3歳さくら組保育日誌バックナンバー

3歳さくら組2019年度12月の保育日誌

12月4日(水) 晴れ 萩原

5歳児の前で、ごっこ遊びを表現する。緊張する子もいるが、5歳児が一緒に歌を口ずさんでくれることを喜び、笑顔になる子もいる。4歳児の劇の見学では、興味が強くなっている様子で、内容を理解しながら楽しんで見ている。また、セリフの大きさを意識するようになったようだ。見る、見られる事の経験を増やし、自信を持って表現できるようにしていく。

 

12月6日(金) 曇り 大山

お楽しみ会で使う大道具の木の色塗りをする。大きな木であるが、ローラーや筆を持ち、劇ごっこで歌う「ハッピーチルドレン」や「パレード」などの歌を口ずさみ、劇ごっこへのイメージを膨らませながら描いている。

「塗りたい」「やりたい」という声が上がっていたことからも、子どもたちの劇ごっこへの思いが感じられる。自分たちで作った木を大切にし、気持ちを高めていけるとよいと思う。

 

12月18日(水)晴れ 萩原

あさがお組と一緒に洋光台南公園へ出掛ける。今年度初めて出掛ける場所、そして長距離ではあるが、「ワニ公園楽しみだね」と、意欲的に歩いている。公園では、ジャングルジム、滑り台などの固定遊具や木の実拾い、クッキーやさんごっこなど4歳児との自然な関わりが見られる。マラソンごっこでは、普段、歩行の少ない子はゆっくりのペースになるものの、皆に応援されゴールすると喜び、笑顔を見せている。積極的に身体を動かして遊ぶ事ができるよう散歩の行先や遊び方を考えてきたい。

 

12月23日(月)曇り 萩原

5歳児よりお店屋さんごっこの誘いを受ける。「お客さん」として必要なものを聞いてみると、お金・財布・バッグなどが上がった。保育者が作った新聞紙のバッグに、クレヨン・画用紙の切り貼りなど、それぞれに好きな方法で装飾する。5歳児室に入ると、いつもと違う雰囲気に緊張する様子も見られるが、5歳児が3歳児に目線を合わせ優しく接してくれたことで積極的に参加できるようになった。今後、活動がとぎれずに3歳児なりのイメージでお店屋さんごっこを繋げていけるよう援助していく。

 

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3歳さくら組2019年度11月の保育日誌

11月1日(金) 晴れ 萩原

移動動物園の準備が進められていく様子を見て「どんな動物が来るんだろう」と友達同士で話し、期待が高まっている。ヤギなどの大きめの動物からえさをやり始めると、大きさや迫力に驚きながら、おそるおそるといった様子でえさをやっている。うさぎなど扱いやすい大きさの動物のところでは、優しく撫でたり、じっくりと観察している。糞をする様子を見ていたので「ご飯を食べるからウンチも出る。皆と一緒」と伝えると納得する。同じ命だということを知ることのできる貴重な活動だった。

 

11月12日(火) 晴れ 佐藤

「英語で遊ぼう」に参加する。動物や物の絵カードを見て単語を覚えたり、部屋に隠された絵カード探しを行う。絵と単語が一致する子どももいる。見つけられない友達に「一緒に探そう」と優しく声をかける姿も見られる。また「これは○○のカードだよ」と単語を伝えている子どももいる。ゲームの中で英語との関わりを楽しんでいる様子が見られる。今後も親しんでいけるような雰囲気作りをしていく。

 

11月15日(金) 晴れ 萩原

園庭で3つの場所に分かれてごっこ遊びが始まる。ログハウスを店に見立てて「お菓子屋さんごっこ」をしていた子どもたちが中心となり、保育者をオオカミ役にした「三匹のこぶたごっこ」へとストーリーが変化していく。物語を思い起こしながら「先生は煙突から入って!」と子どもがリードする場面が見られる。皆で共有しやすい物語だったため大きな集団で楽しむ事ができ、自然と「オオカミさん今何時?」のゲームへ繋げることができた。繋がりをもった遊びや活動を考えていく。

