歯科健診を通して、身体や健康について関心をもつ。健康に過ごす為に必要な生活習慣や、歯の生え変わり時に大切にしていきたいことなどを話すと、分かってはいるものの忘れたり雑になったりすることが多い。紙芝居や絵本などの視覚教材も用いて、分かりやすく伝えていきたい。
寒くなってきたが、戸外で氷鬼やだるまさんがころんだなどで思いきり身体を動かして遊んでいる。時にはうっすらと汗をかいていることもある。衣服の調整や水分補給など自分で気づいて行えるようにする。

人間関係

お楽しみ会の活動では、個で表現を楽しむごっこ遊びから始まる。経験を積み重ねていく中で、友達の表現の面白さに気付いて共有したり、一緒に考えたりして劇づくりを進めていく。率先してアイディアを発揮することができる児がいれば、友達に合わせていくことで安心して取り組める児もいるので、褒めたり認め合ったりすることでお互いの良さに気付き、仲間意識に繫げられるように援助していく。

環境

風で園庭に舞い込んだ枯れ葉を集めてブーケに見立てたり、ままごと遊びの材料に使ったりして自然物を遊びに取り入れている。「イチョウはつるつるしてるね」と感触を味わったり、形や陽に透かした時の色の変化に気づいたりしている。今月は園外に出る機会が少なかったが、これから自然を存分に楽しめる場所に散歩に出かけ、たくさんの気付きや発見を得られるようにしていきたい。

言葉

日々の当番活動で、一日の締めくくりに『その日の出来事で嬉しかったことや楽しかったこと』を発表している。はじめのうちは「ブレーメンごっこ」など単語で答えることが多かったが、徐々に「○○くんと~をしたことが楽しかった」など、皆に分かりやすい文章で伝えることができるようになってきている。相手に気持ちや思いをそれに合った言葉で伝え、また友達の話を落ち着いて聞けるよう機会を増やしていく。

表現

お楽しみ会の劇遊びでは、慣れ親しんだ絵本からイメージをひろげていく。まずは、ごっこ遊びを重ねて自由な表現を楽しみ、徐々に友達と表現を合わせていき劇を作り上げていく。
また、絵本を参考にしながら「こんな物があったら、もっと○○らしく見えるよね」と必要な道具や衣裳を考え、形にしていく。個の表現を十分に楽しみつつ、皆で協力することで達成感を得られるよう援助していく。…

4歳あさがお組2023年度10月のまとめ

健康

発熱による欠席が増え、登園している児でも咳や鼻水が出ている児が多い。健康に過ごす為の約束として食事や睡眠、清潔(うがい・手洗い)の大切さを話すと意識して行っている。時には雑になってしまうこともあるので、様子を見ながら声掛けしていく。
戸外遊びでは鬼ごっこやリレーなど、全身を使った遊びを好んでいる。涼しくなり、運動遊びが心地よい時期になるので、散歩先の公園などで存分に身体を動かして遊べるようにする。

人間関係

集団遊びが盛んになり、友達と声を掛け合いながら遊びをすすめようとするが、時には遊びに対する考えやルールの理解に相違があり、衝突が生じることがある。言葉で伝える難しさもあるので、遊ぶ様子の見守りや必要な場面での仲立ちの援助をしていく。
友達の些細な言動が気になり、厳しい言葉で注意や詰問したり、保育者に訴えたりすることが多くある。お互いの気持ちを受けとめつつ、友達の良いところも見つけていけるよう保育者が関わっていく。

環境

暑さが続いているが、散歩に出かけた時に周囲の木々の葉の色の変化や、ミカンや柿、どんぐりなどの実が生る様子から秋を感じることができる。さまざまな自然に触れ、そこから季節を感じることができるよう、散歩先や歩くコースを考える。また、散歩では園外に出る嬉しさから気持ちが昂り、危険を感じる場面が度々見受けられる。特に、横断歩道や車から死角になりやすい場所などを伝え、自分自身で安全に気をつけられるよう交通マナーやルールを伝えていく。

言葉

文字や数字に関心をもち始めている。絵本やカルタ遊びでは、友達や保育者に確認しながら覚えようとしている。遊びの中で楽しみながら興味を深めていけるよう、遊びや玩具の提供の仕方を工夫していく。
友達との関わりの中で、自己の主張が強くなり口調も強くなってしまう場面が多く見られる。相手にとっても受け入れやすい言葉の選択や話し方ができるよう、見守りや仲立ちの援助をしていく。

表現

運動会の遊戯では、他者に見てもらうことを喜び、音楽に合わせていきいきと踊っている。リズムに合わせて身体を動かす楽しさや心地良さを十分に感じられるよう、遊戯や楽器遊びなどに積極的に取り組んでいく。
描画では、意欲的に描く児がいれば、友達の真似をしたり周囲の視線を気にして描き出せなかったりする児がいる。自信をもって自分のイメージや思いを表現できるよう援助していく。…

