1歳たんぽぽ組保育日誌バックナンバー

1歳たんぽぽ組2023年度1月の保育日誌

1月9日(金) 晴れ  菊池
避難訓練に参加する。園庭で遊んでいる時に放送が入ると保育者の傍に来る児や保育者に誘導されて集まる児の姿が見られる。保育者の傍に来ると落ち着いて避難訓練の話を聞く。消火器に興味を持つ児の姿が見られる。その後、バギーに乗ったり、保育者と手を繋いだりして西公園、その後第三小学校に避難する。不安な様子は見られず、落ち着いて避難訓練に参加する。放送が入ると保育者の姿を見る児がおり、言葉掛けによって集まる児が増えたように感じた。以前は集まった後に立ち歩こうとする児もいたが今回は移動しようとする児の姿はなく座って参加することが出来た。歩くことを嫌がる姿は見られないが、友達との手が離れてしまうこともあったので、安全に気をつけながら歩き方を知らせていく。また、友達と手を繋いで歩くことに慣れていけるように、手繋ぎ散歩を増やすなど活動を工夫していく。

1月 17日(木) 晴れ  齊木
自分で鼻水が出ていることに気付き、ティッシュを取りに行ったり、鼻水が出ている友だちにティッシュを渡そうとしたりする姿が見られる。園庭に出ると砂場でトンネルの玩具を並べ、乗り物の玩具を中に通して遊ぶ。ポックリに興味を示す児が増えていて、「いっしょにやろう。」と声を掛け合う姿が見られる。手と足を同時に動かすことに苦戦している児もいるが、何度も挑戦する。ままごと遊びでは他児の遊ぶ姿を見て、同じ玩具を探す児や「ほしい」と手を伸ばし、言葉を添えてやりとりをしながら友達同士での関わりを楽しむ姿が見られる。鼻水を噛み過ぎて鼻の下が赤くなっている児もいるので鼻水を拭く時は丁寧に行っていく。園庭で遊ぶ中で自ら「これする。」と遊びを選ぶ姿が増えてきているのでそれぞれのしたい遊び、興味のある遊びを集中して遊び込めるように環境や他児との仲立ちなど必要に応じて配慮していく。

1月 19日(金) 晴れ 菊池
新聞遊びをする。ちぎったり、動物の尻尾に見立ててズボンに挟むなど保育者の真似をして遊んだり、ロッカーに新聞を集めたりして楽しむ。新聞を一人一人ビニール袋に詰めるようにすると、袋の入り口に引っ掛かって苦戦する児や小さくちぎって工夫する姿が見られる。その袋に保育者が更に水を加えると揉んだり顔に当てたりして楽しんでいる。これまで、新聞遊びを何度か行ってきたことで、その経験から「顔を作りたい」「パラパラしたい」と思いを伝えることが増えてきている。更に、新聞を水で濡らしてその感触を感じさせる遊びを行ってみる。新しい感触に、じっくり遊んだり、肌にくっつけて冷たさを感じたりする姿が見られたのでこれからも新聞粘土などを取り入れて遊びを広げていきたい。

1月 22日(金) 曇り時々雨  齊木
園庭で遊ぶことを伝えると喜び、自分で靴下を履こうとするが、うまく足が入らず保育者に助けを求める児もいる。一人一人に丁寧に靴下の履き方を知らせ、できないところはさり気なく手助けをして次の意欲につなげていく。園庭に出ると、砂場の玩具箱からシャベルや容器を選び、ログハウスの中でままごとをして遊ぶ。花壇で保育者と一緒にダンゴムシ探しをしたり、両手で鉄棒に掴まり少しの間ぶら下がって遊んだりする。玩具の取り合いも見られるが、自分の気持ちを話せる言葉で伝える姿も少しずつ見られて成長を感じる。それぞれの気持ちを理解し、言葉の使い方、やり取りの仕方など、一人一人にあった対応を心がけていく。また、子どもの動きを把握して、安全に遊べるように見守る。…