 

11月20日(水) 晴れ 佐藤

廃材で作ったロボットカミィとのやり取りを主としたごっこ遊びをする。子どもたちは、なりたいものに変身すると、それぞれがイメージした動きをしている。今後も、なりきる楽しさが味わえるように関わっていく。ロボットカミィの足の部分を作る。紙芝居の絵と見比べたり、好きな色で作っている。自分たちで作って仕上がっていくロボットカミィに、興味関心が深まっていく姿が見られる。今後もロボットカミィとのやり取りを楽しんでいけるよう援助していく。

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3歳さくら組2019年度10月の保育日誌

10月4日(金) 雨 佐藤

折り紙で金魚を作る。夏祭りで作ったことを思い出しながら折り進めていく。床にテープを使って池を作り、泳がせるようにすると「『魚つり遊び』をしたい」との声があがる。友達同士で「たくさんとったほうが勝ちね!!」と数を意識しながら遊ぶ姿が見られる。また、少人数から始まったゲームを皆で楽しめた。遠足で水族館に行くので、活動から海の生き物に興味が膨らむように図鑑を置いたりして工夫していく。

 

10月7日(月) 晴れ 萩原

運動会のリハーサルに参加する。運動会まであと一週間となり、子どもたちは「あと何回寝たら運動会の日?」「パパと一緒にゲームをするの」と期待が高まっている。かけっこでは緊張の様子も見られるが、友達との競争を喜び、遊戯も衣装をつけていきいきと踊っている。また、他クラスの種目を見る時には、年下児の演目には可愛らしさを感じ、年上児の演技では憧れの気持ちをもって見つめている。3歳児クラスの活動はもちろんのこと、他クラスの競技・演技にも参加できる機会をつくり、皆で楽しめる雰囲気作りをしていく。

 

10月18日(金) 曇り 萩原

幼児3クラスで京急油壺マリンパークへ遠足に行く。『大きいバス』に乗れることをとても楽しみにしていたので、観光バスが見えると一気に気持ちが高まっている。水族館ではさまざまな魚や生き物を見たり触れたりして、その特徴や感想を友達や保育者と楽しそうに伝え合っている。また、イルカショーでは動きを真似てみたり、パフォーマンスに拍手や歓声をあげたりしている。遠足で友達と出掛けることで、驚きや喜びを新鮮なまま共有することができたように感じる。今後、遠足について振り返る中で、身体表現や制作などさまざまな活動に繋げていく。

 

10月30日(水) 晴れ 萩原

外遊び後に入室すると4歳児が楽器遊びをしていることに気付き、その様子をじっと見ている。興味をもった子から加わっていき、トライアングルや鈴・タンバリンなどに触れてみて音を確かめながら楽しんでいる。中には、昨日廃材で作ったギターを持って参加する子もいる。その後、部屋に戻るとミルク缶の太鼓や菓子箱のシンバル、発泡トレーのギターを使って合奏ごっこが始まる。遊ぶ中で、音の違いに気付き確かめてみようとする姿も見られる。子どもたちの気付きを共有し、更に遊びを深めていけるよう援助していく。…

3歳さくら組2019年度9月の保育日誌

9月2日(月)晴れ 佐藤

クラスで育てているオクラやいんげんの水やりを行う。種になりそうなオクラを見たり触って変化している様子に気付き、積極的に水やりをする姿が見られる。植物の様子を身近に感じられるようプランターを見やすい場所に置き、子どもが継続して興味を持てるようにする。園庭で水に入れた容器にアサガオの花を入れるとピンク色になることに驚きと感動を抱いた子どもが友達と一緒に色水作りをする。「ブドウジュースだね」と繰り返し色水作りを楽しむ。自然との触れ合いから様々な遊びに発展させ、更に興味が持てるよう工夫していく。

 

