2歳すみれ組

2歳すみれ組2024年度6月のクラスだより

おたよりが読み込まれるまで時間がかかる場合があります

2406_2sumire

>>クラスだよりをもっと見る

写真を見る

2歳すみれ組2024年度5月の保育日誌

5月8日(月) 晴れ時々曇り 伊藤
外に行く仕度をすると、「お散歩行く?」と聞いてくる子ども達が多く、早く靴を履きたくて出入口に集まる。園庭では、5歳児の土作りに興味を示し、真似てザルの土ふるいや入替に参加する子がいる。タイヤを重ねてバスに見立てて乗り合い、「どこに行く?」「着いたよ」と会話し、他児を誘いながら楽しむ。久しぶりの園庭で、思い思いの遊びが展開する。会話をしながら、参加する子も増えて遊びが膨らんでいた。声を掛け合い、遊ぶ仲間が変化していくのも成長を感じる。他クラスの活動に関心を持って挑戦する姿もあり、クラス外との交流の機会も持ちたいと思う。思いが通らない時に代弁したり、仲立ちをして言葉を知らせたりしていきたい。

5月13日(月) 雨 髙島
保育者が今日の遊びの話を伝えると、興味を持って聞く姿が見られる。見本の児が段ボールを丸めて円柱にした物を渡ると「やりたい」と手をあげる。足の指に力をいれ、広げてバランスをとり渡る。お絵かきでは、板に貼った模造紙に興味を持ち立って手や体を上下や左右にして楽しむ。静と動の活動を組み入れ、好きな遊びを楽しむことが出来た。他児が楽しんでいる姿を見て「やってみよう」「やってみたい」と感じて挑戦する気持ちを大切に出来るよう、遊びの展開も考えていきたい。日中を通して、気持ちを言葉より行動や態度で相手に伝える児が多く、危険な場面が多い。一人一人に丁寧な応答が難しい面もあるが、平等に関われるようにしていけるよう工夫をする

5月22日(水) 晴れ 髙島
散歩に期待を持ち、準備を進める。友達と手を繋ぎ、景色を楽しむ。花やスーパーなど知っている景色や物を見つけると夢中になって保育者に教え、家での出来事を教える。公園で、地域の方と追いかけっこをしてみようとしたり、歩行中に「バイバイ」と手を振ったりして園外の人との関わりを楽しむ児もいる。遊具や道に慣れ、簡単な交通ルールなど経験を積み重ねられるように、繰り返し同じ公園へ行く。出発時間も昨日より早かったので、歩行中の景色や気づきに丁寧に応えることが出来た。子ども達からも、家の人と体験した話が次々と出てきて楽しい散歩になった。子どもの様子で一日の活動やタイムスケジュールが変わってくるが、欲求が満たされる活動、スケジュールを組み立てていく。

5月28日(火) 曇り時々雨 藤原
音楽が流れると保育者の真似をしてダンスをする。遊びの設定をしている時に待つことが出来るようになり、スペースマットを見て「あか」など色を言う児がいる。スペースマットを橋に見立てることで、はみ出ないように慎重に歩く。トンネルでは、くぐったり寝そべったりして遊んで楽しむ姿が見られる。少しずつダンスに興味が出て、踊る児が増えてきたが音楽が流れると気持ちが高揚して走り回る児もいるので怪我のないように注意して見ていく。スペースマットでは、置き方を変えていくことで遊びも広がっていき、楽しんでいた。トンネルでは、繋げずに単体にすることでトラブルが起きてしまったので、環境設定を考える上で工夫していく必要があると感じた。

もっと読む

2歳すみれ組2024年度5月のまとめ

食事

野菜を苦手とする子もいるが、ごま和えなど味付け法により、食べる姿がみられる。果物好きな子は、スイカの皮も薄くなる位まで口にするので、「赤いところまでが美味しいよ」とわかりやすく声掛けしていく。一人一人のペースに合わせ、ゆったりと食事が楽しめるように関わりに配慮する。種取りや葉ちぎりなどの食育を計画し、食材への興味を育んでいけるようにする。

睡眠

布団が敷かれると自分の布団の上に横になり、保育者に身体を擦られたり、好きな絵本や人形を持ちながら入眠する。自分のペースで一人でも入眠する子もいるので、落ち着けるよう布団間隔や並びに配慮する。

排泄

トイレに積極的に入り、便座に座る子もいるが、嫌がる子もいるので、気持ちを尊重した関わりを心掛ける。ペーパーを出し過ぎないように見守り、量の終わりを手伝う。午睡明けに紙オムツが濡れておらず、便器で排尿する子もいる。便器に座り、トイレ内に入った子は濡らした足拭きで足を拭くように促して、衛生的な環境を保つ。

健康

鼻水が出ている子はいるが、ほとんどが休まず元気に登園する。鼻水が出た時は、ティッシュを使い、すぐに拭くように声をかけて清潔にする心地よさを伝える。食後に衣服が汚れると「着替える」と申告する子も多く、気に入った服を選んで満足している。夏日になる日や寒い日があり、寒暖差が激しいので、気候に合わせた衣服の調節や適切な休憩・水分補給をし、無理なく過ごすようにする。また、常に子どもの様子を観察し、異常があれば早期に発見できるように努める。

身体発達

衣服の着脱等、身支度が少しずつ一人でできるようになる。難しい時は「やって」と助けを求めるので、手を添えたり、コツを知らせながら達成に繋げる。散歩に行くことを楽しみにして、進級当初より距離のある公園まで歩けるようになる。ボール投げや、ゲーム遊びも取り入れ、楽しんで身体発達を促していけるよう、計画する。

情緒面

連休明けも落ち着いて過ごし、好きな遊びをして過ごす子や、友達を誘って同じ遊びを楽しむ姿がある。穏やかな関わりを心掛け、安心感を持って過ごせるように配慮する。玩具の貸し借りや遊びの順番を待つことなど、一人ひとりの思いを汲み、必要に応じて気持ちの代弁をし、友達との関わり方を知らせ、心地良く過ごせるよう配慮する。

言葉

家での出来事や家族の事を話したり、質問に答える子がいる。個人差はあるが、子ども同士のやりとりが成立して、遊びが広がっている。言葉の表現に詰まっている時や、発語が明瞭ではない子には、言葉を補い、同調して言葉の広がりを援助する。肯定的な言葉を使い、子どもが膨らませたイメージには応答的に関わる。

もっと読む