1歳たんぽぽ組2023年度12月の保育日誌

12月 8日(金) 晴れ  城間
園庭で保育者がタイヤにお風呂マットを乗せた物を用意するとそこに横になってくつろぐ児、トランポリンのように飛び跳ねて遊ぶ児、様々な姿が見られる。その中で場所の取り合いが起こるが保育者が仲介することで「かして」「まっててね」など言葉で伝える姿がある。年上児の遊びに興味をもって後ろから付いていく児も見られる。
お風呂マットとタイヤのように保育者が一つ工夫していく事で様々な遊びに繋げることが出来ている。その中で、言葉掛けを工夫して行っていく事でさらに子どもの視野を広げたり遊び方を知らせたりしていく。
年上児に対しての興味関心が増えてきていて、兄弟児中心に関わることが増えてきている。年上児の遊びを出来る範囲で活動に組み込んでいく。
12月 12日(火) 雨  齊木
身体測定を行う。身長計を用意すると、自ら服を脱いで準備をしようとする姿が見られる。「大きくなったね」と伝えると嬉しそうな表情を見せる。身体測定を行う時の準備方法を覚えて自ら動こうとする姿がみられ、褒めたりさり気なく手伝ったりすることで自信に繋げていけるようする。その後段ボールで作ったテーブルを用意すると、積み木の椅子を持ってきて友達とままごとを始める。お皿に食べ物を入れ、コップで乾杯する。メニュ―表を持って遊ぶ児もいる。玩具の取り合いなどトラブルもあるが、「貸して」「どうぞ」など友達に簡単な言葉で思いを伝えることがある。ままごと道具やブロック・お絵かきの用具などを用意し、コーナーに分けて好きな遊びを選んで遊ぶことが出来るように環境を整える。保育者も一緒に遊びを楽しみながら、やり取りがうまくいかない時は気持ちを受け止めながら、相手の気持ちに気づけたりするような関わり方を知らせる。

12月 21日(木) 晴れ  菊池
クラスを2グループに分けて、初めて園の周りを歩いて散歩する。友達と繋いだことが嬉しいようで笑顔が見られ、途中で手が離れた時は「繋ごうね」と手を添えるとすぐに繋ぐ。落ち葉や飛行機を見ながらゆっくり歩き帰園後は園庭でままごとやフープでの電車ごっこをして遊ぶ。低月齢児は保育者のみで手を繋ごうと考えていたが、友達と繋ぎたがり、時々手の離れる場面が見られたものの援助する事で繋ぎなおせていたので、成長を感じた。今後も歩き散歩を取り入れ歩き方を知らせながら距離を延ばしていきたい。園庭での遊びでは高月齢児が言葉でのやり取りが増えており低月齢児も、片言で伝えようとすることが増えている。保育者も場面に応じて一緒に遊びやりとりを楽しめる会話に繋げられるようにする。

12月25日(月) 晴れ 齊木
クリスマス会に参加する。『森のクリスマス』のパネルシアターを見た後、『きらきら星』の曲に合わせ、鈴・太鼓・カスタネットを自由に鳴らして遊び、『あわてんぼうのサンタクロース』を演奏している途中で、サンタクロースが登場する。喜んだり驚いたり様々な反応を見せるが、一人一人サンタさんからプレゼントをもらい笑顔になる。12月に入ってから、クリスマスツリーを作ってお部屋に飾ったり、クリスマスソングをかけたりしていたので、クリスマスに興味をもって参加する児が多かった。パネルシアターは集中して見ていて、「もう一回!」と言う声も聞かれたので良かった。初めて見るサンタクロースに戸惑う児もいたが、保育者がそばで見守り、触れ合いを楽しめるように手助けをする。これからも季節の行事を楽しみ、友達と嬉しい気持ちを共有できる活動を取り入れていく。…

1歳たんぽぽ組2023年度11月の保育日誌

11月1日(木)  晴れ 齊木
砂場で遊んだり、マット山を上り下りしたりして遊ぶ。保育者がジョーロで描いた円の上を走る児もいる。行動範囲が広がり、動きも活発になってきたので、保育者も体を動かすことを一緒に楽しみながら、危険がないように見守る。早めに室内に入り、新聞紙を使い芋ほりごっこで遊ぶ。指先でビリビリ破いて集め、その中に先日幼児組が芋ほりで採ってきた芋を入れて、芋ほりごっこを楽しむ。芋を見つけ「あった」と保育者に見せる。本物の芋を使うことで、より芋ほりの雰囲気を味わうことができた。これからも子どもがじっくりと興味の対象に関わることのできる環境を整える。