9月11日(水)晴れ 佐藤

5丁目公園に行き、かけっこを行うことを伝える。ルールを聞き、意欲的になる姿が見られる。普段のかけっことは違い、名前を呼ばれることで元気よく返事をし、走っている。友達に「がんばれ!」と応援する姿も見られ、かけっこを楽しむ。今後はかけっこからルールのある遊びに発展させていく。

 

9月18日(水)雨 萩原

野菜の大道具制作をする。野菜はいくつか出来あがっているので、作る工程から完成までの見通しが持ちやすくなったように感じられる。色画用紙が貼られてない所を見つけると、「〇〇ちゃんはそっちに貼って。わたしはこっちに貼るね。」と声を掛け合いながら分担してすすめる姿が見られる。前回は大まかに貼っていた子も、細かい箇所にまで目を向けて取り組んでいる。これから遊びや制作などで友達と協力して取り組み、達成感を味わう事が出来るような活動や制作を積極的に取り入れていく。

 

9月26日(木)晴れ 佐藤

幼児合同でパラバルーンを行う。周りを見ながら動きを合わせようとしたり腕に飾りをつけると嬉しそうにバルーンを動かす姿が見られる。その後4歳児と互いにダンスを見せ合い、年上児から拍手をしてもらって誇らしげに踊る子が増える。他クラスとの交流をしながら運動会への期待を膨らませていく。…

3歳さくら組2019年度8月の保育日誌

8月6日(火) 晴れ 佐藤

登園すると「今日はイーサン先生の日だね」と友達と嬉しそうに話している。講師と顔を合わせると「グッモーニン!!」「ハロー♪」と元気よく挨拶をする。以前よりも講師が発する言葉を真似て繰り返そうとする姿が多くなっている。イーサン先生との関わりを楽しむと同時に英語への興味も高まっていると感じる。今後も子どもたちの興味や意欲を大切にできる保育を心掛けていく。

 

8月16日(金) 曇り 萩原

3~5歳児で合同で過ごす。異年齢児でペアやチームをつくってゲームに取り組む。スターオセロでは、5歳児が中心になり、チーム作りやゲームの進行、勝敗の確認をしていく。3歳児も年上児の動きを身ながらルールを理解していき、楽しんでゲームに取り組む。風船運びゲームでは頬と頬で風船を挟んで運ぶ。年上児が優しく声をかけ、3歳児のペースに合わせて動いてくれることで安心して参加できる。これから行事や活動で異年齢での活動が増えていくので、一緒に遊び、関わりを楽しめるよう援助していく。

 

8月23日(金) 曇り時々雨 萩原

幼児3クラスで廃材を使って遊ぶ。たくさんの廃材を前に「どうしてこんなにゴミがあるのか?」と聞くと「ゴミではない。工作したりして使えるものだ」と話す年上児と共に大きく頷いている。様々な素材を見比べ、手に取ってみることから始める。箱の中に物を入れてみたり、トイレットペーパーの芯を望遠鏡のようにして覗いている。4・5歳児が発砲スチロール板を細かくちぎり、雪のように降らせて楽しんでいるのを見ると真似て楽しんでいる。これまで廃材を用いて遊んだ経験が少ない3歳児にとっては、年上児の見立てや遊びがきっかけになるところが大きい。これから、保育者も一緒に楽しみながら相互の刺激の仲立ちとなり、更に遊びが発展していくよう活動の工夫をしていく。

 

8月29日(木) 晴れ時々曇り 萩原

4歳児と一緒にプールに入る。久しぶりのプールに喜び、着替えや体操の準備も意欲的に行う。入水すると水の冷たさを感じ「気持ちいいね」「冷たいね」と友達と伝え合う。水の掛け合いをし、身体を慣らしてからフープくぐりや動物の真似っこ遊びをする。全員でプールの中を回り、流れをつくる遊びでは経験を重ねていくうちに流れや身体が浮く感覚を楽しめるようになる。4歳児と一緒にプールに入ることで、動きや遊びを真似てダイナミックになっていく。残り少ないプール遊びでも様々な感覚を楽しめるようにしていく。…

