1歳たんぽぽ組保育日誌バックナンバー

1歳たんぽぽ組2024年度5月の保育日誌

5月1日(水)雨 記録者:中野
室内で遊ぶ。リトミックでは保育者の身体の動きを真似しながら、積極的に身体を動かして遊ぶ。以前よりも参加する児が増えて笑顔で楽しんでいる。その後、フェルトのままごと玩具を使って遊ぶ。「これなに?」と保育者と会話をしながら、思い思いの遊びを楽しんでいる。リトミックでは、保育者と一緒に楽しい雰囲気を感じて身体表現を楽しむ様子が見られる。ままごとでは想像が膨らむように声掛けしたり、一緒に遊んだりしたことで子どもの遊びも広がる。

5月9日(木)曇り 記録者:岡
体調がすぐれない子も、少しずつ鼻水を拭く回数が減ってきている。雨は止んでいたが室内でゆっくり過ごす。電車の玩具を出すと、すぐに遊び始める子どもたち。レールを繋ぐのを手伝うと、電車の玩具を走らせて楽しむ様子が見られる。クレヨンは前回参加しなかった子も自ら参加する。ボタン繋ぎの玩具は自分で留めようと集中し、パチンパチンと外す際に出る音も楽しむ姿が見られる。レールの上に電車を走らせたり、床の上を走らせて楽しむ。トンネルがあることに気付く子や、それを真似してトンネルを通そうと電車を持ち、器用に通す子もいる。遊びを通して友達との関わりを増やしていきたい。

5月14日(火)晴れ 記録者:中野
全員でバギーに乗って散歩に行く。以前はバギーに乗るのを嫌がっていた児も、動き出してからは泣かずに景色を楽しんでいる。バスや電車を見て興奮したように「あ!」と声を上げる児や、道中の八百屋の前で野菜の名前を一緒に言ってみる児もいる。低月齢児はバギーで睡眠をとる児も数名いる。帰園してからも電車の絵本を見て、散歩の時のことを思い出している。全員での散歩だったが、高月齢児はしっかり掴まって立ち乗りバギーに乗ることが出来、慣れてきて余裕を感じられる。電車が好きな子が多く、今日の散歩は特に楽しい時間となったようだ。今後も散歩に出掛け、個々にあった楽しみ方が出来るよう見守っていきたい。

5月23日(水)晴れ 記録者:岡
風も心地良く過ごしやすい日中であった。幼児クラスの子に靴を履くのを手伝ってもらい園庭へ出る。それぞれ好きな場所へ行き、楽しむ姿が見られ、安心していると感じる。すべり台は喜んで何度も繰り返し滑る子どもと、1回滑ったら満足し、すぐに他の遊びへ移る子どもと別れる。過ごしやすい気候で子どもたちものんびりと遊び込めている様子が見られる。戸外での活動を約1時間楽しむことが出来ると満足して入室もスムーズに感じた。15名全員の生活にも慣れてきて、友達の存在を気にするようになり保育士との信頼感も出来てきている。活動の幅が増えると動きも活発になってくるので、安全に遊べるように気を付けていきたい。…

1歳たんぽぽ組2024年度4月の保育日誌

4月5日(金) 雨 中野
日に日に受け入れ時に泣く時間が短くなり、顔を覚えた保育者の元に行こうとする児がいる。遊びでは三角コーンを重ねたり積んだり、頭に乗せたりして遊ぶ。トンネルでは昨日の遊びを思い出し、躊躇せずに潜って遊ぶ。給食を食べる児は廊下に出て保育者と遊んで過ごす。初めての給食を美味しそうに食べる。
一日一日、表情のやわらぎを感じる。迎えの時間が各々違うので、確実に伝えるように十分留意する。保育者とゆっくり関わることで、遊べる子・時間が増え、迎えに来た保護者も安心した表情を見せている。園での様子をエピソードを交えながら伝えていき、保護者にも安心してもらえるように努めていく。給食は食べることを楽しんでいたので、引き続き、楽しめる雰囲気を作っていく。

