1歳たんぽぽ組保育日誌バックナンバー

1歳たんぽぽ組2024年度9月の保育日誌

9月2日(月)晴れ 記録者:中野
セロファンで室内のものや外を窓越しから覗いて、見え方の違いを楽しむ様子が見られる。霧吹きで窓を湿らせてセロファンを貼って楽しむ。同時に、両面テープをはがしセロファンを張りつけて、虫眼鏡を制作すると嬉しそうに遊びだす子もいる。セロファンをしばらくの間、窓に貼りながら光の加減を見て興味を持てるようにしていく。

9月9日(月)晴れ 記録者:岡
アラートが出ていなかったので、散歩へ出かける。公園横まで来ると、以前に西公園内へ行ったことを覚えていた子が「着いたね」と嬉しそうに話す。工事車輌やバスなどに手を振り、久しぶりの散歩を楽みながら、行き帰り交代で4人の子が歩く。本人の希望や様子を見て歩く子どもを増やしていきたい。

9月17日(火)晴れ 記録者:中野
日頃遊んでいるクラスの布製品を手洗いする洗濯ごっこを行う。興味を持ち泡で洗う姿や、水洗いをして鉄棒やフェンスに干し、水や泡の感触を楽しむ様子が見られる。しばらくすると低月齢児はログハウスへ行き、他の遊びを始める子もいる。日除けがない所はこまめに水で濡らしながら遊ぶ。

9月24日(火)晴れ 記録者:岡
久しぶりに外へ出ても過ごしやすい気候だった。子ども達も園庭で遊べることが分かると、喜んで室内の玩具を片付け始める。園庭では砂場やフラフープなど自分の遊びたい場所へ移動し、夢中になって遊ぶ。急に涼しくなり、鼻水を垂らす子が増えてきたので気を付けていきたい。…

1歳たんぽぽ組2024年度8月の保育日誌

8月5日(月) 晴れ 中野
初めて片栗粉で遊ぶ。水を入れる前と水を入れてからの、二通りの感触を手で触って確かめてみる。握る、手を広げる、叩くなどの様々な触り方によって感触がかわることを楽しみながら遊ぶ。手や腕に着くと白く固まることに気付き、喜ぶ様子もある。それぞれが感触を楽しみながら遊ぶことができたので良かった。また様々な素材を使った遊びを楽しんでいく。

8月15日(木) 晴れ 岡
マットの上では、マルチパーツを2つ重ねた高さでも、手や足を上手く使ってよじ登ったり、立ったまま歩いたりすることがうまくなってきている。6名の活動でマットの山も広々と使うことができた。少人数でそれぞれの関わりも濃くなってきているので、じっくりと取り組み、関わりが楽しめるようにしていきたい。

8月20日(火) 晴れ 中野
タライの水や水溜り、雨樋を鉄棒にかけて遊ぶ。水溜りで足踏みしたり、足裏で泥の感触を楽しんだりする。雨樋に水を流すと玩具を置き流して遊ぶ姿も見られる。雨樋を使って遊ぶのは、久しぶりだったので、目新しさもあり夢中になって遊んでいた。今後も、新たな趣向を交えて遊びを提供していきたい。

8月29日(木) くもり 岡
西公園へ散歩に行く。「お散歩行こうね」の声掛けに片付けを頑張って出発する。初めて全員バギーから降りて歩いたり、走り回ったりして楽しむ。虫よけをしていったが、お茶を飲む際などに刺される子が多かった。雨上がりだったため、靴と靴下が濡れてしまった。前日の天気もふまえて検討するようにしていきたい。…

1歳たんぽぽ組2024年度7月の保育日誌

7月2日(火)晴れ 記録者:岡
2回目の泥んこ遊びは、躊躇することなく裸足で園庭へ飛び出していく。ホースから水を出して大きな水溜りを作ると、バシャバシャと水しぶきをあげながら入ったり、ダイナミックに遊ぶ姿が見られる。水や泥には近づかない子どもの姿も見られたので、無理のないよう楽しんでいきたい。2歳児が遊び始めている所への参加だったので、前回よりもスムーズに遊びが始まる。保育者が声をかけなくても自分から水たまりへ入っていき、楽しそうな様子が見られる。器に泥や水を入れ、黙々と遊ぶ子もいれば、暫くの間、砂場で遊ぶ子もいる。この季節ならではの感覚的な遊びを楽しめるよう、工夫していきたい。