3歳さくら組2019年度7月の保育日誌

7月3日(水)曇り 佐藤

五丁目公園に行き、しっぽ取りゲームを行う。全員がルールを把握していたのでスムーズに行うことができた。しっぽを付ける際「僕はねずみ」「ぼくはぞう」と様々な動物を連想している様子が見られる。最後の一人まで追いかけ、しっぽが取れた時の達成感を味わうことができたので良かった。全員で行うゲームを今後も取り入れ、ルールを覚えて楽しむことや友達との関わりを楽しめるようにしていく。

 

7月8日(月) 曇り 佐藤

4歳児と手を繋いで駅前公園に行く。七夕飾りのある道を通ると4歳児が「丸い形がある!」「黄色がたくさん!」と特徴を話し始める。それを聞き、同じように「四角もあるよ」と会話に入って楽しむ姿が見られる。公園ではしっぽ取りゲームを始めたり4歳児の遊びを見て刺激を受け、自然と一緒になり楽しむ姿が見られた。異年齢交流の中で遊びの様子に刺激を受けて友達との関わりが積極的になってきているので今後も異年齢児での交流を取り入れていく。

 

7月12日(金)雨 萩原

午後のおやつのトウモロコシの皮むきをする。一人一本ずつ渡していくと皮をさすってみたり、においを確かめたりしている。何処から剥きはじめたらいいか分からず戸惑う子もいたが、友達の取り組む様子を見て自分でやってみようとする。「お洋服脱いだから寒いって言ってるよ」「新幹線に似てるよ」など例えながら楽しんでいる。今月もう一度皮むき体験をする機会があるのでまた新たな発見に期待する。

 

7月25日(木)晴れ 萩原

プール開き以降ずっと楽しみにしていたプールに入る。着替えの時も普段は「できない、手伝って」と言う子も今日は着用しにくい水着も自分で意欲的に着ようとする。プールに入るとその冷たさに声をあげながら水しぶきを大きく上げて楽しんでいる。動物の真似っこ歩きや棒くぐりなど、水面に顔を近づけながら動くことも出来る。初めてのプールで水温や水深、動機などの心配もあったが生き生きとした表情で遊ぶ事が出来ていたので今後も玩具や道具を有効に使いながら安全に気をつけて取り組んでいく。

 

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3歳さくら組2019年度6月の保育日誌

6月7日(水)曇り/雨 佐藤

タイヤの上にマットを敷き、乗り物やおままごとをして楽しんだり虫探しをする。一緒に遊ぶ人数が増え、大人数でタイヤの乗り物に乗り「なかまにいれて!」という誘いの声掛けも聞こえる。保育者と一緒に数名で“だるまさんがころんだ”を行い、実際にやってみながらルールを覚える。次第に子どもたちだけで楽しむ姿が見られる。簡単なゲームのやり取りを子どもたちで楽しめるよう今後も簡単なゲームを取り入れていく。

 

6月12日(木)曇り 佐藤

地域の芋ほりに参加する。長靴や軍手をすると友達と顔を見合わせたり、喜んだ様子で軍手をはめている。土の中からじゃがいもが少し見えると「あった!」と指をさしさらに興味を示す。虫が苦手な子は場所を変えて目で見てじゃがいもを発見することを楽しむ。様々な大きさの芋「お父さんとお母さんと赤ちゃん!」とイメージを膨らませながら芋ほりを楽しむ。自分で掘って採れた達成感を味わうことができたので今後の食育に繋げていく。

 