4月⒓日(金) 曇り 岡
登園時の分離もスムーズになってきて、泣いてもすぐに落ち着けるようになってきた。朝おやつも楽しい時間になっているようで、席に着くと次は美味しい時間という事も少しずつ分かり始めているようだ。園庭でも個人差はあるものの好きな遊びを見つけ、いろいろな場所へ自ら行こうと動き出している。新生活が始まって2週間。進級児も新入園児も少しずつ新しい環境に慣れてきて、笑顔や笑い声が聞かれるようになってきている。来週も無理のないよう、子どもたちの体調にも気を付けて安心して過ごせるような環境づくりを心掛けたい。子どもももちろんそうだが、保護者に対しても少しずつ不安が取り除けるよう、登降園時には声をかけ安心して預けてもらえるようにしていきたい。

4月18日(木) 曇り 中野
体調不良による欠席が多くなる。初めての散歩に出かける。バギーに乗ることを嫌がる児もいるが、動き始めると周囲の景色を見て和やかに散歩を楽しむ。公園の芝生に咲いているたんぽぽの綿毛を手にして息を吹きかけたり、バスや花を見たりしてゆったりと散歩する。立ち乗りバギーに乗る児は安定して立つ。
鼻水の症状は続くが、受診していない家庭もあるので、園での様子を伝え早めの受診を勧めていく。初めての散歩は全員が落ち着いて散歩を楽しむことが出来た。季節の草花に触れて楽しそうにする姿が見られた。「また散歩に行こうね」と言うと頷く様子もある。園外での活動も楽しみ、様々な経験を重ねていく。

4月23日(火) 晴れ 岡
病み上がりの子どもはやはり今一つ体調がすぐれない様子。風に泳ぐ鯉のぼりを見ると「なんだろう?」といった表情になっていた子どもたち。新入園児も泣いている時間が短くなり、遊びに集中できるようになってきている。それぞれの好きな遊びを見つけ遊び込めるように環境設定を整えていく。ダンゴムシやアゲハ蝶を見ることもできるいい季節になった。過ごしやすい日中、戸外活動を沢山取り入れて活発に遊べるよう工夫していきたい。泣いて過ごしていた子どもも少しずつ慣れてきている。担任も一緒に遊び、楽しい気持ちを共有して信頼関係を深めていきたい。また、安心して過ごせるようスキンシップをとったり、触れ合い遊びも取り入れたりしていきたい。…

1歳たんぽぽ組2023年度3月の保育日誌

3月 1日(金) 曇り  城間
雛祭りの紙芝居や歌を歌う。自分達の作った製作を見ながら、「ひなまつり」と呟いて嬉しそうにする。雛祭りに対しての興味が製作を通して湧いたことで、雛祭りの紙芝居を集中して見る児が多かった。また、製作を振り返ることでそれぞれが作った物を再認識することに繋がった。その後0歳児クラスの部屋と1歳児クラスの部屋で別れてそれぞれ過ごす。0歳児クラスの部屋では、玩具に興味を示して遊ぶ児の姿が見られる。1歳児クラスでは年下児に優しく声を掛けながら遊ぶ。保育室が替わると玩具が新鮮なこともあって集中して遊ぶ児の姿が多く見られた。来年度に向けて次のクラスの環境に慣れて遊ぶ機会を設けていく。

3月 6 (火)雨のち曇り 齊木
保育者が新聞を破いて顔を出して見せると、喜んで遊び始める。新聞1枚を受け取ると、指先を使い小さくちぎったり、グシャグシャにして音を出したりして楽しむ。新聞をちぎることが難しい時は、保育者が切り込みを入れておくと、スムーズにちぎることができる。お布団に見立てて横になったり、人形を持ってきて上にかけてあげたりする児もいる。遊びが広がるようにビニール袋を用意する。特にルールを決めずに自由に遊ぶとごみ収集車になり片付けを楽しく行ったり、細かくなった新聞紙をビニール袋に詰めボールにしたりして遊ぶ。新聞紙が床に広がると転びやすくなるので、転倒によるケガのないように見守る。遊びの展開が豊富な新聞紙遊びをこれからも活動に取り入れていく。

