1歳たんぽぽ組月のまとめバックナンバー

1歳たんぽぽ組2024年度5月のまとめ

食事

進級児新入園児とも手掴みや食具で意欲的に食べている。食べ慣れていないまた、見慣れていないメニューは、手を付けることもないものの一口食べてみておいしいことが分かると、そこからは食べ始める。野菜はカレーなどに入っていれば食べるが、サラダなどで提供される際は残が多い。みんな給食の時間を楽しみにしている。

睡眠

午前寝をすることもなくなり、給食後は自分の布団の上で絵本を見たり、お人形と一緒にゴロンと横になってゆったりと過ごしてから入眠する。入眠までに時間を要する子どももいるが、1時間から2時間の睡眠時間がとれるようになってきている。また、機嫌よく目覚めることができている。

排泄

オムツ替えを嫌がる子どももいるが、タイミングよく声掛けをすることによってスムーズに替えられる。汗をかいていることもあり、オムツ替えの頻度が少なくなっている。排尿した際には股を触って知らせてくれる子どももいる。午睡後などオムツが濡れていない時は、便座に座って排尿するいい機会なので誘ってみている。

健康

ほとんどの子どもが鼻水が出ている状態だった。鼻水を拭きながら過ごしている生活だったが、自分からティッシュを取りに行こうとする姿も見られるようになる。日中は暑い日も増え、戸外で遊ぶ際には水分補給にも気を付け、直射日光が当たるような場所で長い時間過ごさないようにした。

身体発達

園庭では砂場でシャベルや器を使って遊ぶことが多く、高月齢児は型抜きなど挑戦する姿が見られる。幼児の遊びを見てタイヤの上に乗ったり、虫探しをしたり遊びが広がっている。低月齢児は探索を楽しみ、気になるところへ行ってはその場に座り込んで遊ぶ。室内、室外でマットの山を出すと怖がらずに登ったり、ジャンプして降りたりする姿も見られるようになる。

情緒面

新入園児は園生活にも慣れ、保育士とも慣れ親しんでくると安心して過ごせるようになって、涙を見せることもなくなってきた。友達の存在を認めるようになってきて、関わりが少しずつ増えてきている。嬉しい時や楽しい時間を共有できる場面を増やしていきたい。

言葉

表情だけで意思を伝えていた子どもも、少しずつ発語と指差しで表現するようになる。高月齢児は言葉で伝えようと一生懸命な姿が見られる。共感してさらに言葉を発することへの意欲を育てていきたい。子ども同士でも自分の気持ちを伝えようとする場面があり、伝えられたことの喜びを共感していきたい。また、絵本や歌などを用いて自然と伝えていけるようにしたい。

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1歳たんぽぽ組2024年度4月のまとめ

食事

進級児は食具を使ったり、手掴みをしたりしてよく食べる。新入園児は保育者の膝の上で座って食べる子もいるが、概ねよく食べる。始めから食具を使う児もいるが、食べ慣れずにいた児も手掴みなどで食べるようになる。果物や野菜など苦手で進まない食材もあるが、楽しい雰囲気の中で自分から食べてみようとする気持ちを大切にする。

睡眠

保育者に抱っこしてもらったり、体を優しく触ってもらったりして入眠する。午前中に眠くなる児や、睡眠時間の短い児がいるが、一人一人の入眠時の癖や特徴をつかみ、安心して眠れるようにする。

排泄

トイレに誘うと進んで向かう児がいる。月齢の高い児は便座に座ってみたり、自分でおむつやズボンを履こうとしたりする姿が見られる。引き続き、清潔を保つことが心地良いと感じられるように声を掛けながらおむつ替えをする。

健康

咳や鼻水の出ている子や新入園児を中心に発熱する児が多い。鼻水が出ている時はティッシュで拭きとり清潔を保つよう心掛ける。体調を崩す子もいたので、室温や換気に気をつけ、暑い日はこまめに水分補給をして些細な変化でも見逃さず健康管理に留意する。