7月8日(月)晴れ 記録者:中野
初めてパラバルーンで遊んでみる。保育者が上げ下げすると下に入り、バルーンの動く様子を見上げて楽しんでいる。音楽に合わせて、子どももバルーンを持って動かしたり、ボールを乗せて弾ませながら遊ぶ。乗り気ではなかった子もボール運びをすると、その流れでバルーン遊びを積極的に楽しむ子もいる。遊んだ後はシャワー・ブロック遊びをして過ごす。パラバルーンで初めて遊んでみたが、子どもの反応は様々で、やや距離を置く子もいるが、遊び方を発展させていく中で、積極的に参加できるようになり、全員で楽しむことが出来た。関わり方を工夫しながら、今後も楽しめる遊びを増やしていきたい。外気温は非常に高く、室内にいても活動内容によっては汗をよくかいているので、体調に配慮しながらシャワーをして、心地良く過ごせるようにしていく。

7月17日(水)曇りのち晴れ 記録者:岡
園庭に大きな水たまりがあった為、西公園周辺へ散歩に出掛ける。久しぶりの散歩で子どもたちは皆、嬉しそうに両手を挙げて喜びを表現する。バギーに乗って出かけたが、順番に数人ずつ歩いて行くことができた。公園でもバギーから降りて探索したり、雨上がりの草の上を自由に歩く子もいる。進級児を中心に散歩でもスムーズに歩くことができ、成長を感じる。次回は公園で過ごす時間をもう少し長くとり、個々に合わせた遊びを更に楽しめるようにしていく。

7月25日(木)晴れ 記録者:中野
園庭で泡遊びを行う。スノコに座り泡遊びの説明をすると、子どもたちは保育者の話によく耳を傾けていた。高月齢児は保育者の問いに答え、泡を口に入れないことなどを確認し合う。遊びが始まると5色の泡が入ったそれぞれのタライの周りに集まり、カップに泡を入れたり、手で触ったりして感触や色を見て喜ぶ。始まるとカップやスプーンを持って好きな色のタライに行き、自分のペースで遊びを楽しむことが出来ていた。手に付いた泡を子ども同士見せ合う様子も微笑ましかった。画用紙に泡を付ける遊びも取り入れたので、それをもとに簡単な装飾を作り室内に飾り、遊びの余韻を感じていきたい。

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1歳たんぽぽ組2024年度6月の保育日誌

6月3日(月)晴れ 岡
朝おやつ後、おむつを取り替えなくても大丈夫な子どもが増えてきた。その為園庭へ出る時間も早くなり、たっぷりと遊ぶことが出来る。気になる場所へ行き自分の好きな遊びを楽しめるようになり、逞しくなってきている。新入園児は担任が付いていなくても平気な様子も見られるようになり、安心して遊ぶ姿が見られる。活動量も増えてきているので、給食も意欲的に食べている。見慣れないメニューの時は手も付けないことが多いが、興味がもてるような言葉がけをして食べ進められるようにしていきたい。

6月11日(火)晴れ 中野
乗り物好きな児が多く普段から『はたらくくるま』の曲に親しんでいるため、早めに準備をして消防署に散歩に出かける。景色や車などを見て、和やかに道中を楽しむ。消防署では職員の方がシャッターを開けてくれ、車両に乗せてくれる。興味津々で車内を見まわす・ハンドルを持つなどさせてもらって笑顔になる児もいる。緊張から泣く児もいるが、少し離れた所から見学することは楽しんでいる。地域の方に「救急車みたの」と話しかける姿もあり、強く印象に残ったようだ。道中に木の実を見つけ、景色をゆっくり見るなど移動も楽しむことが出来た。緊張もあり、車両に乗れない児もいたが、じっくりと車両を見ている姿もあった。復路でも消防車に乗ったことを話す姿もあり、車への興味がより深くなったように感じる。絵本や歌、遊びの中でも今回の散歩の話をして活動を楽しんでいく。

6月20日(木)晴れ 岡
泥んこ遊びをする。前日に幼児クラスが楽しく遊んでいる様子を見て心待ちにしていたはずだが、いざその場に行くと尻込みする子ども達だった。慣れてくると自ら水たまりに入り、両手で水や泥の感触を味わい楽しんでいた。初めての泥んこ遊び、泥の感触を楽しむのは、経験がないからか、躊躇する子ども達だった。でも、次第に慣れてくると、のびのびと体全身で水を浴びたりして楽しむ姿がみられた。泥よりも水の方が楽しかったようだ。