3月 13日(水) 晴れ  菊池
2歳児保育室で遊ぶ話をすると喜ぶ児が多い。保育室に入ると一瞬戸惑いを見せる児もいるが、両面棚の玩具に目がとまり、ままごとやブロックを出して遊び始める。ままごとは調理器具があり、好きなものを選んだり友達と同じものを持ったりして遊ぶ。保育者とレールを作るとブロックの電車を走らせたり連結させたりして笑顔で遊ぶ。最初はどこで遊ぶのかが言葉だけではわからない児もいたが、2歳児保育室に入室して玩具に目が行くと好きな物を選んで遊び始める。ままごとは調理器具や食器、食べ物などが沢山あり友達の玩具に手が伸びた時も他の玩具があることを知らせると他の玩具に切り替えることが出来ている。ままごとを介して友達や保育者と遊び込み、会話が聞かれる。今後も遊び込めるものを用意する。また、新しい環境に不安なく移動できるように2歳児担任と話し合い部屋を使わせてもらう

3月19日(火) 晴れ 菊池
園庭に出る支度を自分でしようとする児が多い。出来ないところは保育者に手伝って貰い出来たと喜び嬉しそうに遊び出す。並べてあるタイヤに友達が入ると他児も中に入って電車ごっこを楽しんでいたり、ログハウスの中でままごとをしたりと一緒に遊ぶ姿が見られる。また、3歳児のお店屋さんでアイスを食べさせて貰ったり手繋ぎで歩いて貰ったりと関わる姿も見られる。高月齢児は友達とやり取りをしながらイメージを共有して遊ぶことが多く見られ、低月齢児も友達の遊ぶ姿を見て隣で同じことをして楽しみ時々顔を見合わせて笑うなど友達と関わり合う姿が多く見られる。異年齢児が外にいるとその遊びに興味をもち仲間に入ろうとする姿がある。それぞれの姿を見守り必要に応じて仲立ちをするなどして関わりが深められるようにする。…

1歳たんぽぽ組2023年度2月の保育日誌

2月2日(金) 晴れ  菊池
お部屋で節分の絵本を見た後、鬼の面を被り「まめまきするー」と嬉しそうに園庭に出て豆まきをする。3,4歳児がお面を被って階段から下りてくると興味を持って見る。『鬼と青鬼のタンゴ』をみんなで踊る。最初はいつもと違う雰囲気に戸惑いも見られたが、友達や保育者が楽しそうに踊るのを見て徐々に踊りに参加する。その、後3歳児の鬼にめがけて「鬼は外!」紙豆を投げる。入室後、タペストリーの鬼にもボールを投げて楽しむ。幼児と一緒に鬼のダンスを踊ったり、豆まきを楽しんだり異年齢児との交流が持てるいい機会になった。これからも友達や保育者と共に季節や折々の文化、行事に触れて雰囲気を味わっていく。

2月 13日(火) 晴れ 齊木
くつを履いたり、帽子を被ったり公園へ行く仕度をしていると、園庭で遊んでいた年上児が付いて手伝ってくれる。さり気なく手伝ってくれる年長児の優しさを感じ、嬉しそうな表情を見せる。友達と手をつなぎ車が多い通りまで散歩する。歩きながらバスを見つけて「乗ってみたいね」と保育者に話す児がいる。車が来ると道路の端に寄って止まったり、信号待ちをして横断歩道を渡ったりする。バギーなしでの散歩は何度か出かけているが、友達と手を繋いで信号待ちをして渡るのは初めてだったので、保育者同士声をかけ合いながら、安全に十分気をつける。赤信号で待つときは、横断歩道に近づきすぎると車と接触する危険性があるので、後方で待つように誘導する。これからも散歩を楽しみながら交通ルールが身に付くようにしていく。

2月 17日(木) 雪  城間
園庭の雪をすくい容器に入れて室内で触れて遊ぶ。あまり見かけることがない雪に興味を示す児が多く見られる。触れてみると、雪の冷たさに驚く児もいるが、手に持ってみたり、形を作ろうとしたりする。ままごとのカップを出したことによって更に見立てて遊びが展開する。かき氷・ジュース・雪だるまなど様々な物を作って遊ぶ。前日から降り始めた雪に興味を示している様子が見られたので、本日の子どもの活動に取り入れる。子どもたちが実際触ってみて、冷たいという驚きの表情が多く見られた。冬ならではの遊びを行うことで季節をより感じることが出来る。