身体発達

月齢の高い子は園庭を走ったり、シャベルで器に砂を入れて遊んだりする。月齢の低い子は座って周囲の玩具に手を伸ばしたり、保育者と手を繋ぎながら歩行したりして、探索活動を楽しむ。
室内でも牛乳パック積み木を繋げると、落ちないようにバランスをとって歩こうとするなど、活発に体を動かして遊ぶ。

情緒面

入園当初は新しい環境への不安から、保護者との別れ際に涙を見せたり、後追いしたりする児がいたが、少しずつ園生活に慣れて保育者との関係ができたことにより、情緒の安定が見られる。在園児は甘えが強くなり、自己主張する姿が見られる。一人一人の気持ちに寄り添い、興味のある遊びを一緒に楽しんでいく。

言葉

色々な物を指差し、喃語や一語文で保育者に意思を伝えようとする姿がある。高月齢の女児は2~3語文を話し、言葉でのやり取りを楽しんでいる。好きな絵本や歌は保育者の真似をして一緒に楽しむ児も多い。保育者が一緒に楽しみながら、一人一人の気持ちや言葉に共感したり、上手く伝えられない時は気持ちを代弁したりし、やり取りが楽しいと思えるようにする。…

1歳たんぽぽ組2023年度3月のまとめ

食事

手を洗った子から好きな席やエプロンを選んで着席する姿が見られる。フォークを使って意欲的に食べ進めるが、スープをすくうのにスプーンが欲しいと知らせる子もいるのでその都度スプーンを渡し個別に対応する。見た目で苦手意識がある食材も一口食べたら「おいしい」と話したり、やっぱり苦手という反応を見せたりする姿が見られ、選り好みする姿が少なくなってきている。

睡眠

布団を敷いて欲しいと話し、自分の布団で横になって絵本を見て過ごす子やまだ布団には入りたがらず玩具で遊んで過ごす子がいる。睡眠に誘われることに抵抗を見せる子もいるので、静かに布団の上で絵本を読んだりぬいぐるみで遊んで静かに過ごせるよう配慮している。

排泄

意欲的にトイレに向かい、自分でズボンの着脱をする姿が見られる。一方で「でてない」「やだよ」と話す姿も見られるので、タイミングを図りながら誘っていく。タイミングが合いトイレで排尿や排便に成功する姿が見られるので、できたことを一緒に喜んだり、褒めたりすることで自信に繋げていく。

健康

鼻水や咳が出る子が増えている。発熱で欠席する子や園で午睡明けに発熱する子も数名いる。鼻水が出た時にはティッシュを取りに行く姿がみられる。遊びに夢中になっている時に鼻水が出ている時は保育者が声を掛けると気付くことができる。

身体発達

シール貼りや紐通しなど指先をつかう机上遊びにも慣れ、繰り返し楽しむ。てきている。園庭ではタイヤを運んだり、高く積まれた巧技台によじ登ったり、跳び下りたりと全身を使った運動遊びを楽しむ。

情緒面

もうすぐ進級するということがなんとなく分かって「むらさき(帽子)」「すみれさんになる」などと期待をもつ様子が伺える。環境や担任が変わることで不安になる姿も予想されるので、安心して過ごすことを第一に考えながら徐々に慣らしていく。

言葉

友達や保育者と一緒にお店屋さんごっこなどを通して言葉のやり取りや模倣遊びを楽しむ。「いらっしゃいませ」「こんにちは」「じゅんばんですよ」「ちょっとまってください」などと盛んに言葉のやり取りが見られる。また、歌や絵本などから色の名前や生き物の名前を憶えて口にする姿が増えているので、興味のあるものの絵本や紙芝居などに触れられる機会を増やしていく。…

1歳たんぽぽ組2023年度2月のまとめ

食事

「おなかだすいた」と言って席に座り、スプーンとフォークを使い食べる。ひじきや煮豆、色の濃い野菜の残食はあるが、友達と同じものを食べことを喜び、「みて、ぴかりーん」と食器を見せ合う姿がある。食べたい食材が増えていくような言葉掛けを心掛けていく。

睡眠

オルゴールをかけてゆったりした空間で過ごせるようにしている。話し掛けてくれたり身体を擦ってくれたりすることを喜ぶ。好きな絵本や玩具を持ちしばらくスキンシップをとってから、それぞれのペースでゆったり入眠する。