6月26日(水)晴れ 中野
体調不良で休んでいた子たちが続々と登園し、久しぶりに賑やかな保育室となる。「○○ちゃん来ないかな」と、友達の登園を待ちわびる姿もある。シャワーが出来ない児も多かったので、室内・戸外に分かれて過ごす。室内では新しい玩具を使って遊ぶ。戸外では泥遊びをするクラスの様子を見たり、砂遊びをしたりして過ごす。入室前は、シャワーができる児のみシャワーをし、汗を流してさっぱりする。休みの間の様子や経過を細やかに聞き取り、園でも健康的に過ごせるように配慮する。手足口病の児は発疹が残っている児もいる。痕が水を持っている状態になっていないかよく確認していく。新しい玩具は目新しく、よく遊んでいる。車の方は低月齢児には難しいようだが、繰り返し遊んで慣れていきたい。シャワーは手順よく進めることが出来た。

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1歳たんぽぽ組2024年度5月の保育日誌

5月1日(水)雨 記録者:中野
室内で遊ぶ。リトミックでは保育者の身体の動きを真似しながら、積極的に身体を動かして遊ぶ。以前よりも参加する児が増えて笑顔で楽しんでいる。その後、フェルトのままごと玩具を使って遊ぶ。「これなに?」と保育者と会話をしながら、思い思いの遊びを楽しんでいる。リトミックでは、保育者と一緒に楽しい雰囲気を感じて身体表現を楽しむ様子が見られる。ままごとでは想像が膨らむように声掛けしたり、一緒に遊んだりしたことで子どもの遊びも広がる。

5月9日(木)曇り 記録者:岡
体調がすぐれない子も、少しずつ鼻水を拭く回数が減ってきている。雨は止んでいたが室内でゆっくり過ごす。電車の玩具を出すと、すぐに遊び始める子どもたち。レールを繋ぐのを手伝うと、電車の玩具を走らせて楽しむ様子が見られる。クレヨンは前回参加しなかった子も自ら参加する。ボタン繋ぎの玩具は自分で留めようと集中し、パチンパチンと外す際に出る音も楽しむ姿が見られる。レールの上に電車を走らせたり、床の上を走らせて楽しむ。トンネルがあることに気付く子や、それを真似してトンネルを通そうと電車を持ち、器用に通す子もいる。遊びを通して友達との関わりを増やしていきたい。

5月14日(火)晴れ 記録者:中野
全員でバギーに乗って散歩に行く。以前はバギーに乗るのを嫌がっていた児も、動き出してからは泣かずに景色を楽しんでいる。バスや電車を見て興奮したように「あ!」と声を上げる児や、道中の八百屋の前で野菜の名前を一緒に言ってみる児もいる。低月齢児はバギーで睡眠をとる児も数名いる。帰園してからも電車の絵本を見て、散歩の時のことを思い出している。全員での散歩だったが、高月齢児はしっかり掴まって立ち乗りバギーに乗ることが出来、慣れてきて余裕を感じられる。電車が好きな子が多く、今日の散歩は特に楽しい時間となったようだ。今後も散歩に出掛け、個々にあった楽しみ方が出来るよう見守っていきたい。

5月23日(水)晴れ 記録者:岡
風も心地良く過ごしやすい日中であった。幼児クラスの子に靴を履くのを手伝ってもらい園庭へ出る。それぞれ好きな場所へ行き、楽しむ姿が見られ、安心していると感じる。すべり台は喜んで何度も繰り返し滑る子どもと、1回滑ったら満足し、すぐに他の遊びへ移る子どもと別れる。過ごしやすい気候で子どもたちものんびりと遊び込めている様子が見られる。戸外での活動を約1時間楽しむことが出来ると満足して入室もスムーズに感じた。15名全員の生活にも慣れてきて、友達の存在を気にするようになり保育士との信頼感も出来てきている。活動の幅が増えると動きも活発になってくるので、安全に遊べるように気を付けていきたい。…