2月26日(月) 腫れ 城間
朝のおやつ後、子ども同士で「鬼は外」と豆まきの真似をして遊び始め、ブロックを自らの頭にのせて角にし、鬼に変身する児がいる。ボールを用意して保育者が鬼役になると、楽しそうに追いかけたり、ボールを投げたりする姿が見られる。その後、新聞やチラシを出すと、指先でちぎったり「ぎゅっぎゅっ」と言いながら丸めたり、アイスやおにぎりに見立てて遊ぶ。節分の後から鬼や豆まきに興味を示す児が多い。子どもたちの姿や興味のあるものを感じ取って活動に取り入れることで、より積極的に活動に参加して様々な発達や成長を促していけると感じる。…

1歳たんぽぽ組2023年度1月の保育日誌

1月9日(金) 晴れ  菊池
避難訓練に参加する。園庭で遊んでいる時に放送が入ると保育者の傍に来る児や保育者に誘導されて集まる児の姿が見られる。保育者の傍に来ると落ち着いて避難訓練の話を聞く。消火器に興味を持つ児の姿が見られる。その後、バギーに乗ったり、保育者と手を繋いだりして西公園、その後第三小学校に避難する。不安な様子は見られず、落ち着いて避難訓練に参加する。放送が入ると保育者の姿を見る児がおり、言葉掛けによって集まる児が増えたように感じた。以前は集まった後に立ち歩こうとする児もいたが今回は移動しようとする児の姿はなく座って参加することが出来た。歩くことを嫌がる姿は見られないが、友達との手が離れてしまうこともあったので、安全に気をつけながら歩き方を知らせていく。また、友達と手を繋いで歩くことに慣れていけるように、手繋ぎ散歩を増やすなど活動を工夫していく。

1月 17日(木) 晴れ  齊木
自分で鼻水が出ていることに気付き、ティッシュを取りに行ったり、鼻水が出ている友だちにティッシュを渡そうとしたりする姿が見られる。園庭に出ると砂場でトンネルの玩具を並べ、乗り物の玩具を中に通して遊ぶ。ポックリに興味を示す児が増えていて、「いっしょにやろう。」と声を掛け合う姿が見られる。手と足を同時に動かすことに苦戦している児もいるが、何度も挑戦する。ままごと遊びでは他児の遊ぶ姿を見て、同じ玩具を探す児や「ほしい」と手を伸ばし、言葉を添えてやりとりをしながら友達同士での関わりを楽しむ姿が見られる。鼻水を噛み過ぎて鼻の下が赤くなっている児もいるので鼻水を拭く時は丁寧に行っていく。園庭で遊ぶ中で自ら「これする。」と遊びを選ぶ姿が増えてきているのでそれぞれのしたい遊び、興味のある遊びを集中して遊び込めるように環境や他児との仲立ちなど必要に応じて配慮していく。

1月 19日(金) 晴れ 菊池
新聞遊びをする。ちぎったり、動物の尻尾に見立ててズボンに挟むなど保育者の真似をして遊んだり、ロッカーに新聞を集めたりして楽しむ。新聞を一人一人ビニール袋に詰めるようにすると、袋の入り口に引っ掛かって苦戦する児や小さくちぎって工夫する姿が見られる。その袋に保育者が更に水を加えると揉んだり顔に当てたりして楽しんでいる。これまで、新聞遊びを何度か行ってきたことで、その経験から「顔を作りたい」「パラパラしたい」と思いを伝えることが増えてきている。更に、新聞を水で濡らしてその感触を感じさせる遊びを行ってみる。新しい感触に、じっくり遊んだり、肌にくっつけて冷たさを感じたりする姿が見られたのでこれからも新聞粘土などを取り入れて遊びを広げていきたい。

1月 22日(金) 曇り時々雨  齊木
園庭で遊ぶことを伝えると喜び、自分で靴下を履こうとするが、うまく足が入らず保育者に助けを求める児もいる。一人一人に丁寧に靴下の履き方を知らせ、できないところはさり気なく手助けをして次の意欲につなげていく。園庭に出ると、砂場の玩具箱からシャベルや容器を選び、ログハウスの中でままごとをして遊ぶ。花壇で保育者と一緒にダンゴムシ探しをしたり、両手で鉄棒に掴まり少しの間ぶら下がって遊んだりする。玩具の取り合いも見られるが、自分の気持ちを話せる言葉で伝える姿も少しずつ見られて成長を感じる。それぞれの気持ちを理解し、言葉の使い方、やり取りの仕方など、一人一人にあった対応を心がけていく。また、子どもの動きを把握して、安全に遊べるように見守る。…