4歳あさがお組2023年度9月のまとめ

健康

朝夕の気温差や夏の疲れにより、咳・鼻水などで体調を崩す子がいる。丁寧な手洗い、うがいや気候に応じた衣服の調節を声掛けしていく。

人間関係

運動会に向けて、幼児クラスでの関わりが増える。他クラスの活動に興味を持ち、競技や遊戯などのごっこに一緒に参加させてもらって喜ぶ姿がある。乳児との関わりも増えて、気の合う乳児を誘い、仲間に入れて一緒に遊ぶことを喜んでいる。力の加減が難しい時は、遊びを見守りながら知らせていく。年下児への関心や関わりがさらに広がるよう援助していく。

環境

戸外での活動は園庭のみとなったが、花壇の花や草むらから聞こえる秋の虫の声を聞いて季節の移ろいを感じている。来月は、散歩の機会を増やして季節の遊びを楽しむ。

言葉

自分の思いや考えを、一方的に強い口調で伝え、相手が言い返せずに助けを求める様子が見られる。保育者の仲介で少しずつ相手の意見も聞きながら、穏やかな言葉で伝えることができるようになる。周りで状況を見ていた子たちは、心配しながら客観的に見た場面を保育者に言葉で伝え、解決の方法を助言する。伝えたい気持ちが強い子が多く、全体へ話をしている時に自分の話を始める子がいる。話を聞く時は相手の声に耳を傾けられるように引き続き伝えていく。同時に、友達や保育者との会話を楽しむ満足感を味わえるような機会を積極的に作っていく。

表現

運動会の遊戯や体操曲をかけると、他クラスの踊りでも笑顔で踊って身体表現を楽しんでいる。バス遠足の印象画では、体験したことや興味のあることを絵に描いて表現することを楽しむ。その時の光景や気持ちを思い浮かべ、友達と話し合いながら細かく描いたり、壁に貼り付けてある写真を見たり、図鑑を見たりして描く。絵の具を使ってのびのびと描くことも好んでいるので、今後は大きな画用紙に多色の絵の具を使って描く経験もしていく。…

4歳あさがお組2023年度8月のまとめ

健康

大きく体調を崩すことなく過ごす。厳しい暑さが続いたので、短時間でも水遊びの時間を設けられるように、幼児クラスで調整したり、外での活動時間以上に室内でゆっくり過ごす時間を設けたりして、休息時間を取り入れて無理なく過ごすようにする。
暑さや長い休暇の後の疲れが出やすい時期なので、体調の変化に留意していく。

人間関係

登園児の少ない日には幼児クラス合同で過ごし、生活や遊びを通して関わりを持つ。
3歳児を遊びの中に入れてあげたり、5歳児の遊びを真似して新しい遊びに挑戦したりする。場面によっては意思疎通がうまくいかないこともあるが、その都度仲立ちをしてお互いの思いが通じ合うよう援助する。
今後も異年齢での関わりが持てるよう担任間で連携していく。

環境

暑さが厳しく、戸外に出る機会は少なかったがテラスや園庭で短時間で水遊びをして、友達と水鉄砲で水を掛け合い、追いかけっこをする姿が見られる。安全に戸外遊びができる時期になったら、思いきり身体を動かして遊べるようにしていく。色水遊びやボディーペインティングなど、夏ならではの遊びを楽しむ。十分に遊びを味わい満喫できるように、天候や場所を十分に考慮して遊べるようにしていく。

言葉

休み中の出来事や楽しかったことを、友達や保育者に嬉しそうに伝えている。特に印象に残っている場面を相手に分かりやすい言葉で伝えようとするが、思うような言葉が見つからず考える姿も見られる。伝えたい場面に沿った言葉を知らせていき、児に寄り添いながら言葉を引き出せるように導き、思いを伝える満足感を味わえるようにしていく。
お絵描きや手紙を書くことを好み、ひらがな表を見ながら文字を書く児がいる。遊びの中で文字に親しむ場面を設けて、興味の幅を広げていく。

表現

日野まつりの「月夜のポンチャラリン」「もったいないばあさん音頭」を好んで踊ったり、制作を通したりして行事を楽しみに待つ姿が見られる。
年長児の活動を見たことをきっかけに、廃材を使った工作に興味を持ち始め、年長児クラスで廃材遊びをする子が増える。クラスでも遊べるように家庭にも呼びかけて廃材を用意し、自分のイメージを形にできる楽しさやみんなで協力して作り上げ、達成感が味わえるようにしていく。…