11月8日(水) 晴れ 菊池
立ち乗りバギーや歩きで、途中交代しながら行く。歩きながら民家の果実を見たり、空を見上げたりして季節を感じることが出来る。公園に着くと、元気に走り回る児が多い。しゃぼん玉を飛ばすと、嬉しそうに追いかけるが飛ぶスピードが速くて追いつけない。15分程遊んだ後、バスやパトカーが見える通りに移動すると、好きな車両をみつけて嬉しそうに手を振る姿がある。これからも、身近な環境に関わって、見たり、触れたり、嗅いだりする子どもの感覚に心を傾け、感動や発見に寄り添いながら、感性が豊かに育つよう働きかけていく。

11月16日(木) 晴れ 城間
机上遊びをする。型はめパズル・洗濯バサミ遊び・おえかき・チェーン遊びを楽しむ。パズルでは「ここだよ」と友達に教えたり、チェーンを食べ物に見立ててままごとに発展したりする姿が見られる。机上遊びをしていく中で、下に落ちた玩具に気が付いて拾ったり、他児に優しく伝えたりする。好きな遊びを選び、集中することが出来ていた。指先を使った遊びを取り入れていく事で、指先の発達を促すことができるようになるため、様々なことに挑戦して、ひとりひとりが達成感を味わう経験を増やしていけるようにしていく。

11月22日(水)晴れ 齊木
園庭に出ると、砂場の道具を取りに行ったり、フープを取りに置き場に行ったり、好きな場所で好きな遊びを始める。しばらく経ったところで保育者の声かけにより地震が発生した事を知る。保育者が集合するよう伝えると、遊んでいた玩具を持ったままの児もいたが、スムーズに集まる。避難するための立ち乗りバギーを用意すると、散歩だと思い乗りたがる児がいる。避難訓練では、1歳児なり活動に見通しをもてるようになり、混乱や戸惑いもなく落ち着いて参加することが出来ていたので成長を感じる。どんな状況で起こるか分からない災害に対して、保育者が冷静に判断し、指示できるよう備えていきたい。…

1歳たんぽぽ組2023年度10月の保育日誌

10月10日(火)  曇りのち晴れ 齊木
カラーボールを投げたり、柵に入れてポットン遊びをしたりする。三角コーンを集め、並べたり重ねたり、頭の上に乗せて帽子にして遊ぶ。好きな色(赤・黄・緑・青)のカラーフイルムを選び、のぞいて、見える景色を楽しむ。遊んだ後は、保育者と一緒に片付ける。同じ動きや遊びを楽しみながら、自然と触れ合う姿がみられる。その反面、思いが通らず、ぶつかり合う姿も増えてきているので、互いの気持ちをくみ取って受け止め、「貸して」などその場に合った言葉をそのつど知らせる。片づけをする時は、気持ちの切り替えができるように、『○○したら片付けだよ』など時間に余裕をもって声を掛け、楽しく行う工夫をしていく。

10月20日(金)  菊池
バギー2台と歩きで行く。公園では広い場所で保育者と追いかけっこや虫探しをして遊ぶ。「むしさん」と探す姿もある。15分ほど遊び、バスを見に移動する。歩きながら車が走る様子を伝える児もいる。公園の角で座ってバスを待ち、嬉しそうに手を振る。帰りは歩く児とバギーに乗る児を交代して順番に歩いて帰る。果樹や近所のディスプレイを見ながら帰園する。散歩でバギーに乗りたがる児がいるが、保育者の声掛けで歩こうとする児もいる。周りの自然に目を向けたり、歩くことの楽しさを感じられたりするような散歩を行っていきたい。他の保育園がいたり風が強かったりしたので、早めに切り上げてバスを見に行く。座ってバスを見る児とは初めてだったので、喜んで見ている。これから散歩するのに良い季節になるので、機会をとらえて散歩を楽しみたい。