1歳たんぽぽ組2023年度12月の保育日誌

12月 8日(金) 晴れ  城間
園庭で保育者がタイヤにお風呂マットを乗せた物を用意するとそこに横になってくつろぐ児、トランポリンのように飛び跳ねて遊ぶ児、様々な姿が見られる。その中で場所の取り合いが起こるが保育者が仲介することで「かして」「まっててね」など言葉で伝える姿がある。年上児の遊びに興味をもって後ろから付いていく児も見られる。
お風呂マットとタイヤのように保育者が一つ工夫していく事で様々な遊びに繋げることが出来ている。その中で、言葉掛けを工夫して行っていく事でさらに子どもの視野を広げたり遊び方を知らせたりしていく。
年上児に対しての興味関心が増えてきていて、兄弟児中心に関わることが増えてきている。年上児の遊びを出来る範囲で活動に組み込んでいく。
12月 12日(火) 雨  齊木
身体測定を行う。身長計を用意すると、自ら服を脱いで準備をしようとする姿が見られる。「大きくなったね」と伝えると嬉しそうな表情を見せる。身体測定を行う時の準備方法を覚えて自ら動こうとする姿がみられ、褒めたりさり気なく手伝ったりすることで自信に繋げていけるようする。その後段ボールで作ったテーブルを用意すると、積み木の椅子を持ってきて友達とままごとを始める。お皿に食べ物を入れ、コップで乾杯する。メニュ―表を持って遊ぶ児もいる。玩具の取り合いなどトラブルもあるが、「貸して」「どうぞ」など友達に簡単な言葉で思いを伝えることがある。ままごと道具やブロック・お絵かきの用具などを用意し、コーナーに分けて好きな遊びを選んで遊ぶことが出来るように環境を整える。保育者も一緒に遊びを楽しみながら、やり取りがうまくいかない時は気持ちを受け止めながら、相手の気持ちに気づけたりするような関わり方を知らせる。

12月 21日(木) 晴れ  菊池
クラスを2グループに分けて、初めて園の周りを歩いて散歩する。友達と繋いだことが嬉しいようで笑顔が見られ、途中で手が離れた時は「繋ごうね」と手を添えるとすぐに繋ぐ。落ち葉や飛行機を見ながらゆっくり歩き帰園後は園庭でままごとやフープでの電車ごっこをして遊ぶ。低月齢児は保育者のみで手を繋ごうと考えていたが、友達と繋ぎたがり、時々手の離れる場面が見られたものの援助する事で繋ぎなおせていたので、成長を感じた。今後も歩き散歩を取り入れ歩き方を知らせながら距離を延ばしていきたい。園庭での遊びでは高月齢児が言葉でのやり取りが増えており低月齢児も、片言で伝えようとすることが増えている。保育者も場面に応じて一緒に遊びやりとりを楽しめる会話に繋げられるようにする。

12月25日(月) 晴れ 齊木
クリスマス会に参加する。『森のクリスマス』のパネルシアターを見た後、『きらきら星』の曲に合わせ、鈴・太鼓・カスタネットを自由に鳴らして遊び、『あわてんぼうのサンタクロース』を演奏している途中で、サンタクロースが登場する。喜んだり驚いたり様々な反応を見せるが、一人一人サンタさんからプレゼントをもらい笑顔になる。12月に入ってから、クリスマスツリーを作ってお部屋に飾ったり、クリスマスソングをかけたりしていたので、クリスマスに興味をもって参加する児が多かった。パネルシアターは集中して見ていて、「もう一回!」と言う声も聞かれたので良かった。初めて見るサンタクロースに戸惑う児もいたが、保育者がそばで見守り、触れ合いを楽しめるように手助けをする。これからも季節の行事を楽しみ、友達と嬉しい気持ちを共有できる活動を取り入れていく。…