6月21日(金)曇り 萩原

幼児クラスで泥んこ遊びをする。まず皆が自由に遊んでいる場に保育者がバケツで水を撒いていくとそこに足をつけてみたり手で握ったりしてみる。泥が苦手な子もいる為少しずつ場を広げていき、タライ等を出していくと自分たちで水たまりを作り泥を使ってごっこ遊びが始まっていく。砂地と泥の場の感触の違いに気付いたり気持ち良さを味わうことができる。年上児が遊びを広げていくのを見て加わったり真似して見たりする姿が見られたので次回の泥んこ遊びでの遊びの広がりや深まりに期待する。

 

6月24日(月)雨 萩原

外は雨が降っており、子どもたちは保育者に「今日は何をする?」と尋ねる。保育者が作った雨粒の装飾を見ると「雨だね。外と同じ!」と話している。外の雨から制作にイメージしやすいように導入としての活動を繋げていく。以前にビー玉で絵の具遊びした作品を傘と子どもの服にしたので各々その人形に顔を描く。殴り描きの子もいれば、顔のパーツを意識して丁寧に描く子もいる。言葉からイメージを持つことは難しい3歳児だが、制作活動の時には特にイメージを持ち、見通しを持って取り組めるような準備・導入をしていく。…

3歳さくら組2019年度5月の保育日誌

5月10日(金)晴れ 萩原

今年度の夏野菜はオクラとツルなしインゲンを栽培する。今日は、その為の準備として土作りをする。プランターに畑の土と購入した土を入れ混ぜる。シャベルで畑の土を入れるが、「固いね」と話し、友達と協力する姿も見られる。保育者が土を混ぜると真似をして同じように「こぼれないようにね」と声を掛け合いながら行う。今後、こまめに育っていく過程を観察して関心が持てるようにしていく。

 

5月16日(木)晴れ 佐藤

なかよしグループに分かれた際、少し緊張した子や照れている様子が見られるが、輪になると笑顔になっている。ゲームが始まると音楽に合わせて楽しみながら身体を動かしている。リトミックでは4・5歳児が行っている時に「はやくやりたい!」と期待している姿が見られる。座って待っている間にポーズを真似たり積極的に取り組んでいる。前に出ることが恥ずかしい子も、座りながらポーズをとって楽しんでいる。異年齢児での関わりを更に深められるよう交流の活動を増やしていく。

 

5月21日(火)雨 萩原

5歳児の部屋で名札をつけると「今日は英語だね」「イーサン先生はもう来る?」と期待を持つ様子が見られる。「HELLO」の挨拶歌や音楽に合わせた「色探しゲーム」では英語が聞き取りにくいながらも講師や保育者の真似をしながら動いている。絵カードを使ったマッチングでは取り組みながらルールを理解していく。ゲームを通して英語に触れる楽しさを味わっているので日々の活動の中にもゲームを取り入れていく。

 

5月28日(火)曇り 萩原

さくら組の5月の誕生児4名が皆の前に座る。多勢の前という事もあり、とても緊張していたが「さくら組になったから前に座るんだよね」と期待や喜びを持っている様子も伺える。また、祝う側の子も「私はいつ?」と楽しみにしている。パネルシアターでは繰り返しのフレーズを口ずさみ、楽しむ。誕生日会が毎回楽しみになるようその都度安心して参加できるよう配慮していく。…

3歳さくら組2019年度4月の保育日誌

4月1日(月) 曇り 萩原

登園から園庭遊びをする中で、新しい担任を知る。照れたり緊張したりする子もいたが、挨拶をすると笑顔を見せる。新しい『ピンク色の帽子と名札』に喜び、友達と見せ合って「さくらさんだね~」話している。入室し、皆で集まって進級メダルを掛けると更に喜び、進級したことへの意識が強くなったように感じる。これから、幼児の生活となり戸惑いや不安を感じることもあると思うので、丁寧に援助していく。

 