10月24日(火)晴れ  城間
園庭でサーキット遊びを行う。マット山では、四つん這いになって上り下りする児や立ってバランスを取ろうとする児、保育者の手を借りずにひとりで挑戦しようとする児など様々な反応が見られた。平均台では繰り返すうちに足の運び方が分かり、スムーズに進むことができるようになる児の姿が見られる。サーキット遊びをする中で、順番があることを知る。バランス感覚を養う。保育者などの大人に「手伝ってと」助けを求める。など様々な経験や成長を促していく事ができる遊びだと感じた。繰り返し活動に取り入れていく中で、更に成長を促していく。

10月31日(火) 菊池
移動動物園に参加する。貼ってある動物の絵を見て動物に会うのを楽しみにする児が多い。園庭に動物の姿が見えると嬉しそうにする。外に出てウサギなど身に動物を呼ぶ姿が見られ、餌をあげようと近づき食欲に圧倒される児や食べてもらって喜ぶ児がいる。モルモットにも触りポニーの所に行くと乗ろうと並ぶ。ポニーに乗った児はやや緊張気味だが喜ぶ姿がある。動物と触れ合う機会があまりないので良い経験ができたと思う。今後も触れ合った話をして子どもと楽しさを共有していく。…

1歳たんぽぽ組2023年度9月の保育日誌

9月 1日(金) 晴れ  萩原

部屋で盆踊りをする。アンパンマンのお面を見ると「あんぱん!!」「ぱんまん!!」と喜ぶ。お面があることで皆気持ちが高まっていき、笑顔でいきいきと踊っている。その後、2階のお祭り会場に向かう。中には3・4歳児室に入ると戸惑いや緊張で保育者の傍から離れるのが難しい児も数名いる。事前に少人数ずつ幼児クラスの太鼓や盆踊りを見に行って、お祭りの雰囲気を感じたり、階段のぼりや2階の部屋の環境に慣れたりしておくべきだったと反省する。それぞれのコーナー遊びでは、5歳児や保育者に促されてまんべんなくコーナーをまわる児がいれば、好きな遊びを繰り返し楽しむ児もいる。それに対して、5歳児も個に応じて声の掛け方を変えたり、ゆったりと関わってくれたりしてくれたことで、1歳児も十分に楽しむことができ良かったと思う。

9月 7日(木) 曇り  菊池

園庭に出て遊ぶ。ままごとや車など好きな玩具を持ち、友達と同じ遊びをしようとする姿が見られる。また、幼児が遊ぶ姿を見て真似しようとする児もいる。ままごと遊びではタイヤをテーブルにしたり、草を抜いて「やさい」と言ったりと見立て遊びが多くみられる。保育者も一緒に遊び、言葉掛けをすることにより遊びの広がりが見られたので、発想を大事にしながら遊びが広がるような声掛けなどを行っていく。今日は暑さが落ち着き、園庭でゆったりと遊ぶことができる。これから戸外遊びがしやすい気候になると思われるので、ゆっくり外遊びを楽しみたい。

9月 13日(水) 晴れ 城間

新聞遊びをする。ちぎったり、動物の尻尾に見立ててズボンに挟むなど保育者の真似をして遊んだり、ロッカーに新聞を集めて入れして楽しむ。新聞を一人一人ビニール袋に詰めるようにすると、袋の入り口に引っ掛かって苦戦する児や小さくちぎって工夫する姿が見られる。その袋に保育者が更に水を加えると揉んだり顔に当てたりして楽しんでいる。これまで、新聞遊びを何度か行ってきたことで、その経験から「顔作りたい」「パラパラしたい」と思いを伝えることが増えてきている。更に、新聞に水を足してその感触を感じさせる遊びを行ってみる。新しい感触に、じっくり遊んだり、肌にくっつけて冷たさを感じたりする姿が見られたのでこれから新聞粘土などを取り入れて遊びを広げていきたい。

