2歳すみれ組2022年度6月の保育日誌

6月9日(木) 曇りのち晴れ 菊池

ピーマンの水やりを楽しむ様子があり、水をやることを伝えると急いで靴を履き替えて笑顔で参加し「もう一回やる」との声が聞かれる。花が咲くなど変化がでてきたら更に関心を高められるようにする。園庭では滑り台や平均台渡りを楽しむ。平均台渡りでは10cmの高低差を付けてみるが、想定より渡れており、20cmの高さから飛び降りると笑顔が見られ、何度も行う子もいる。ログハウスではお風呂マットで扉を作り家に見立て、おままごとが始まる。子どもたちで楽しめるようになるが、保育者が仲間に入ることで遊びが膨らみ、誕生日の歌を歌いあう姿がみられた。蟻やダンゴムシを探し、友達と入れ物を覗いている。

 

6月16日(木) 曇り 平本

地面が湿っていたため、裸足になって遊ぼうと誘う。数名の子は嫌がっていたが、ほとんどの子は「きもちい」「つめたいね」と、湿った土の冷たさや感触を楽しむ。砂場で大きな砂山を作ると、シャベルを使って砂を盛り付けたり、穴を深く掘ったりする。すると、ジャンプして穴に飛び込んだりすることを繰り返す。泥遊びや水遊びの機会が増えてくるので泥や水の感触を感じながら遊びを楽しめるように関わっていく。入室する前に、見通しを持って行動できるような声掛けをすると、積極的にズボンを脱いだり足洗をしようとする子が多かった。自分でやろうとする意欲を大切にしながら見守ったり、見通しを持って行動できるように、分かりやすい言葉で伝えていく。

 

6月22日(水) 曇り 平本

散歩へ行く。9:30過ぎの登園の子が数名いたため、全員で散歩に行けるように出発時間を遅らせ、近場で散歩をする。久しぶりであったため喜んで歩いているが、転倒したり、靴が脱げたりする子が多い。小学校の給食室前を通ると「いいにおいがするね」「今日のご飯なにかな」と保育者や友達と話したりする。気温が高くない日は散歩をして、様々な場所や道中を歩く経験をしたり、距離を伸ばしたりして歩く楽しさを感じられるようにしていく。子どもたちの歩幅が違うため、間隔をあけながら十分に歩けるように配慮していく。

 

6月27日(月) 晴れ 菊池

模造紙5枚を机や窓に貼り、クレヨンを一本持って描く。最初に「どんな色がすき」の絵本を読んだことで興味をもって描き始める。立てかけてある机が人気だったのでもう一台増やすと、そちらへ移動して、机の縁や高い場所に興味をもって描く子もいる。「おんなじ」とクレヨンの色が同じことを喜び合う姿もある。手を縦横自在に動かし20分集中して行う。すぐに飽きるかと思ったが、クレヨンの曲を流したり保育者も一緒に描いたりすることで興味が続いたと思われる。大きな紙も嬉しかったようである。導入や興味を持続させることが大切なので、今後も遊びが広がるような関わりを心がける。これから高温注意報などで、外に出られないことが多くなると思われるので、室内遊びを充実させていく。

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