1歳たんぽぽ組2024年度4月の保育日誌

4月5日(金) 雨 中野
日に日に受け入れ時に泣く時間が短くなり、顔を覚えた保育者の元に行こうとする児がいる。遊びでは三角コーンを重ねたり積んだり、頭に乗せたりして遊ぶ。トンネルでは昨日の遊びを思い出し、躊躇せずに潜って遊ぶ。給食を食べる児は廊下に出て保育者と遊んで過ごす。初めての給食を美味しそうに食べる。
一日一日、表情のやわらぎを感じる。迎えの時間が各々違うので、確実に伝えるように十分留意する。保育者とゆっくり関わることで、遊べる子・時間が増え、迎えに来た保護者も安心した表情を見せている。園での様子をエピソードを交えながら伝えていき、保護者にも安心してもらえるように努めていく。給食は食べることを楽しんでいたので、引き続き、楽しめる雰囲気を作っていく。

4月⒓日(金) 曇り 岡
登園時の分離もスムーズになってきて、泣いてもすぐに落ち着けるようになってきた。朝おやつも楽しい時間になっているようで、席に着くと次は美味しい時間という事も少しずつ分かり始めているようだ。園庭でも個人差はあるものの好きな遊びを見つけ、いろいろな場所へ自ら行こうと動き出している。新生活が始まって2週間。進級児も新入園児も少しずつ新しい環境に慣れてきて、笑顔や笑い声が聞かれるようになってきている。来週も無理のないよう、子どもたちの体調にも気を付けて安心して過ごせるような環境づくりを心掛けたい。子どもももちろんそうだが、保護者に対しても少しずつ不安が取り除けるよう、登降園時には声をかけ安心して預けてもらえるようにしていきたい。

4月18日(木) 曇り 中野
体調不良による欠席が多くなる。初めての散歩に出かける。バギーに乗ることを嫌がる児もいるが、動き始めると周囲の景色を見て和やかに散歩を楽しむ。公園の芝生に咲いているたんぽぽの綿毛を手にして息を吹きかけたり、バスや花を見たりしてゆったりと散歩する。立ち乗りバギーに乗る児は安定して立つ。
鼻水の症状は続くが、受診していない家庭もあるので、園での様子を伝え早めの受診を勧めていく。初めての散歩は全員が落ち着いて散歩を楽しむことが出来た。季節の草花に触れて楽しそうにする姿が見られた。「また散歩に行こうね」と言うと頷く様子もある。園外での活動も楽しみ、様々な経験を重ねていく。

4月23日(火) 晴れ 岡
病み上がりの子どもはやはり今一つ体調がすぐれない様子。風に泳ぐ鯉のぼりを見ると「なんだろう?」といった表情になっていた子どもたち。新入園児も泣いている時間が短くなり、遊びに集中できるようになってきている。それぞれの好きな遊びを見つけ遊び込めるように環境設定を整えていく。ダンゴムシやアゲハ蝶を見ることもできるいい季節になった。過ごしやすい日中、戸外活動を沢山取り入れて活発に遊べるよう工夫していきたい。泣いて過ごしていた子どもも少しずつ慣れてきている。担任も一緒に遊び、楽しい気持ちを共有して信頼関係を深めていきたい。また、安心して過ごせるようスキンシップをとったり、触れ合い遊びも取り入れたりしていきたい。…

1歳たんぽぽ組2023年度3月の保育日誌

3月 1日(金) 曇り  城間
雛祭りの紙芝居や歌を歌う。自分達の作った製作を見ながら、「ひなまつり」と呟いて嬉しそうにする。雛祭りに対しての興味が製作を通して湧いたことで、雛祭りの紙芝居を集中して見る児が多かった。また、製作を振り返ることでそれぞれが作った物を再認識することに繋がった。その後0歳児クラスの部屋と1歳児クラスの部屋で別れてそれぞれ過ごす。0歳児クラスの部屋では、玩具に興味を示して遊ぶ児の姿が見られる。1歳児クラスでは年下児に優しく声を掛けながら遊ぶ。保育室が替わると玩具が新鮮なこともあって集中して遊ぶ児の姿が多く見られた。来年度に向けて次のクラスの環境に慣れて遊ぶ機会を設けていく。

3月 6 (火)雨のち曇り 齊木
保育者が新聞を破いて顔を出して見せると、喜んで遊び始める。新聞1枚を受け取ると、指先を使い小さくちぎったり、グシャグシャにして音を出したりして楽しむ。新聞をちぎることが難しい時は、保育者が切り込みを入れておくと、スムーズにちぎることができる。お布団に見立てて横になったり、人形を持ってきて上にかけてあげたりする児もいる。遊びが広がるようにビニール袋を用意する。特にルールを決めずに自由に遊ぶとごみ収集車になり片付けを楽しく行ったり、細かくなった新聞紙をビニール袋に詰めボールにしたりして遊ぶ。新聞紙が床に広がると転びやすくなるので、転倒によるケガのないように見守る。遊びの展開が豊富な新聞紙遊びをこれからも活動に取り入れていく。