9月 22日(金) 曇り時々雨  齊木

園庭で遊ぶことを伝えると喜び、自分で靴下を履こうとするが、うまく足が入らず保育者に助けを求める児もいる。一人一人に丁寧に靴下の履き方を知らせ、できないところはさり気なく手助けをして次の意欲につなげていく。園庭に出ると、砂場の玩具箱からシャベルや容器を選び、ログハウスの中でままごとをして遊ぶ。花壇で保育者と一緒にダンゴムシ探しをしたり、両手で鉄棒に掴まり少しの間ぶら下がって遊んだりする。玩具の取り合いも見られるが、自分の気持ちを話せる言葉で伝える姿も少しずつ見られて成長を感じる。それぞれの気持ちを理解し、言葉の使い方、やり取りの仕方など、一人一人にあった対応を心がけていく。また、子どもの動きを把握して、安全に遊べるように見守る。…

1歳たんぽぽ組2023年度8月の保育日誌

8月 9日(水) 晴れ  菊池
初めて大きな紙で絵の具遊びをする。保育者が支度をしている時から興味を持ち、筆を貰うとすぐに色を塗ってみようとする児が多くいる。最初は小さく描いていたが次第に大きな動きで描いていく。他、タンポ押しや手に絵の具をつけて手形をつけて楽しむ児もいる。絵の具に触れることを嫌がる児がいると想定していたが、殆どの児が絵の具に触れることができる。手に絵の具がついたことで終わりにする児もいるが、高月齢の児を中心に集中して楽しむことができたので、今回は1色だけにしたが、色を増やしたり絵の具に触れたりする機会を多くすることで、感触や表現することを楽しめるようにしていきたい。

8月 17日(木) 晴れ  城間
0歳児クラスと一緒にリズム遊びをする。保育者の伴奏に合わせて歌を歌ったり、身体を動かしたりして遊ぶ。知っている曲が流れると一緒になって歌う児もいる。初めての活動ではあったが興味を示し、保育者の真似をしながら子ども同士で顔を見合わせて笑い合う姿が見られる。保育者同士で動きの確認をしてよりのびのびと身体を動かしたり、動物になりきって遊んだりすることを楽しんでいけるようにしていきたい。また、音楽やリズムを積極的に取り入れて皆で楽しめるようにしていきたい。

8月 25日(金) 晴れ  齊木
新聞紙遊びをする。保育者から新聞紙を一枚受け取ると、ビリビリ破いたり、丸めたりして遊び始める。床に寝転び、細かい新聞を上からかけてもらったり、ビニール袋に集めて詰めたものに耳や目を付け、ウサギ・クマ、恐竜を作ったりして遊ぶ。両手を器用に使い自分でちぎっているが、指先を使ってちぎることが難しい児には、切り込みを入れて渡すと裂くようにして破いて楽しんでいる。また、新聞紙を自由に破いたり丸めたりしながら、ビリビリという音や紙と紙がこすれ合う時のカシャカシャという音、感触や形の変化を楽しんでいきたい。

8月 30日(水) 晴れ 萩原
網くぐりや洗濯ごっこなどのいくつかの遊びを設定してみる。網くぐりでは、四つ這いや腹這いになって網を潜り抜けたり、網越しに友達と顔を見合わせたりして遊んでいる。サーキット遊びの一つとして取り入れようと考えていたが、子どもたちが興味をもつのが早く、多人数が集まってしまったので、網くぐり単独にして十分に遊べるようにする。今後は、サーキット遊びとして、巧技台なども組み合わせて高低差をつくることで、身体の動きを考えたり、巧緻性を育んだりできるよう、取り入れていきたい。洗濯ごっこでは、ベビーバスや洗濯ばさみなどを用意すると、タオルや人形の服を洗う真似をして、干している。保育者や友達の真似をしたり、家庭での経験を思い出したりして、イメージを共有しながら遊ぶことができる。中には、ベビーバスに人形を入浴させて、体を拭くような様子も見られる。イメージを共有できるよう保育者が仲立ちし、表現して楽しめるよう援助したい。…