4月10日(水) 雨  萩原

幼児3クラスでリズム遊びをする。音楽に合わせながら、ウサギやカメ、金魚、ワニなどの動物の真似っこ遊びを楽しむ。『トンボ』のバランスポーズや『馬』での四つ這い→髙這いへの動きの変化など、年上児の動きを観察し、同じように動いてみようとする。3歳児なりの観察する力や表現する力を感じた。他の遊びをしている子も、音楽が変化した時や友達の声が聞こえると目を向けて、身体を揺らしたりしている。今後も継続して、異年齢での関わりをもちながら、音楽に合わせて身体を動かす楽しさを感じられるリズム遊びを取り入れていく。

 

4月16日(火) 晴れ 萩原

朝、登園した子から順に英語で自分の名前が書かれた名札をつける。「ABCだね」と言いながら、自分の名札や友達の名前を確かめている。講師と対面すると緊張や戸惑いの表情を見せる子もいるが、歌や遊び・ゲームを通して、少しずつ講師との距離が縮まっていく。また、自分の知っている英単語を講師に聞かせようとする子もいた。積極的に参加する子もいれば、少し距離をおいて保育者の傍で見ている子もいる。個人の様子に合わせて援助し、皆で楽しんでいける様にしたい。

 

4月22日(月) 晴れ 萩原

園庭に出ると友達を誘って、ままごとや虫探しなど好きな遊びを始める。虫探しではアリやダンゴ虫がたくさんいる場所がわかると、友達に伝えて皆で楽しもうとする。入室前には皆で『むっくりくまさん』のゲームをする。さくら組で初めての集団ゲームだったが、ルールの理解もスムーズで繰り返していくと少しずつルールの楽しさを感じている様子が見受けられる。これから、さまざまな遊びやゲームに取り組んでいき、その中で年上児との関わりももっていきたい。

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3歳さくら組2018年度3月の保育日誌

3月6日(水)曇り 末﨑

2歳児と洋光台北公園へ散歩に行く。いつも以上に意識して道の端を歩き2歳児の靴が脱げたり立ち止まったりした時には気にして寄り添う姿がみられる。広場で遊ぶ時間が短かったが梅の花を拾って香りをかいだりかくれんぼを楽しんだりする。手をつないで歩くだけが目的ではなく2歳児の身体的な動きに合わせたり気持ちに寄り添ったりする姿を褒めて満足感を得るような計画をたてることが必要と感じた。

 

3月8日(金)晴れ 末﨑

種まきから育てたほうれん草を収穫する。洗って根を取るなど下ごしらえ後数名ずつ鍋で茹でる。ゆだる様子や冷水にくぐらせた時の葉の色に気付く姿がある。少量の醤油をかけて試食すると葉物野菜が苦手な子も何度もおかわりする。成長した苗を一人ずつジュースパックに移して世話をしたことで愛着を感じて食育まで進めることが出来た。「根はなぜあかいの?」「みずにいれるときれいなみどりいろになった」「とくべつおいしかった」など不思議や感想を聞くことができ良い経験になったので衛生に注意しながら今後も続けていきたい。

 

3がう15日(金)晴れ 末﨑

年長児のお別れ会に参加する。初めは緊張する姿も見られたがすぐに慣れ全クラスの友だちとゲームをしたり踊ったりして楽しい時間をすごす。卒園プレゼントを「おめでとう」「どうぞ」と渡して祝う気持ちと自分たちも進級する気持ちが意識できる会だった。食事は年長児と会話を交わし嬉しそうだった。年長児との関わりを増やし楽しく過ごせるようにしていきたい。

 

3月25日(月)晴れ 末﨑

登園から新年度クラスの保育室で支度を始める。今までと大きな変化はなく保育者と一緒に支度を済ませて園庭で遊ぶ。ケーキ作り、すもう、虫探しなど友だちや保育者を誘って一緒に遊ぶ姿がみられる。怖さで存分にできなかった鉄棒の前回りも友だちにやり方を教えてもらったり保育者に見てもらいたくて頑張ったりして出来る子が日々多くなり、自信を持って行うようになる。「すもう」も加減を考えて楽しめるようになる。進級への期待を持ち様々なことに自信を持って成長する姿を見守りたい。…