3月 13日(水) 晴れ  菊池
2歳児保育室で遊ぶ話をすると喜ぶ児が多い。保育室に入ると一瞬戸惑いを見せる児もいるが、両面棚の玩具に目がとまり、ままごとやブロックを出して遊び始める。ままごとは調理器具があり、好きなものを選んだり友達と同じものを持ったりして遊ぶ。保育者とレールを作るとブロックの電車を走らせたり連結させたりして笑顔で遊ぶ。最初はどこで遊ぶのかが言葉だけではわからない児もいたが、2歳児保育室に入室して玩具に目が行くと好きな物を選んで遊び始める。ままごとは調理器具や食器、食べ物などが沢山あり友達の玩具に手が伸びた時も他の玩具があることを知らせると他の玩具に切り替えることが出来ている。ままごとを介して友達や保育者と遊び込み、会話が聞かれる。今後も遊び込めるものを用意する。また、新しい環境に不安なく移動できるように2歳児担任と話し合い部屋を使わせてもらう

3月19日(火) 晴れ 菊池
園庭に出る支度を自分でしようとする児が多い。出来ないところは保育者に手伝って貰い出来たと喜び嬉しそうに遊び出す。並べてあるタイヤに友達が入ると他児も中に入って電車ごっこを楽しんでいたり、ログハウスの中でままごとをしたりと一緒に遊ぶ姿が見られる。また、3歳児のお店屋さんでアイスを食べさせて貰ったり手繋ぎで歩いて貰ったりと関わる姿も見られる。高月齢児は友達とやり取りをしながらイメージを共有して遊ぶことが多く見られ、低月齢児も友達の遊ぶ姿を見て隣で同じことをして楽しみ時々顔を見合わせて笑うなど友達と関わり合う姿が多く見られる。異年齢児が外にいるとその遊びに興味をもち仲間に入ろうとする姿がある。それぞれの姿を見守り必要に応じて仲立ちをするなどして関わりが深められるようにする。…

1歳たんぽぽ組2023年度2月の保育日誌

2月2日(金) 晴れ  菊池
お部屋で節分の絵本を見た後、鬼の面を被り「まめまきするー」と嬉しそうに園庭に出て豆まきをする。3,4歳児がお面を被って階段から下りてくると興味を持って見る。『鬼と青鬼のタンゴ』をみんなで踊る。最初はいつもと違う雰囲気に戸惑いも見られたが、友達や保育者が楽しそうに踊るのを見て徐々に踊りに参加する。その、後3歳児の鬼にめがけて「鬼は外!」紙豆を投げる。入室後、タペストリーの鬼にもボールを投げて楽しむ。幼児と一緒に鬼のダンスを踊ったり、豆まきを楽しんだり異年齢児との交流が持てるいい機会になった。これからも友達や保育者と共に季節や折々の文化、行事に触れて雰囲気を味わっていく。

2月 13日(火) 晴れ 齊木
くつを履いたり、帽子を被ったり公園へ行く仕度をしていると、園庭で遊んでいた年上児が付いて手伝ってくれる。さり気なく手伝ってくれる年長児の優しさを感じ、嬉しそうな表情を見せる。友達と手をつなぎ車が多い通りまで散歩する。歩きながらバスを見つけて「乗ってみたいね」と保育者に話す児がいる。車が来ると道路の端に寄って止まったり、信号待ちをして横断歩道を渡ったりする。バギーなしでの散歩は何度か出かけているが、友達と手を繋いで信号待ちをして渡るのは初めてだったので、保育者同士声をかけ合いながら、安全に十分気をつける。赤信号で待つときは、横断歩道に近づきすぎると車と接触する危険性があるので、後方で待つように誘導する。これからも散歩を楽しみながら交通ルールが身に付くようにしていく。