1歳たんぽぽ組2023年度11月の保育日誌

11月1日(木)  晴れ 齊木
砂場で遊んだり、マット山を上り下りしたりして遊ぶ。保育者がジョーロで描いた円の上を走る児もいる。行動範囲が広がり、動きも活発になってきたので、保育者も体を動かすことを一緒に楽しみながら、危険がないように見守る。早めに室内に入り、新聞紙を使い芋ほりごっこで遊ぶ。指先でビリビリ破いて集め、その中に先日幼児組が芋ほりで採ってきた芋を入れて、芋ほりごっこを楽しむ。芋を見つけ「あった」と保育者に見せる。本物の芋を使うことで、より芋ほりの雰囲気を味わうことができた。これからも子どもがじっくりと興味の対象に関わることのできる環境を整える。

11月8日(水) 晴れ 菊池
立ち乗りバギーや歩きで、途中交代しながら行く。歩きながら民家の果実を見たり、空を見上げたりして季節を感じることが出来る。公園に着くと、元気に走り回る児が多い。しゃぼん玉を飛ばすと、嬉しそうに追いかけるが飛ぶスピードが速くて追いつけない。15分程遊んだ後、バスやパトカーが見える通りに移動すると、好きな車両をみつけて嬉しそうに手を振る姿がある。これからも、身近な環境に関わって、見たり、触れたり、嗅いだりする子どもの感覚に心を傾け、感動や発見に寄り添いながら、感性が豊かに育つよう働きかけていく。

11月16日(木) 晴れ 城間
机上遊びをする。型はめパズル・洗濯バサミ遊び・おえかき・チェーン遊びを楽しむ。パズルでは「ここだよ」と友達に教えたり、チェーンを食べ物に見立ててままごとに発展したりする姿が見られる。机上遊びをしていく中で、下に落ちた玩具に気が付いて拾ったり、他児に優しく伝えたりする。好きな遊びを選び、集中することが出来ていた。指先を使った遊びを取り入れていく事で、指先の発達を促すことができるようになるため、様々なことに挑戦して、ひとりひとりが達成感を味わう経験を増やしていけるようにしていく。

11月22日(水)晴れ 齊木
園庭に出ると、砂場の道具を取りに行ったり、フープを取りに置き場に行ったり、好きな場所で好きな遊びを始める。しばらく経ったところで保育者の声かけにより地震が発生した事を知る。保育者が集合するよう伝えると、遊んでいた玩具を持ったままの児もいたが、スムーズに集まる。避難するための立ち乗りバギーを用意すると、散歩だと思い乗りたがる児がいる。避難訓練では、1歳児なり活動に見通しをもてるようになり、混乱や戸惑いもなく落ち着いて参加することが出来ていたので成長を感じる。どんな状況で起こるか分からない災害に対して、保育者が冷静に判断し、指示できるよう備えていきたい。…

1歳たんぽぽ組2023年度10月の保育日誌

10月10日(火)  曇りのち晴れ 齊木
カラーボールを投げたり、柵に入れてポットン遊びをしたりする。三角コーンを集め、並べたり重ねたり、頭の上に乗せて帽子にして遊ぶ。好きな色(赤・黄・緑・青)のカラーフイルムを選び、のぞいて、見える景色を楽しむ。遊んだ後は、保育者と一緒に片付ける。同じ動きや遊びを楽しみながら、自然と触れ合う姿がみられる。その反面、思いが通らず、ぶつかり合う姿も増えてきているので、互いの気持ちをくみ取って受け止め、「貸して」などその場に合った言葉をそのつど知らせる。片づけをする時は、気持ちの切り替えができるように、『○○したら片付けだよ』など時間に余裕をもって声を掛け、楽しく行う工夫をしていく。

10月20日(金)  菊池
バギー2台と歩きで行く。公園では広い場所で保育者と追いかけっこや虫探しをして遊ぶ。「むしさん」と探す姿もある。15分ほど遊び、バスを見に移動する。歩きながら車が走る様子を伝える児もいる。公園の角で座ってバスを待ち、嬉しそうに手を振る。帰りは歩く児とバギーに乗る児を交代して順番に歩いて帰る。果樹や近所のディスプレイを見ながら帰園する。散歩でバギーに乗りたがる児がいるが、保育者の声掛けで歩こうとする児もいる。周りの自然に目を向けたり、歩くことの楽しさを感じられたりするような散歩を行っていきたい。他の保育園がいたり風が強かったりしたので、早めに切り上げてバスを見に行く。座ってバスを見る児とは初めてだったので、喜んで見ている。これから散歩するのに良い季節になるので、機会をとらえて散歩を楽しみたい。

