7月6日(火) 曇り 萩原
先日ジャガイモ掘りをした日野中央高等特別支援学校に、手作りのカードをもってお礼にうかがう。友達と一緒に芋ほりの楽しさを振り返ったり、どんな料理にして食べたかを伝えたりしている。梅雨で戸外にでられず、芋ほりからだいぶ時間が経ってしまったものの、その時の様子はしっかりと覚えており、また自分で収穫したものをおいしく食べられた喜びも合わさり、心をこめて感謝の気持ちを伝えることができる。コロナの関係で園外の方との繋がりが持ちにくい状況ではあるが、地域で育てる子どもとして、できる関わりはもちたいと思う。
7月9日(金) 曇り時々雨 萩原
身近なものを使ってゲーム遊びで、まずは新聞紙を使ってゲームをする。新聞紙を手にすると絵や写真を見て、そこから情報を得ようとしている。そこで、文字探しゲームから始め、ジャンケン島取りゲーム、島渡りゲームと遊びを展開させていく。最近、友達との手紙のやりとりをしたり、自分で本を読んだりする姿が増え、文字への興味の高まりが感じられる。遊びのなかで楽しみながら文字への興味を高めていけるよう工夫していく。
また、大縄やゴム紐を使ったゲームでは、縄やゴム紐に対して身体がぶつからないように、跳んだりくぐったりする。『どのように体を動かすべきか』を見て考え、判断し、巧みに身体を動かしていくことができる。「自分の身体の認識」「身体の動かし方」を感じることができる遊びを積極的に取り入れ、身体作りに活かしていきたい。
7月20日(火) 晴れ 萩原
今週始まるオリンピックについての話をする。保育室に万国旗を飾っておくと、『世界の国だ!!』と喜んで見ている。オリンピックでは世界中から人が集まりスポーツで競争することを知らせると、『世界のみんなの運動会ってことだね』と徐々に興味をもち始める。そして、地球儀や世界地図を見ると、知っていることを口々に話し始める。これからテレビなどでオリンピックの内容が報道されるようになると、興味・関心が高まっていくことと思う。世界にはさまざまな国があり、さまざまな人がいるということを知る機会になると考えられる。そこから、子どもたちが感じることや気づきを、活動や遊びに繋げ、皆で共有していけるようにしたい。
7月29日(水) 晴れ 萩原
水遊びでは、ビニールプールに水を張っていくと冷たさや感触を楽しみ、徐々に友達と水を掛け合ったりして遊びがダイナミックになっていく。魚の玩具を使った遊びでは、これまでにも経験のある魚すくいから始まり、樋を多数繋げて魚を流す遊びへと変化していく。初めのうちは大量に水を流すことで玩具を押し流していたが、思うように流れないことで、樋の組み方を変えたり、角度をつけたりと友達と相談しながら試行錯誤をしている。さまざまな玩具や道具を手にし、「どう遊ぼうか」「この道具をどう使おうか」と友達同士で話し合い、遊びを展開していく。ひらめきのきっかけを提示し、そこから子どもたち自身で試行錯誤しながら遊びを深めていけるよう、場面に応じた援助を行っていく。