2月 17日(木) 雪  城間
園庭の雪をすくい容器に入れて室内で触れて遊ぶ。あまり見かけることがない雪に興味を示す児が多く見られる。触れてみると、雪の冷たさに驚く児もいるが、手に持ってみたり、形を作ろうとしたりする。ままごとのカップを出したことによって更に見立てて遊びが展開する。かき氷・ジュース・雪だるまなど様々な物を作って遊ぶ。前日から降り始めた雪に興味を示している様子が見られたので、本日の子どもの活動に取り入れる。子どもたちが実際触ってみて、冷たいという驚きの表情が多く見られた。冬ならではの遊びを行うことで季節をより感じることが出来る。

2月26日(月) 腫れ 城間
朝のおやつ後、子ども同士で「鬼は外」と豆まきの真似をして遊び始め、ブロックを自らの頭にのせて角にし、鬼に変身する児がいる。ボールを用意して保育者が鬼役になると、楽しそうに追いかけたり、ボールを投げたりする姿が見られる。その後、新聞やチラシを出すと、指先でちぎったり「ぎゅっぎゅっ」と言いながら丸めたり、アイスやおにぎりに見立てて遊ぶ。節分の後から鬼や豆まきに興味を示す児が多い。子どもたちの姿や興味のあるものを感じ取って活動に取り入れることで、より積極的に活動に参加して様々な発達や成長を促していけると感じる。…

1歳たんぽぽ組2023年度1月の保育日誌

1月9日(金) 晴れ  菊池
避難訓練に参加する。園庭で遊んでいる時に放送が入ると保育者の傍に来る児や保育者に誘導されて集まる児の姿が見られる。保育者の傍に来ると落ち着いて避難訓練の話を聞く。消火器に興味を持つ児の姿が見られる。その後、バギーに乗ったり、保育者と手を繋いだりして西公園、その後第三小学校に避難する。不安な様子は見られず、落ち着いて避難訓練に参加する。放送が入ると保育者の姿を見る児がおり、言葉掛けによって集まる児が増えたように感じた。以前は集まった後に立ち歩こうとする児もいたが今回は移動しようとする児の姿はなく座って参加することが出来た。歩くことを嫌がる姿は見られないが、友達との手が離れてしまうこともあったので、安全に気をつけながら歩き方を知らせていく。また、友達と手を繋いで歩くことに慣れていけるように、手繋ぎ散歩を増やすなど活動を工夫していく。

1月 17日(木) 晴れ  齊木
自分で鼻水が出ていることに気付き、ティッシュを取りに行ったり、鼻水が出ている友だちにティッシュを渡そうとしたりする姿が見られる。園庭に出ると砂場でトンネルの玩具を並べ、乗り物の玩具を中に通して遊ぶ。ポックリに興味を示す児が増えていて、「いっしょにやろう。」と声を掛け合う姿が見られる。手と足を同時に動かすことに苦戦している児もいるが、何度も挑戦する。ままごと遊びでは他児の遊ぶ姿を見て、同じ玩具を探す児や「ほしい」と手を伸ばし、言葉を添えてやりとりをしながら友達同士での関わりを楽しむ姿が見られる。鼻水を噛み過ぎて鼻の下が赤くなっている児もいるので鼻水を拭く時は丁寧に行っていく。園庭で遊ぶ中で自ら「これする。」と遊びを選ぶ姿が増えてきているのでそれぞれのしたい遊び、興味のある遊びを集中して遊び込めるように環境や他児との仲立ちなど必要に応じて配慮していく。

1月 19日(金) 晴れ 菊池
新聞遊びをする。ちぎったり、動物の尻尾に見立ててズボンに挟むなど保育者の真似をして遊んだり、ロッカーに新聞を集めたりして楽しむ。新聞を一人一人ビニール袋に詰めるようにすると、袋の入り口に引っ掛かって苦戦する児や小さくちぎって工夫する姿が見られる。その袋に保育者が更に水を加えると揉んだり顔に当てたりして楽しんでいる。これまで、新聞遊びを何度か行ってきたことで、その経験から「顔を作りたい」「パラパラしたい」と思いを伝えることが増えてきている。更に、新聞を水で濡らしてその感触を感じさせる遊びを行ってみる。新しい感触に、じっくり遊んだり、肌にくっつけて冷たさを感じたりする姿が見られたのでこれからも新聞粘土などを取り入れて遊びを広げていきたい。