排泄

尿意を感じて知らせたり、オムツに排便すると不快そうにしたりする。遊びを続けたくてオムツ替えを拒む子もいるが、友達の誘いでトイレに向かう姿がある。寒さもあり、便器に座ることを嫌がる児もいる為、無理のないようにトイレに誘っている。トイレで排泄した時には共に喜びを共感して次への意欲へ繋げていく。

健康

鼻水や咳が出る子が増えてくる。発熱などで体調を崩す子も増えているので、家庭との連絡を取り合いながら、丁寧に健康観察をしていく。週明けや週末は疲れが見られ、食後すぐに眠くなる子もいるので、朝の視診や保護者との連絡を丁寧に行い一人一人の体調に気を付けていく。

身体発達

散歩を喜び友達と手を繋いで、景色や乗り物の様子、地域の方の声掛けに笑顔を見せる姿がある。園庭でも、平均台や巧技台で遊びながら身体の使い方を覚え、保育者に見守られながら1人で挑戦しようとする。

情緒面

自分の思うようにできない気持ちを受け止め、共感したり援助したりすることで気持ちを表せるように関わり、伝わった喜びを感じられるようにする。友達が困っていると声を掛ける場面が見られるので、子ども同士のやり取り見守り思いやりを持って関われるように時には仲立ちをしていく。

言葉

高月齢児は言葉数が増えて思いを言葉で伝えながらやり取りをする。テレビなどで聞いた言葉を使い保育者の反応を楽しんだり、乱暴な言葉を口にしてみたりすることもある。低月齢児は保育者の言葉に頷いたり身振り手振りで気持ちを表したり語尾を伝えたりする。月齢や発達に応じた対応をして保育者が仲立ちや代弁をしていく。

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1歳たんぽぽ組2023年度1月のまとめ

食事

スプーンやフォークを使い自分で食べる。メニューによっては手掴みで食べる子もいる。野菜を選り好みする子が多いが、「美味しいね」や「食べられたね」等の声掛けで一口食べてみようとする。食材の名前を言ったり、保育者に「ぴっかりーん」と食べた事を知らせたりする。言葉のやり取りを楽しみながら食事をしていく。

睡眠

食事を終えてすぐ布団で入眠する児、しばらく友達と絵本を見たり玩具で遊んだりしてから寝る児など一人一人のタイミングで午睡する。早めに起床する児もいるので様子を見ながら声を掛け、廊下に玩具や絵本を用意して過ごせるようにする。室温や湿度を調節し快適に眠れるように環境を整える。

排泄

排尿間隔が長くなり紙パンツが濡れていない事が増える。タイミングが合うとトイレで排尿する。寒さでトイレを嫌がる児もいるので室温を調整するなど安心して排泄できるようにする。

健康

入室すると袖をまくって手洗いをする児が増える。鼻水が出ている事に気が付き、保育者に知らせ、自分でティッシュを持ってきて拭こうとしたり、友達の鼻水が出ていると「はな(でてるよ)」と伝え、ティッシュを渡したりする。きれいになったことに共感し、気持ち良さに気付けるようにしていく。鼻水が出ている児も多く、感染症が流行る時期なので、家庭と連絡を密に取り、一人一人の体調の変化に気をつけていく。

身体発達

短い距離だが友達と手を繋いで歩けるようになってくる。少しずつ距離を伸ばしていく。また、マット山に登る、勢いをつけて走る、ポックリなど身体を伸び伸びと動かす遊びと新聞紙ちぎり、パズルなど指先を使って楽しめる遊びのバランスを取っていく。

情緒面

友達が泣いていると「ないてる」と心配して保育者に伝えたり頭をなでたりして気に掛ける姿が見られる。相手を思う気持ちを大切にし、必要に応じて保育者が仲立ちをして見守っていく。

言葉

語彙が増え、言葉も明瞭になってきて保育者や友達と言葉のやり取りを楽しむ。うまく伝わらない時は身振りや指差しで思いを伝えようとする。言葉のやり取りを楽しみ、思いを伝えようとする気持ちを受け止めたり、応じたりしながら安心して表出できるようにする。…