10月24日(火)晴れ  城間
園庭でサーキット遊びを行う。マット山では、四つん這いになって上り下りする児や立ってバランスを取ろうとする児、保育者の手を借りずにひとりで挑戦しようとする児など様々な反応が見られた。平均台では繰り返すうちに足の運び方が分かり、スムーズに進むことができるようになる児の姿が見られる。サーキット遊びをする中で、順番があることを知る。バランス感覚を養う。保育者などの大人に「手伝ってと」助けを求める。など様々な経験や成長を促していく事ができる遊びだと感じた。繰り返し活動に取り入れていく中で、更に成長を促していく。

10月31日(火) 菊池
移動動物園に参加する。貼ってある動物の絵を見て動物に会うのを楽しみにする児が多い。園庭に動物の姿が見えると嬉しそうにする。外に出てウサギなど身に動物を呼ぶ姿が見られ、餌をあげようと近づき食欲に圧倒される児や食べてもらって喜ぶ児がいる。モルモットにも触りポニーの所に行くと乗ろうと並ぶ。ポニーに乗った児はやや緊張気味だが喜ぶ姿がある。動物と触れ合う機会があまりないので良い経験ができたと思う。今後も触れ合った話をして子どもと楽しさを共有していく。…

1歳たんぽぽ組2023年度9月の保育日誌

9月 1日(金) 晴れ  萩原

部屋で盆踊りをする。アンパンマンのお面を見ると「あんぱん!!」「ぱんまん!!」と喜ぶ。お面があることで皆気持ちが高まっていき、笑顔でいきいきと踊っている。その後、2階のお祭り会場に向かう。中には3・4歳児室に入ると戸惑いや緊張で保育者の傍から離れるのが難しい児も数名いる。事前に少人数ずつ幼児クラスの太鼓や盆踊りを見に行って、お祭りの雰囲気を感じたり、階段のぼりや2階の部屋の環境に慣れたりしておくべきだったと反省する。それぞれのコーナー遊びでは、5歳児や保育者に促されてまんべんなくコーナーをまわる児がいれば、好きな遊びを繰り返し楽しむ児もいる。それに対して、5歳児も個に応じて声の掛け方を変えたり、ゆったりと関わってくれたりしてくれたことで、1歳児も十分に楽しむことができ良かったと思う。

9月 7日(木) 曇り  菊池

園庭に出て遊ぶ。ままごとや車など好きな玩具を持ち、友達と同じ遊びをしようとする姿が見られる。また、幼児が遊ぶ姿を見て真似しようとする児もいる。ままごと遊びではタイヤをテーブルにしたり、草を抜いて「やさい」と言ったりと見立て遊びが多くみられる。保育者も一緒に遊び、言葉掛けをすることにより遊びの広がりが見られたので、発想を大事にしながら遊びが広がるような声掛けなどを行っていく。今日は暑さが落ち着き、園庭でゆったりと遊ぶことができる。これから戸外遊びがしやすい気候になると思われるので、ゆっくり外遊びを楽しみたい。

9月 13日(水) 晴れ 城間

新聞遊びをする。ちぎったり、動物の尻尾に見立ててズボンに挟むなど保育者の真似をして遊んだり、ロッカーに新聞を集めて入れして楽しむ。新聞を一人一人ビニール袋に詰めるようにすると、袋の入り口に引っ掛かって苦戦する児や小さくちぎって工夫する姿が見られる。その袋に保育者が更に水を加えると揉んだり顔に当てたりして楽しんでいる。これまで、新聞遊びを何度か行ってきたことで、その経験から「顔作りたい」「パラパラしたい」と思いを伝えることが増えてきている。更に、新聞に水を足してその感触を感じさせる遊びを行ってみる。新しい感触に、じっくり遊んだり、肌にくっつけて冷たさを感じたりする姿が見られたのでこれから新聞粘土などを取り入れて遊びを広げていきたい。

