1歳たんぽぽ組2025年度5月のクラスだより
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4月3日(金) 雨 岡
分離時に大泣きする子と、すんなり入室できる子と分かれてきた。少しずつ慣れてきているのか、自分から気になる玩具に手を伸ばす姿も増えてきている。トラックに手を伸ばし、型を入れ「もういっかい」と言ったり、体操の曲をかけると、保育士を見て体を揺らして楽しむ。保育士とゆっくりと関わることで、安心した表情を見せることもある。給食を食べる子は嬉しそうに食べていたので、引き続き、楽しめる環境を整えていく。
4月10日(木) 晴れ 岡
登園時の分離もスムーズになってきて、泣いている時間も短くなり、すぐに落ち着けるようになってきた。朝おやつも楽しい時間になっているようで、席に着くと次は美味しい時間という事も少しずつ分かり始めているようだ。園庭でも個人差はあるものの好きな遊びを見つけ、いろいろな場所へ自ら行こうと動き出している。幼児さんがタイヤの上にお風呂マットを乗せていると、一緒に登ろうとしたり、登り棒を登っているお兄さんの動きをじっと見たり、刺激を受けているようだった。進級児も新入園児も少しずつ新しい環境に慣れてきて、笑顔や笑い声が聞かれるようになってきている。子どもたちの体調にも気を付けて安心して過ごせるような環境づくりを心掛けたい。
4月18日(金) 晴れ 岡
避難訓練に参加する。
サイレンが鳴り、室内が暗くなると怖がる子が数名いたが、保育士のそばにいたり、抱っこしてもらう事で落ち着き、保育室の中央に集まる事ができた。安心して避難訓練に参加できるように、ゆったりとした口調で丁寧に関わっていく。園庭では探索や砂場遊びを楽しむ姿が見られる。石を器に集めて大切に持っていたり、魚やイカなどの型抜き遊びを繰り返し保育士に「やって」と伝え、できると拍手をして喜んでいる。ヘリコプターの音が聞こえると、指差しで保育士に伝え、空を見上げて手を振り「どこに行くのかな?」と保育士とのやり取りを楽しんでいる。保育士も一緒に遊び、楽しい気持ちを共有して信頼関係を深めていきたい。また、安心して過ごせるようスキンシップを取ったり、ふれあい遊びも取り入れていきたい。
4月30日(水) 晴れ 坂上
新入園児も泣いている時間が短くなり、遊びに集中できるようになってきている。それぞれの好きな遊びを見つけ遊び込めるように環境設定を整えていく。初めて西公園に散歩に行く。公園の芝生に咲いているたんぽぽの綿毛を手に持ち息を吹きかけたり、バスや花を見たりしてゆったり過ごす。公園内をあちらこちらと探索を楽しんだり、保育士とかけっこをして活発に動く姿も見られた。ダンゴムシやアゲハ蝶を見ることもできるいい季節になった。過ごしやすい日中、戸外活動を沢山取り入れて活発に遊べるよう工夫していきたい。鼻水の症状が続いているので、家庭と園とで情報を共有して、様子を見ていきたい。
食事
進級児は食具を使ったり、手掴みで意欲的に食べている。新入園児は、眠さからぐずったりすることもあるが、食べることを楽しみにするようになってきている。一人一人の食べるペースや咀嚼状態を把握しながら楽しい食事の時間になるようにしていく。
睡眠
保育士に抱っこされたり、おんぶされたりしながら入眠の時間へと移行していく。眠い気持ちと寂しくなる気持ちが入り混じりながら、涙を流す子どもの姿もある。午前寝をする子どもがいたり、睡眠時間の短い子どもがいるが一人一人の入眠時の癖や特徴をつかみ、安心して眠れるようにしていく。
排泄
おむつ替えを嫌がる子どももいるが、逆にトイレに行きたがる子どももいる。声掛けなどを工夫しながら気持ちよくおむつ替えが出来るようにしていく。また、清潔を保つことが心地よいと感じられるように対応していく。
健康
半ばぐらいから疲れが見え始め、咳や鼻水の出ている子どもが増えた。午睡中も咳き込む子どもが出てきたり、微熱が出た子どももいた為、体調管理に努めながら、僅かな変化も見逃さないようにしていった。水分補給をこまめにとり、安全に過ごせるようにしていく。
身体発達
月齢の高い子は鉄棒にぶら下がったり、砂場の型抜きを楽しんだりしている。月齢の低い子はハイハイで移動したり、バランスをとりながら園庭内の気になるところへの探索を楽しんだ。室内では、マットの山やパック積み木の上を上手に歩いたり、何度も挑戦して楽しむ姿が見られた。
情緒面
新入園児は新しい環境に慣れるまで、保護者との別れ際に泣いたり、ふとしたことで涙を見せることがあったが、少しずつ自分から玩具に手を伸ばしたりして遊び始めるようになっていった。笑顔も見られるようになり、気持ちが安定している様子がうかがえる。在園時は甘えが強くなり、自己主張する姿が見られる。一人一人の思いに寄り添いながら、一緒に遊びを楽しんでいく。
言葉
キャラクターの名前を言ったり、担任の言葉尻を真似したり、喃語や単語で意思表示するようになってきている。園庭で飛行機やヘリコプターの音が聞こえると、指差しをして一生懸命に伝えようとする姿がある。発語した際には共感したり、思いをくみ取っていきながら伝えられた喜びを味わえるようにしていき、更なる発語を促していきたい。