1歳たんぽぽ組2023年度6月の保育日誌

6月5日(月) 晴れ  萩原
身支度もすすんで行い、園庭に出るとそれぞれ好きな遊びを始める。幼児がしている遊びに加わって砂遊びや水溜りの水をすくって集める児、久しぶりの登園となり保育者とゆったりと関わることで安定して過ごす児がいる。巧技台を用意すると、よじ登ってジャンプで下りる遊びを繰返し楽しんでいる。先週は天候の悪い日が続いていた為、久しぶりに戸外に出て遊ぶことができ、積極的に水や砂、泥など身近な自然に触れている。これから梅雨期に入るので、戸外で遊べる時にはその心地良さを感じたり、思いきり身体を動かして遊んだりできるよう、遊びの提供を工夫する。また、感染症の増える時期でもあるので、視診をしっかりと行い、体調の変化にはすぐに対応できるようにする。

6月 13日(火) 晴れ  菊池
散歩に行くことを伝えると靴下を履くなど自ら行おうとする姿が見られる。バギーに乗ると笑顔が見られ楽しみにしていたと感じる。バスやごみ収集車を見つけると声を発しながら指差しで伝える。電車が通ると手を振る児もいる。帰園後水分補給をしてブロックとクレヨンを出すと、自分の好きなもので遊び始める。クレヨンはなぐり描きを楽しんだり保育者の描いた絵の上を塗ったりすることを楽しむ姿がある。久しぶりの散歩ということもあって、乗る前から笑顔が見られ楽しみにしている様子が伺える。花を見つけ指差ししたり、鳥の姿を伝えたりする姿が見られたので公園に行き、じっくり観察できる機会を設けていく。クレヨンは口に入れることもあるので、気を付けて提供していく。

6月 20日(水) 晴れ  城間
七夕の製作とクレヨンでお絵描きをしたり、シール貼りをしたりして楽しむ。シールは保育者がシールを貼って見せると、保育者を真似てシール貼りを集中して行う姿が見られる。七夕の製作では、シールを使って織姫や彦星の顔を表現する。織姫や彦星の顔が完成すると達成感からか手をたたいて喜ぶ姿が見られる。シール貼りでは指先の発達を促すために行い、苦戦している児もいたが、貼ることができた時の達成感を感じて喜ぶ姿が見られたので活動に積極的に取り入れていく。また、七夕の歌や絵本などを活用して七夕の雰囲気を感じていけるようにしていく。

6月 23日(火) 曇り  齊木
室内でゆったり過ごす。本棚から好きな絵本を持ってきて見たり大きな紙にクレヨンでなぐり書きをしたり、丸シールを貼ったりして遊ぶ。クレヨンの色を自ら選びお絵描きを楽しむ。子ども同士での関わりが増えていて、「どうぞ。」などクレヨンを貸し借りするやり取りが見られる。その後、三角コーンやスポンジボールを使って身体を動かす。三角コーンは並べて遊んだり道を作って遊んだりとそれぞれが遊びを発展させる姿が見られる。体調不良の児もいるので一人一人の体調の変化に気付けるよう、こまめに検温や視診を行っていく。子ども同士の関わりをさらに広がっていくよう、保育者も一緒に遊ぶ中で声掛けを工夫して行っていく。…

1歳たんぽぽ組2023年度5月の保育日誌

5月1日(月) 曇り  齊木
保育者がこいのぼりの制作の準備をしていると興味を示して集まる児がいる。こいのぼりが出来ると嬉しそうに持ち歩く。こいのぼり制作をじっくり楽しむことができるように少人数で行う。その後園庭に出て、砂場で型抜きをしたり、近所で工事をしている高所作業車に興味を示してながめたりする。園庭での探索が盛んになってきたので、引き続きけがのないように保育者間で声をかけ合いながら、見守るようにしたい。新入園児は園の生活に慣れてきたが、在園児は疲れからか、甘えが強くなり、自己主張する姿が見られるようになってきた。一人一人の気持ちにこたえ、一対一の時間を大切にしたり、興味を示す遊びを一緒にしたりしていく。