9月 22日(金) 曇り時々雨  齊木

園庭で遊ぶことを伝えると喜び、自分で靴下を履こうとするが、うまく足が入らず保育者に助けを求める児もいる。一人一人に丁寧に靴下の履き方を知らせ、できないところはさり気なく手助けをして次の意欲につなげていく。園庭に出ると、砂場の玩具箱からシャベルや容器を選び、ログハウスの中でままごとをして遊ぶ。花壇で保育者と一緒にダンゴムシ探しをしたり、両手で鉄棒に掴まり少しの間ぶら下がって遊んだりする。玩具の取り合いも見られるが、自分の気持ちを話せる言葉で伝える姿も少しずつ見られて成長を感じる。それぞれの気持ちを理解し、言葉の使い方、やり取りの仕方など、一人一人にあった対応を心がけていく。また、子どもの動きを把握して、安全に遊べるように見守る。…

1歳たんぽぽ組2023年度8月の保育日誌

8月 9日(水) 晴れ  菊池
初めて大きな紙で絵の具遊びをする。保育者が支度をしている時から興味を持ち、筆を貰うとすぐに色を塗ってみようとする児が多くいる。最初は小さく描いていたが次第に大きな動きで描いていく。他、タンポ押しや手に絵の具をつけて手形をつけて楽しむ児もいる。絵の具に触れることを嫌がる児がいると想定していたが、殆どの児が絵の具に触れることができる。手に絵の具がついたことで終わりにする児もいるが、高月齢の児を中心に集中して楽しむことができたので、今回は1色だけにしたが、色を増やしたり絵の具に触れたりする機会を多くすることで、感触や表現することを楽しめるようにしていきたい。

8月 17日(木) 晴れ  城間
0歳児クラスと一緒にリズム遊びをする。保育者の伴奏に合わせて歌を歌ったり、身体を動かしたりして遊ぶ。知っている曲が流れると一緒になって歌う児もいる。初めての活動ではあったが興味を示し、保育者の真似をしながら子ども同士で顔を見合わせて笑い合う姿が見られる。保育者同士で動きの確認をしてよりのびのびと身体を動かしたり、動物になりきって遊んだりすることを楽しんでいけるようにしていきたい。また、音楽やリズムを積極的に取り入れて皆で楽しめるようにしていきたい。

8月 25日(金) 晴れ  齊木
新聞紙遊びをする。保育者から新聞紙を一枚受け取ると、ビリビリ破いたり、丸めたりして遊び始める。床に寝転び、細かい新聞を上からかけてもらったり、ビニール袋に集めて詰めたものに耳や目を付け、ウサギ・クマ、恐竜を作ったりして遊ぶ。両手を器用に使い自分でちぎっているが、指先を使ってちぎることが難しい児には、切り込みを入れて渡すと裂くようにして破いて楽しんでいる。また、新聞紙を自由に破いたり丸めたりしながら、ビリビリという音や紙と紙がこすれ合う時のカシャカシャという音、感触や形の変化を楽しんでいきたい。

8月 30日(水) 晴れ 萩原
網くぐりや洗濯ごっこなどのいくつかの遊びを設定してみる。網くぐりでは、四つ這いや腹這いになって網を潜り抜けたり、網越しに友達と顔を見合わせたりして遊んでいる。サーキット遊びの一つとして取り入れようと考えていたが、子どもたちが興味をもつのが早く、多人数が集まってしまったので、網くぐり単独にして十分に遊べるようにする。今後は、サーキット遊びとして、巧技台なども組み合わせて高低差をつくることで、身体の動きを考えたり、巧緻性を育んだりできるよう、取り入れていきたい。洗濯ごっこでは、ベビーバスや洗濯ばさみなどを用意すると、タオルや人形の服を洗う真似をして、干している。保育者や友達の真似をしたり、家庭での経験を思い出したりして、イメージを共有しながら遊ぶことができる。中には、ベビーバスに人形を入浴させて、体を拭くような様子も見られる。イメージを共有できるよう保育者が仲立ちし、表現して楽しめるよう援助したい。…