1歳たんぽぽ組2023年度12月のまとめ

食事

エプロンを一人で付けてみようとする。難しい時は「やって」と知らせる。味の好みが出てきて苦手なものは口から出したり、見た目で「いらない」と話したりすることもある。また、「おいしい」「もっとたべたい」などの声も多く聞かれる。食具を丁寧に使い一人で食事をする。掬いにくい食材やメニューによっては手掴みで食べる。スプーンに乗せておくなどして食具で食べるようにしていく。

睡眠

無理なく布団に誘うように関わる。午睡のタイミングがずれてしまうと、起床時にすっきりと起きられない児がいる。絵本を見たり、人形を持ったりして布団に入り、ゆったりと過ごす時間を作る。また、睡眠中の室温、湿度を調整していく。

排泄

排尿間隔が長くなり、紙パンツが濡れていないことが増える。オムツが濡れていないタイミングで便座に座って排尿に成功する児もいる。一人一人の排尿間隔を把握しトイレに誘っていく。

健康

鼻水、咳、発熱などの症状から欠席する児も多い。鼻水が出ていると「はな」と保育者に知らせに来たり、友達にティッシュを渡したりする児もいる。こまめに拭くようにして中耳炎にならないように気をつけていく。また、乾燥から肌が荒れている児がいる。視診、触診をこまめに行い家庭と連携を図りながら健康管理に努める。

身体発達

園庭でタイヤの上に風呂マットを敷いた上でバランスをとりながら上り下りを楽しんだり、かけっこをしたりして遊ぶ。散歩に少人数で出かけ、友達と手を繋いで歩くことができるようになってきているので、少しずつ距離を伸ばしていく。

情緒面

幼児クラスのお楽しみ会の劇や歌などの発表を見る機会が増え、他クラスとの交流を喜ぶ。戸外に出る時、友達に靴下や靴を渡す優しさが見られる。時々玩具の取り合いで揉めることがあるので、遊んでいる様子を見守りながら必要に応じて仲立ちをしていく。

言葉

保育者の言葉を理解し、態度や簡単な言葉で自分の思いを伝えようとしたり二語文での表現で思いを主張したりする児が増えている。同じ興味の対象を介して友達との関わりが広がる時期なので、保育者は仲立ちしながら子どもたちが、言葉で思いをやり取りする喜びを経験できるようにしていく。…

1歳たんぽぽ組2023年度11月のまとめ

食事

食具は自らフォーク・スプーンを選択して使う。食材への興味が出始め、「これなに?」と保育者に聞いたり、気になる食材を摘まんで確認してから口にしたりする。色の濃い野菜では苦手意識をもつことも多いが、少量食べておいしさに気付き、全量食べきる児も増えてきている。調理室を覗いて食材を見たり、絵本を読んだりしてさらに食への関心を深め、食べる楽しさを味わえるようにする。

睡眠

活動や体調により、それぞれのペースで入眠する。絵本を読み好きな玩具で少し遊んだ後に布団に入る。足や身体を擦られて気持ち良さそうに眠りに入る。室温や湿度をこまめに調節して、心地良い睡眠がとれるようにする。

排泄

排尿したことを保育者に伝え、オムツやズボンの着脱をすすんで行う子が増えてくる。タイミングが合うとトイレで排尿する子もいるので、個々にあったタイミングでトイレに誘い、心地良さや喜びに共感していく。

健康

気温が下がり寒さを感じるようになってくる。鼻水や咳、発熱などで体調を崩す子も増えているので、家庭との連絡を取り合いながら、丁寧に健康観察をしていく。水が冷たくなり手洗いが十分でない子もいるので、手洗いをしっかり行い、室温、湿度、換気に気をつけて感染予防に努めていく。

身体発達

園庭では、ポックリ、マット山でバランスを取りながら身体を動かす。保育者とボールを蹴ったり、投げ合ったりしながら楽しむ姿が見られる。風が吹いて寒さを感じると早めに入室したい子もいるので、室内でもダンスや運動遊びで、身体を動かして楽しめる工夫していく。机上遊びの中でシール貼りなど、指先を使った遊びを楽しむようになる。指先を使った活動を取り入れて指先の発達に繋げていく。