5月 10日(水) 晴れ  萩原
園庭に出るとすぐにそれぞれ好きな遊びを始める。自分の好きな玩具を真っ先に探す児と既に展開されている幼児クラスの遊びに加わろうとする児がいる。今日も水に興味をもつ児が多かったので、45ℓのポリ袋に水を入れたものを用意する。初めは怖々見ている児が多かったが、高月齢児が触れ始めると、真似て触れてみる。叩いたり揺らしたり掴んでみたりして、感触を楽しんでいる。周囲の自然に興味をもち、ダイナミックに関わっていく児がいれば、関わってみたい気持ちはあるものの汚れが気になり消極的になってしまう児もいる。皆が楽しめる方法を考え、ポリ袋に水を入れてみる。ポリ袋があることで、柔らかさ、冷たさや波打つような動きなどの水の特徴を感じることができる。また、年上児が加わり、ダイナミックに触れている様子をみることで、徐々に動きがダイナミックになっていく。泥遊びや水遊びに入る前に、さまざまな感触遊びを経験できるよう、遊びの提供を考えていきたい。

5月 16日(火) 晴れ  菊池
散歩を知らせると靴下を履こうとする児,履かせて貰おうと待っている児がいて嬉しそうな表情が見られる。バギー4台で行き,1名は保育者と一緒に歩く。信号が青になったことや周りの様子を片言や指差しで知らせ保育者に応えてもらうと笑顔になる。電車が通ると身を乗り出してみる児もいる。何回か散歩に出掛けているので声掛けやバギーを見て楽しみにしている児が多い。車や電車、花などを見てそれぞれの方法で保育者に伝える姿がある。バギーでの散歩ではあるが、子どもの目線を大切にして楽しさを共有できるようにする。また、立ち乗りバギーでもバランスを崩さずに乗ることが出来るので、今後も乗ったり体幹が鍛えられるような遊びを取り入れたりしていく。

5月 23日(火) 雨  城間
雨が降っているため、戸外に出ることが出来ないことが分かっているのか、おやつ後はそれぞれが好きな玩具を出して遊んでいる。ダンスをすると、真似したりリズムに乗ったりして楽しむ姿がある。マットを見ると、子どもが集まってきて、寝転がる様子が見られる。ボールやブロック遊びでは、保育者を真似して遊ぶことが増えている。戸外に出ることが出来ないこともあって、室内遊びを安全に過ごすことを心掛ける。ブロック遊びやダンス、ボール遊び名4月に比べて保育者を真似て遊ぶことが増え、落ち着いて過ごせるようになってきたように感じる。保育者の言葉も真似る児が増えているので子どもの興味などを言葉で代弁して、様々な言葉を知っていけるよう保育を行って行きたい。…

1歳たんぽぽ組2023年度4月の保育日誌

4月 3日(月) 晴れ  齊木

新入園児は新しい環境に戸惑って泣く児もいるが、好きな玩具で遊び始める児もいる。進級児は泣いている子を見て不安な表情を浮かべる子もいるが、落ち着いて遊んでいる。園庭では年上児に優しく声をかけられ、砂遊びや散策遊びを楽しむ。進級児は担任が変わり、また環境も変化する時期にあたり不安も多くあると思うので、スキンシップをとりながら情緒の安定を図っていく。新入園児は、不安な気持ちを受け止めながら、信頼関係を築き、保護者とも様子を伝え合いながら、コミュニケーションがとれるようにしていく。

 

4月 13日(木) 晴れ  萩原

初めての散歩に出かける。バギーを見ると喜び、両手を伸ばして「乗りたい」と思いを表現する。道路脇や公園、駅前では色とりどりの花を見て笑顔を見せたり指さしたりして喜んでいる。高月齢児はバスや電車の乗り物が通る度に指さして保育者や友達と共有する。帰り道では外気の心地よさやバギーの揺れで心地よさを感じてか、うとうとと眠る児もいる。園庭で遊んでいる時にも数回試し乗りをしていたこともあり、進級児・新入園児とも落ち着いてバギーに乗ることができた。立ち乗りバギーに乗る高月齢児は周囲のさまざまなものに目を向け、楽しむことができ、低月齢児はバギーの心地よさを感じることができる。それぞれが、楽しさを感じ、興味を広げていけるよう、行き先を考えていきたい。