1月 22日(金) 曇り時々雨  齊木
園庭で遊ぶことを伝えると喜び、自分で靴下を履こうとするが、うまく足が入らず保育者に助けを求める児もいる。一人一人に丁寧に靴下の履き方を知らせ、できないところはさり気なく手助けをして次の意欲につなげていく。園庭に出ると、砂場の玩具箱からシャベルや容器を選び、ログハウスの中でままごとをして遊ぶ。花壇で保育者と一緒にダンゴムシ探しをしたり、両手で鉄棒に掴まり少しの間ぶら下がって遊んだりする。玩具の取り合いも見られるが、自分の気持ちを話せる言葉で伝える姿も少しずつ見られて成長を感じる。それぞれの気持ちを理解し、言葉の使い方、やり取りの仕方など、一人一人にあった対応を心がけていく。また、子どもの動きを把握して、安全に遊べるように見守る。…

1歳たんぽぽ組2023年度12月の保育日誌

12月 8日(金) 晴れ  城間
園庭で保育者がタイヤにお風呂マットを乗せた物を用意するとそこに横になってくつろぐ児、トランポリンのように飛び跳ねて遊ぶ児、様々な姿が見られる。その中で場所の取り合いが起こるが保育者が仲介することで「かして」「まっててね」など言葉で伝える姿がある。年上児の遊びに興味をもって後ろから付いていく児も見られる。
お風呂マットとタイヤのように保育者が一つ工夫していく事で様々な遊びに繋げることが出来ている。その中で、言葉掛けを工夫して行っていく事でさらに子どもの視野を広げたり遊び方を知らせたりしていく。
年上児に対しての興味関心が増えてきていて、兄弟児中心に関わることが増えてきている。年上児の遊びを出来る範囲で活動に組み込んでいく。
12月 12日(火) 雨  齊木
身体測定を行う。身長計を用意すると、自ら服を脱いで準備をしようとする姿が見られる。「大きくなったね」と伝えると嬉しそうな表情を見せる。身体測定を行う時の準備方法を覚えて自ら動こうとする姿がみられ、褒めたりさり気なく手伝ったりすることで自信に繋げていけるようする。その後段ボールで作ったテーブルを用意すると、積み木の椅子を持ってきて友達とままごとを始める。お皿に食べ物を入れ、コップで乾杯する。メニュ―表を持って遊ぶ児もいる。玩具の取り合いなどトラブルもあるが、「貸して」「どうぞ」など友達に簡単な言葉で思いを伝えることがある。ままごと道具やブロック・お絵かきの用具などを用意し、コーナーに分けて好きな遊びを選んで遊ぶことが出来るように環境を整える。保育者も一緒に遊びを楽しみながら、やり取りがうまくいかない時は気持ちを受け止めながら、相手の気持ちに気づけたりするような関わり方を知らせる。

12月 21日(木) 晴れ  菊池
クラスを2グループに分けて、初めて園の周りを歩いて散歩する。友達と繋いだことが嬉しいようで笑顔が見られ、途中で手が離れた時は「繋ごうね」と手を添えるとすぐに繋ぐ。落ち葉や飛行機を見ながらゆっくり歩き帰園後は園庭でままごとやフープでの電車ごっこをして遊ぶ。低月齢児は保育者のみで手を繋ごうと考えていたが、友達と繋ぎたがり、時々手の離れる場面が見られたものの援助する事で繋ぎなおせていたので、成長を感じた。今後も歩き散歩を取り入れ歩き方を知らせながら距離を延ばしていきたい。園庭での遊びでは高月齢児が言葉でのやり取りが増えており低月齢児も、片言で伝えようとすることが増えている。保育者も場面に応じて一緒に遊びやりとりを楽しめる会話に繋げられるようにする。

12月25日(月) 晴れ 齊木
クリスマス会に参加する。『森のクリスマス』のパネルシアターを見た後、『きらきら星』の曲に合わせ、鈴・太鼓・カスタネットを自由に鳴らして遊び、『あわてんぼうのサンタクロース』を演奏している途中で、サンタクロースが登場する。喜んだり驚いたり様々な反応を見せるが、一人一人サンタさんからプレゼントをもらい笑顔になる。12月に入ってから、クリスマスツリーを作ってお部屋に飾ったり、クリスマスソングをかけたりしていたので、クリスマスに興味をもって参加する児が多かった。パネルシアターは集中して見ていて、「もう一回!」と言う声も聞かれたので良かった。初めて見るサンタクロースに戸惑う児もいたが、保育者がそばで見守り、触れ合いを楽しめるように手助けをする。これからも季節の行事を楽しみ、友達と嬉しい気持ちを共有できる活動を取り入れていく。…