情緒面

ごっこ遊びが盛んになる。気の合う友達を誘い、経験をもとに場面に合った言葉を選んで会話を楽しんでいる。お店屋さんごっこでは食事の提供やお金のやり取りを楽しむ。人形を抱いてミルクをあげたりお風呂に入れたりとお世話する楽しさを味わうなど遊びが広がっていく。一人一人の思いや表現を大切にして、遊びが展開するように環境作りをしていく。

言葉

単語や二語文、語尾を言い身振り手振りで、思いを伝えようとする。相手に伝わりにくい時もあるので、保育者が仲立ちしながら言葉を添えていく。絵本を指さしたり「これは?」と尋ねたりする言葉に保育者が耳を傾け優しい口調で丁寧に応えていく。…

1歳たんぽぽ組2023年度10月のまとめ

食事

嗜好がはっきりしてきた児も多く、好きな物が終わると「もういらない」「ごちそうさま」と自ら保育者に伝える。手を添えながらもスプーンやフォークを使って食べようとする姿が増える。落ち着いた雰囲気の中で楽しく食事ができるように見守っていく。

睡眠

全体的に入眠が遅くなり、食後は人形で遊んだり、絵本を読んだりしてから入眠する。生活リズムによって睡眠時間に差があるため、先に目覚めた児は保育者と関わって過ごしたり好きな玩具で遊んだりして過ごす。

排泄

自分でおむつやズボンを着脱したり、すすんで便座に座ろうとしたりし、タイミングが合うと、トイレでの排尿ができる児が増えてきている。個々の排尿間隔を把握し、無理なくトイレに誘い成功した時には、心地良さや喜びを共感していく。また、これから寒くなりトイレに行くことに消極的になることが予想されるので、トイレの環境作りに工夫していく。

健康

アデノウイルスや鼻水や咳が出る児が増える。保育者が鼻水の出ていることを知らせるとティッシュを取って拭いたりする。丁寧に健康観察を行ったり、日中の様子に留意しながら見守ったりして、体調管理に努める。また、室内の換気や室温、湿度の調整、手洗いを行い、感染症の予防をしていく。

身体発達

マットの山や平均台渡り、トンネルくぐりなど様々な体の動きを繰り返して遊ぶことを楽しんでいる。一人で難しい時は保育者に手を伸ばして挑戦する姿が見られる。今後も子どもの興味関心に応じてのびのびと体を動かして楽しめるようにしていく。

情緒面

友達に興味があり顔を近づけたり、体を触ってみようとしたりする。同じ場で同じ遊びをしている児と顔を見合わせたりやり取りしながら遊んだりして、友達と関わろうとする姿が増えてきている。時には友達の玩具に手が伸びる場面もあるので十分な数の玩具を用意し、お互いの気持ちを受け止め仲立ちしていく。

言葉

意思表示がはっきりし、単語や二語文、喃語や身振り手振りで伝えようとする。絵本などに出てくる簡単な繰り返しの言葉や面白い響きの言葉を模倣したりして喜ぶ。話そうとする気持ちを受けとめ、分かり易い言葉で応答し、言葉でやり取りする楽しさを感じることの出来るよ温かな気持ちで見守っていく。…

1歳たんぽぽ組2023年度9月まとめ

食事

スプーンや手掴みで意欲的に食べている。汁物の具やおかずなど苦手な食材があるものの、友達の食べる様子を見て食べてみようとする姿があり、味が分かるとそのまま食べる児もいる。絵本などを通して食に興味が持てる環境を作る。

睡眠

自分の布団に絵本やぬいぐるみを持って行って寝かす真似をしたり、抱えて一緒に眠ったりする児がいる。保育者が傍に寄り添い、体をさすり安心して入眠する。気温の変化が大きいので気持ち良く入眠できるよう窓の開閉、エアコンの設定温度や換気に留意する。

排泄

紙パンツに便や尿が出るとオムツを指差すなど表情や動作で知らせる姿が見られる。タイミングが合うとトイレで排泄する児もいる。友達がトイレに座っている姿を見て、自分もやってみようとズボンなどを脱ごうとする姿がある。自分からやってみようとする気持ちを大切にしながら無理なく誘っていく。