 

4月  18日(火) 晴れ  菊池

出席児が少なく、ゆったりと過ごす。靴下を履いてテラスに出ると高月齢児は自分で靴を履こうとする。保育者が砂山を作ると真似してシャベルで掬う子や、「まてー」と追いかけられるのを喜ぶ子がいる。保育者の「ダンゴムシ探そうか」の声に喜んで一緒に花壇に行って探す子もいる。園庭に出ている人数も少なく広かったことで、保育者と追いかけっこをするなどふれあいながら身体を動かして遊ぶことができ、また、ダンゴ虫探しなど春の自然に触れることができたと思う。子どもたちも落ち着いてきて、周りの様子に目が向くようになってきたので探索活動が楽しめるようにする。

 

4月 26日(水) 雨  城間

雨の為室内で過ごす。トンネル遊びでは保育者の真似をして短いトンネルをくっつけて遊んだり、トンネルに入ってバランスを取って遊んだりする姿が見られた。他児への興味も広がってきていて、他児に近くに行き、手を伸ばしたり、真似て遊んだり、「ばあ」などのやり取りを楽しむ姿が増える。一つの玩具で長い時間集中し、自ら遊びを発展させようとしたり、他児や保育者を見て真似したりして遊ぶ姿が多く見られた。次の活動が分かり、そこに興味を持つと保育者とともに片付けをしようとする児もいる。今後、次の活動を分かりやすく示し、期待をもって取り組めるようにしたい。…

1歳たんぽぽ組2022年度3月の保育日誌

3月 1日(水) 晴れ 末﨑

園庭遊びでは、マットや砂場遊具を使いごっこ遊びを楽しむ。お金や商品のやりとりをし、生活の中で見聞きしたことを真似ている。時に遊具の譲り合いが難しくなると、涙ながらに訴えてくる姿があるが、同じような遊具や気に入った遊具を保育者と一緒に探して遊び始めると、気持ちを切り替えられるようになる。運動遊びや表現遊びも広がっているので、友だちと一緒に楽しめる遊びを工夫していく。

 

 

3月 6日(月) 晴れ 尾崎

5歳児クラスと散歩に行く。5歳児には「歩幅を合わせてゆっくり歩く」ことや「手をしっかり繋ぎ、車に気をつけて歩く」ことを伝える。靴が脱げた時や段差があるときには気にかけてもらい、安全に散歩を楽しむ。多くの言葉のやりとりを楽しんだわけではないが、年長に優しくされる経験を味わうことで、思いやりや親切心に触れられる機会になった。

 

3月16日(木) 晴れ 萩原

絵の具遊びを楽しむ。これまで絵の具遊びの経験を重ねてきたことで、道具の使い方やのびのびと描く楽しさが分かり、期待を持って参加する。以前使ったローラーやタンポを思い出し、「きょうはつかうの?」と聞いてくる児もいる。手が汚れることを気にしている児も、楽しんで取り組めるようになる。今回は筆を使ったが、さまざまな道具を準備し、その中から選択するようにしても良かったのではないかとも思う。気持ちを開放してのびのびと楽しめるようにする関わり方も大切だと感じる。

 

3月30日(木) 晴れ 萩原

5歳児と一緒に駅前公園へ散歩に出掛ける。行き先を伝えると「トトロの公園?」と喜び、意欲的に支度を進めていく。出発前に5歳児から声を掛けられると喜ぶ児もいれば、人見知りや緊張を表す児もいる。公園までの道のりでは、会話をしたり、つくしやたんぽぽの観察をしたりする。公園では桜の花びらを集め、斜面の上がり下がりを楽しむ。5歳児との関わりを多く持つことで、初めは人見知りが強く関わることを拒否する姿も見られたが、手伝ってもらったり遊びに加わったりすることで、気持ちが通じるようになる。進級により大きく環境が変化するが、今年度の経験をもとに異年齢児と積極的に関わってほしい。…