健康

先月と同様に咳や鼻水が出る。下痢などの症状で欠席する児も多い。気温の変化もあるので一人一人の健康状態を把握し、体調管理に気を付けていく。

身体発達

歩行が安定し、保育者と追いかけっこを楽しんだり平均台をバランスを取りながら歩いたりする。高温で外に出られず室内で過ごす日が続く。手首や指先を使って井形ブロックやメガブロックをはめるのが上手になる。好きなダンスの曲が流れると笑顔を見せて体を揺らし腕を回す動作などの動きをしながら踊る。外で活動する際には日陰を選んだり服装を調節したりしながら体調に考慮して過ごしていく。

情緒面

友達と手を繋いで歩いたり泣いている友達を撫でたりするなど関わりが増えている。時には使っている玩具が気になり手が伸びることがある。「○○ちゃんが使ってるね」「『貸して』って言ってみよう」など関わり方を知らせ楽しく遊べるように仲立ちをする。

言葉

繰り返しの言葉がでてくる手遊びや、絵本を保育者と一緒に楽しむ中で言葉を獲得していく様子が見られる。思ったことや感じたことを二語文や三語文などで少しずつ言葉にして保育者とのやり取りを楽しむ児もいる。「だ(っこして)」「せんせ」など少しずつ言葉が出てきている児には保育者が伝えようとしている思いを汲み取り言葉を補ったり代弁したりしながら言葉で伝わる喜びを共有し、話す楽しさを味わえるようにしていく。…

1歳たんぽぽ組2023年度8月のまとめ

食事

嗜好が出てきて野菜の残量が増えている。食具を使って食事をしたり、掬いにくいものや好きな物を手づかみで食べたりする。食具の持ち方を知らせたり、掬いやすいように食材の大きさや量を工夫したりして、自分で食べられた喜びを感じられるようにする。

睡眠

食後すぐに眠くなる児や、絵本や好きな玩具で遊びゆったりと過ごした後、身体を擦られて入眠する児がいる。室内を心地良い室温・湿度に保ち、安心して眠れるように一人一人に合わせた対応をしていく。

排泄

トイレに誘うと、自分でズボンを脱ごうとしたり、便器に興味を持ち、座って水を流したりする。排尿した時には一緒に喜ぶ。活動後や午睡明けは便座に座り、排尿する児もいるのでタイミングを見て声掛けをしていく。

健康

発熱で欠席する子や、咳や鼻水の出ている児が多い。体調の変化に気をつけ、変わった姿が見られた場合は検温するなど保護者と連絡を密にとっていく。活動で汗をかいたらシャワーや着替えをして肌を清潔に保ち、こまめな水分補給をして快適に過ごせるようにする。

身体発達

熱中症警戒アラートが連日でており、室内で過ごすことが多い。室内遊びでは、ダンスや運動遊具を使った遊びで十分に体を動かしたり、新聞紙遊びなど手先を使う遊びをしたりする。水遊びが出来る日には、喜んでジョウロや水鉄砲・魚すくいで遊び、全身で水に触れて楽しむ児もいる。動きが大きくなってきて、時には友達同士の接触も見られるので安全に配慮し見守る。

情緒面

自分の気持ちを出せるようになり、成長と共に自己主張も強くなる。「やだよ」「だめ」の言葉も増えてくるが、友達や保育者と遊びを共有することを喜ぶようになる。思いが通じないと手が出たりすることがあるので気持ちを受け止め、保育者が見守る中で安心して友達との関わりが経験できるようにする。

言葉

不明瞭だが単語を発する子が増える。単語や二語文に身振りや手振りを交えて、思いを伝えようとする。伝えようとする気持ちを大切にし、言葉を補ったり他の言葉に置き換えたりして、やり取りを楽しめるようにする。好きな絵本のフレーズを読み聞かせに合わせて話したり、友達の名前を呼び、「おいで」「いっしょにやろう」と誘い合ったりする児がいるので、様々な言葉に触れ語彙の獲得に繋げていく。…